2017 Japan Women’s Open
1st Round
Aleksandra Krunic def. Kimiko Date, 6-0,6-0
ようやく、録画で伊達さんの引退試合を見ました。
完敗でしたね。肩の故障で思い切り打てないサーブ、衰えたフットワーク。全盛期とはほど遠い状態でした。でもそれは、やるべきことをやり尽くした結果でもあるので仕方ありません。むしろ、度重なる怪我を乗り越えて最後までプレー出来るまで戻してきたことが賞賛に値すると思います。
それでも1ゲームでも取らせてあげたかったし、本人も0−6,0−5で「1ゲーム取りたい」と石井コーチに言っている様子がマイクで拾われていました。
最後まで勝負にこだわる姿に感動しました。
クルニッチの出来の良さも見逃せませんでした。確かに、伊達さんから甘い球が来ていましたが、それを簡単にコートの端にコントロールしてウィナーに結びつけていました。
「もう少しミスしてくれても良さそうなものなのに」が、クルニッチに対して持った感想の全てでした。
引退試合で屈辱のダブルベーグル。伊達さんも観客も、もう少し競ったスコアを期待していたことでしょう。しかしこの現実がまた、真剣勝負だということを表していて良いですね。
完敗だったものの、独特の速いテンポやコンパクトなスイング、スライスなど配球の上手さは垣間見ることが出来ました。
あそこまでコンパクトなテイクバックは、男女通じて他にいません。最小限の力で最大限の効果を得ることに特化した、一種の究極のテニスだと思います。
テイクバックを大きく取り、思い切りスイングすれば速いボールが打てます。しかしそれは同時にミスヒットの確率も増やします。また、速い球に差し込まれることも増えます。
テイクバックを小さくすればスイングスピードは確保しづらいものの、スイートスポットでヒットしやすくなり、速い球にも差し込まれません。
最終的にはこのトレードオフの中で最適な、自分に合ったスイングスピードを設定することになりますが、伊達さんは後者に特化した打ち方ですね。
コンパクトでも打点を前に取ることによって必要なスイングスピードを確保しつつ、ボールを楽に飛ばす。同時に相手の時間も奪う。非常に合理的であり、特に芝で活かされるテニスですね。
反対にクレーとはとことん相性が悪かったです。それでも全仏でベスト4に進出し、セカンドキャリアでもサフィーナから劇的な勝利を奪うなど、結果を残しました。それにしても、全仏でサンチェスのムーンボールはいやらしかったなあ・・・。どんなに頑張って速い攻撃を仕掛けても、何回も何回もリセットされて、粘り負けてしまいました。見ていて面白いテニスをしていたのは、間違いなく伊達さんの方でした。
「ラケットを見るのも嫌になり」、引退したファーストキャリア(1989〜1996)よりも、セカンドキャリア(2008〜2017)の方が長かったんですよね。それだけ、セカンドキャリアではテニスと、そして勝負を楽しんでいたし、心の成熟もあった。もっと早く復帰していれば・・・と思う気持ちもありますが、仕方ありませんね。きっと必要な休息だったのでしょう。
復帰を決めたきっかけとなったのは、2008年のグラフ、ナブラチロワとのエキシビションマッチでした。そのための準備をしている内に、復帰への意欲が湧いてきたのだそうです。
それで思い起こされるのは2000年、グラフの引退ツアーのときです。当時、東京体育館でグラフと対戦した伊達さん。エキシビションでも手を抜く性格に思えないグラフに対し、きっと伊達さんは惨敗してしまうだろう・・・そう思いながら見ていましたが、予想を裏切って大健闘。あの’96のフェド杯での勝利や、日没順延となったウィンブルドン準決勝の再現のようなウィナーの連続に、「伊達さん復帰してよ〜。まだまだ行けるじゃない!」と思ったものですが、このときは復帰しようという気持ちにはならなかったんですかね。
この試合は確か、ファイナルセットタイブレークまでもつれましたが、最後の最後で完全に真剣モード、鬼モードに入ったグラフが、顔を真っ赤にしながらフォアを打ち込みまくって勝利しました。
42歳での最年長ツアー優勝、グランドスラム3回戦進出など、輝かしい成績を残しました。全日本も優勝しましたね。
屋根付きのウィンブルドンセンターコートも経験しましたが、あの屋根が1996年にあったらな〜、と思ったのは私だけではないでしょう笑。
本当に、長い間夢と希望を与えてくれました。心からお疲れ様と言いたいです。
ここで、鼻血ブログの初期からの読者の方でないと知らないであろう、いや古参の方でもほとんど知らないであろうネタを一つ。
このブログを立ち上げたのは2008年2月。伊達さんが復帰を発表したのはその直後、2008年4月ごろだったと思います。
そこで私は反射的に、
「クルム伊達公子を血管が切れるまで応援し続けるブログ」
というものを立ち上げたのですwww
結局、2つのブログを運営する余裕はなく、あっという間に消滅してしまったブログでしたが、何人の方が覚えていらっしゃるでしょうか?
当時は、「鼻血ブログのパクリブログがありますよ!!!」と連絡してくださる親切な方もいらっしゃいました。
あのブログ、続けていたら面白かったかもしれませんね。
どんどん思い出が蘇ってくるので、もう想いに任せてどんどん脱線しちゃいますが・・・。
私は、錦織が台頭するずっとずっと前からのテニスファンですし、日本選手もずっと応援しています。
修造さんの現役時代はもちろん応援していましたし、彼の「卒業」試合も有明に見に行きました。
辻野さんがベッカー相手にセイコースーパーテニスで大接戦をしたと聞いては興奮し(これは残念ながら現地に行けなかった)、増田健太郎がスペインで修行して帰ってきたと聞いては見に行き、土橋さんの試合のボールボーイもしたなあ。このときは、ネットのボールボーイだったんですが、なんと試合中1回も土橋さんのボールを拾わなかったんですよ・・・!(相手のボールは拾った) つまり、土橋さん(ど根性スピンどシコリタイプ)は試合を通じて1回もネットしなかったんです。
あ、サーブはさすがにネットはしてましたよ。ストロークの話です。
1998年のストックホルムオープンで鈴木貴男さんがベスト8に入った頃、食い入るようにATPサイトなどから情報を集めていました。
(当時、ライストなどというものはなかった)
有明男、デ杯男だった貴男さんの試合は何回も見ました。屋根のしまった有明でスリチャパンを完封したのも見たし、フェデラーにファイナルセットタイブレークまで行ったジャパンオープンも現地で見ていました。
世界100位に入る選手は修造さん以外にはいなかったけど、それでも今と全然変わらないレベルでテニスは楽しんでいたなあ・・・と思います。
そして1990年代は女子の黄金期で、伊達さんだけでなく沢松奈央子さん、神尾米さん、遠藤愛さんらも活躍していた。
その後も杉山愛さん、長塚京子さん、浅越忍さんなど次々と世界で活躍する選手が現れてまったく興味は尽きなかった。
そこへ錦織の出現。
はじめて知ったのは2004年。雑誌で。
2006年の全仏ジュニアの活躍で何かこれまでの選手と違うものを感じ、2007年のツアーベスト8などでさらに注目して初の生観戦(2007AIGオープン)。
これでその後の活躍を確信し、ブログを立ち上げた直後にデルレイビーチを優勝したのでした。
以来、私のテニス観戦は完全に錦織を中心に回っていて、それは今でも変わらないのですが、こうやって振り返って見るともうやっぱりテニスそのものを愛しちゃってるんだなあと思いました。伊達さんの去る姿を見てますますそう思いました。一つの時代が終わったと感じて寂しくなりましたが、これからも死ぬまでテニスを見続けていくのだと思います。
今後、錦織のキャリアがどうなるかは確定的なことは言えませんが、私は錦織は伊達さんと同じく不屈の闘志を持っていると思うし、同じくらいテニスを愛していると思います。
だからきっと、またコートに元気に現れてくれるし、活躍してくれると信じています。
そして例え成績がなかなか出なくても、応援する気持ちは変わらないと思います。これまで上記のようなたくさんの選手を成績に関わらず応援してきたからです。結果を出すために選手は努力し、結果が出ればファンも喜び、負けたら悲しみますが、それだけではないなあ、と。今回で言えば0−6,0−6は完敗だし、ひどい数字だけど、その背後にはものすごい量の努力や、周囲のサポート、ファンの思い、何十年に渡るキャリアの重みがあるわけです。本当に、結果だけではない感動をずっとずっと、伊達さんは与えてきてくれたのだなあと、短い試合時間の中にも思い出しました。
今は有料・無料問わず多くの試合が放映されるし、YouTubeなどでテニスの動画を沢山みることができます。
外出先でもスマホ一つあれば試合のスコアや映像がチェックできます。
SNSで多くのファンと繋がり、リアルタイムで感動を共有することが出来ます。
ものすごい時代になりました。贅沢です。すごく贅沢な時代です。
錦織がちょっとくらい負けたって、大したことではありません。
今までに錦織に、伊達さんに、多くの選手にもらった感動を思えばお釣りで体が埋まってしまうほどだと思います。
伊達さんの引退記事なのに思いっきり話題がずれてしまって、これは多くの人の目に触れる文章としてははっきり言ってお粗末すぎると思いますw
でもこれが個人の勝手メディアのいいところとも言えますので、今日の所はこのままでいいかなあ、と思うことにしますw
久しぶりに何も考えずに自分の気持ちを表現できたので、気持ちいいです。
本当は引退セレモニー(かなり時間を取って、濃密で各個人の味が出ていました。特に浅越さん)の様子などもレビューしたかったのですが、この流れでは難しいw
伊達さんが去って悲しいけど、「この人は、今度は引退してもテニスと関わるのはやめないだろうな」、と感じられることは嬉しいです。
私は、伊達さんのテニスを愛する気持ちや、故障に関する知識、周囲の騒音との付き合い方、モティべーションの保ち方などを、錦織に伝授して欲しいなあ、と思っています。
陣営入りすることは容易ではないと思いますが、できることならそうして欲しいとすら思っています。
少なくとも、錦織にとって、じっくり自分と向き合う時間がある今の状況の中、伊達さんの経験談を聞くだけでもかなり意味があると思うんです。
何より伊達さんが、
「ごちゃごちゃ考えてないで、自分のために思い切ってやってみなよ!」
って感じで錦織の背中を押してくれそうな感じがするのです。
チャンのような理詰めでプロフェッショナルな姿勢も必要だし、ダンテのように友達のように親身に見てくれる人も必要ですが、伊達さんのようにとにかく自分の可能性を追求し続けた人というのは別次元であり貴重な存在ですから、きっと錦織にとってもいい刺激になると思うのです。
ああ、これだ。伊達さんの引退に際して錦織がらみでいいたいことはこれだった。思い出して良かった。
本当に支離滅裂な記事ですが、推敲もせず誤字脱字の修正もせず世に送り出してみたいと思います。よろしくお願いします。
ちなみに、酒は飲んでおりません。
はじめまして。
熱く込み上げるものを感じる情熱的な記事で、感動しております。
これからも応援し続けます!
rors引用 返信
こういう記事が、読みたかったんです。
ナブラチロワとグラフのエキシビ、見に行きました。
伊達さんの仕上がりに驚き、まだまだやれるんじゃないかと思ったら、復帰されて、二度びっくりでした。
WBやフェド杯を、リアルタイムで見ていた者としては、当時の錦織選手よりは、伊達さんに注目でした。東レも、何度か見に行きました。
あのライジングを完成させるのに、どれだけの努力をされたかを、ドキュメンタリーで見たことがありました。誰にも真似のできない技術は、誰にも真似のできない努力の賜物だと思っています。
伊達さんのテニスを見られたことは、本当に幸せでした。
心からお礼を申し上げたいです。
HIPPO引用 返信
団長さんの年齢がなんとなくわかってしまうwww
これからも大変だとは思いますが、頑張ってブログ続けてください。
山田くん引用 返信
やはり、はじめまして。
今まで拝見した団長さん執筆記事の中で、一番、胸にすっと入ってきた大作です。
うんうん、うんうん、×100万倍!
特に後段、伊達さんの錦織陣営入りを切に願うくだりは、まさに大きく I agree 100% with you!!
弱気になっていた錦織応援団の末席要員ですが、心新たに、彼のリフレッシュした姿を待ちたいと思います。
そこに…、伊達さんがいたら…、妄想が止まりません。
ボル・マケンロu引用 返信
いつも団長さまの冷静な記事の中から溢れるテニスへの情熱を感じていましたが、やはり伊達公子という1つの時代を築いたテニス選手の引退を目の当たりにしておさえることができなくなったのですね。いつもより10倍増しで感動しました。
これからもついていきますよ〜!
ROM引用 返信
起きてて良かった! これが読めて^^
心がストレートに伝わりました。共感できる部分もたくさん。
私も、何らかの形でいいから、伊達姉さんにサポートして欲しいと願います。
というか、伊達さんの心残りを、錦織選手の身体を借りて完成して欲しいのです。
彼女の中には、力で圧倒するテニスに打ち勝つ道が見えているような気がするんです。
その完成形が見たいなぁ~。
おばっち引用 返信
今晩は。
団長さま、伊達公子さん記事有難うございます。溢れる伊達愛、溢れる錦織愛、溢れるテニス愛に感動ひとしおです。
伊達公子さんの陣営入りは叶わないかも知れませんが、落ち着かれたら、とにかくおにぎり握りに渡米してくれないかなあと妄想しています。
NORICHAN引用 返信
小生の場合は、(もう何度か書いてますが)たぶん95年に伊達選手のRGでの試合を応援に行こうとしてたのに、会議が長引いて焦って会場に到着したら、試合は既に敗戦で終わっていてボーゼンと立ちつくしたのが痛恨の思い出です(それ以来の教訓:テニスは何が起こるか分からないので会場にはなにがなんでも数時間前には到着すべし、笑)。RGもメッセージを出しており、95年のQFイバ・マヨリとの対戦のビデオを観ていると、伊達選手のプレースタイルの特徴がよく出ていて懐かしいですね。引退に際しては、往年のライバルからもメッセージが寄せられていて、たとへばガブリエラ・サバティーニ(同じ1970年生まれ)も”Gran rival, mejor persona -farewell”とコメントしています。どのような分野においても、特に外国でも信頼され尊敬される立場を築くのはとても難しいことです。同じキャリア・ハイのランキング4位を達成した伊達選手と錦織選手は、いつも言っているようにテニスのTrésor national vivant(生ける人間国宝)だと思っています。リタイヤ後もテニスを通じて、そういったライバルと旧交を温め、豊かな人生を送れるのはとても羨ましいことです。これまで得た経験を錦織選手なり日本のテニス界にフィードバックしてくれることを期待しています。
禮引用 返信
アナザー鼻血です。
感動的な記事に思わず。久しぶりに投稿します。
伊達さんの引退にショックを受け、なかなかうまく気持ちを表せなかったんですが、この記事で自分の心の整理が付きました。
モヤモヤと考えていたことがかなり書いてありました。
僕も修造さんや伊達さんのゲームをリアルタイムで観ていたクチです。
テニスそのものが好きなんです。
その気持ちを大増幅させてくれたのが世界のトップで戦える伊達さんであり、それを受け継ぐ錦織でした。
理論詰めで整合性のある記事も団長の持ち味だと思いますが、こういう感情のこもった記事もお願いします!
鈴木鼻血引用 返信
久しぶりに、団長の気持ちが入った記事を読んで感動してます。
ご自身でも書かれているように、
>チャンのような理詰めでプロフェッショナルな姿勢も必要だし、ダンテのように友達のように親身に見てくれる人も必要ですが、伊達さんのようにとにかく自分の可能性を追求し続けた人というのは別次元であり貴重な存在ですから、きっと錦織にとってもいい刺激になると思うのです。
これ、本当に同意です!
全く別のタイプのそれぞれプロフェッショナルな人が、錦織を支えてくれることが、今の錦織には必要なのかもしれません。
伊達さんの
「絶対に負けたくない!最後まであきらめたくない!」
それ故、コート内では鬼と化していたという、あの勝負に対する強い思いとテニスが好き!という思い。
それら全てを、錦織にももう一度注入してあげて欲しいです。
この時間だけはあるであろう、リハビリ中に錦織に会ってあげて欲しいな~。
yuri引用 返信
団長さん
テニスを愛する心、選手を応援する熱い気持ちを思うままにつづった素晴らしい記事に、感動のあまり胸がいっぱいになりました。ありがとうございます。これから何度も読み返すことになりそうです。
この記事、錦織選手に読んでもらえたらいいのになあ。
伊達さんの陣営入り、実現しないかなあ。
だいあん引用 返信
団長さんはじめまして。
この記事読めてほんとに良かった。感動しました。団長さんのテニス愛に負けないくらいテニスを愛して追っかけていきたいと思っています。
伊達さんをはしめレジェンドの皆さんほんとにありがとうございます。現役選手達これからも頑張れ‼︎と伝えたいです。ブログこれからも楽しみにしてます。
ciel引用 返信
久しぶりの投稿になります。
なぜか早くに目が覚めこちらにお邪魔しました。
この記事を読んでく内に胸がいっぱいになり、
頬につたわるものが・・・。
団長様のテニス愛いっぱいの思いに触れられて
スペシャルな1日になりそうです。
伊達選手の試合は終わってしまいましたが
帰りにふらっと有明に寄ってみようかと思ってます。
ぱしふぃこ引用 返信
テニス愛に溢れた、読みごたえのある、素敵な記事でした。
こんな記事を待っていました。
このブログの読者でいることを、うれしく思います。
団長さん、ありがとう。鼻血ブログ万歳!
そして、伊達さんに改めて感謝!
これからの人生にもエールを送りたいと思います。
まつもと引用 返信
いい記事だなあ。
団長の気持ちが伝わって、ホントに読み応えありました、マル。
スレの本筋からズレますが、大雨降る中での鈴木貴男・フェデラー戦を思い出しました。
生で観た試合の中で、ベストマッチの一つです。
これからも団長のペースで、どうぞよろしくお願いします。
ぐーがー引用 返信
鼻血ブログ万歳です!
嬉しい朝です。ありがとうございます
よみゆ引用 返信
テニスへの想いの丈がぎゅっと詰まった記事!
錦織選手と団長さんを鼻時が出るまで
応援しますよ。笑
ちびた引用 返信
団長の記事に、朝から胸いっぱいになりました
伊達さんのテニスは、本当に魅力的でした
復帰戦、早起きして最前列に並んだのが懐かしいです
micchi引用 返信
先日の伊達選手の引退試合&セレモニーに引き続き、この団長さまの記事でもテニスに対する強い思いと溢れる愛情を感じ、心が震えました。
実際に団長さまが見聞きし体験されたことを知り、ますますテニスもこのブログも応援していこうと思いました。
自分は近年になるまで、こんなに熱くテニスを観戦することはありませんでした。スポーツは大好きでテニスにも興味はありましたが、当時仕事と介護に追われ睡眠時間も4時間確保するのがやっとだった自分には、テニスを視聴することは時間的にも体力・精神的にも視聴環境も厳しいものでした。
でも、錦織選手の活躍をきっかけにこのブログを見つけて団長さまの記事に触れ、それに対する皆さまのコメントを読ませて頂いた時とても心を動かされて、それ以来このブログの虜になりました。
今は私を取り巻く環境も多少変わり、テレビでテニスを観戦することができるようになりました。このブログのおかげでテニスに関する知識や他の選手の名前も覚えることができ、ますますテニスが楽しくなりました。
やっぱり錦織選手同様、このブログも私にとって特別なのです。心から感謝します。ありがとうございます。
これからも、テニス愛で溢れるブログを運営し続けられるよう、こちらも愛あるコメントを心がけていきたいと思います。
aoiです引用 返信
昨日寝る前に読んで泣いたまま寝ました( ˊ•̥ ̯ •̥`)錦織くんが怪我してから心に閉じ込めてたいろんな想いが一気に溢れて来ました。応援するようになってから初めての大きな怪我・・・今までいつも錦織くんのテニスを見れていたのに見れない日々・・・とてもとても寂しいです。
負けても勝っても錦織くんのテニスを見れるだけでどんなに幸せな事なのか。復帰が待ち遠しいです。
団長さんの想いのこもった記事、ありがとうございました。
本当に錦織くんに読んでほしいです。
のりのり引用 返信
団長様のテニスへの熱い思い伝わってきました
電車の中だというのに泣きそうになりました
困りますよー
リハビリ中の圭くんにきっと伊達さんはいいアドバイスしてくれると思います。陣営に入らなくてもなんらかの形でサポートしてくれることを切に願います
テニスという素晴らしい競技に出会えたこと、伊達さん、圭くんをはじめ数々の素晴らしいプレイヤーを応援できること、そして団長様のブログに出会えてテニスを愛する方々と交流できることを本当に幸せに思います
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
むーみん&K引用 返信
団長様が伊達さんとテニスへの思いを語って下さっているので私も朝から胸が熱くなりました
最後はベーグルだったけど、楽しみながらも手を抜かずに現役と同じ土俵で勝負しようとしたのが彼女らしくて好きでした。
サンチェスのムーンボール!あとマルチネスの伊達殺しのロブも、見ててつまらなかったですよね。伊達さんのコンパクトなスイングのライジングショットは小気味好く、見てて本当に楽しかった。
あの頃、男子は女子と違うから、日本男子がTop10に入る可能性はないと言われていませんでした?でもそれを覆して出てきたのが錦織圭。
ケガには勝てないけれど、モチベーションの点で心配はないと私は信じてます。ROMさんやいろんな方が提供してくださったリハビリの様子からも元気な様子が伝わってきて、完治した暁にはきっとまた活躍してくれる。
そして、たとえチームに入らないとしても、伊達さんは今後も錦織選手の強い味方だと思いますよ。
stteffilove引用 返信
素晴らしい記事です、とだけ。
白髪30%引用 返信
なんかね、自然とね、涙が出て来ました。最後はクスッとなりました。人が、心打たれるのは、素直で飾らないことばなんだなって。ありがとうございます、団長さま。
なっち引用 返信
団長さま
素晴らしい記事ありがとうございます。
伊達さんについての思い出としては、全英のグラフ戦がどうしても忘れられません。色々なスポーツを見てきましたがあの日没サスペンデッドほど悔しい出来事は今までありません。「あのまま続けられていたら・・・」と何度思った事か。
最後のダブルベーグルは個人的に良かったかな?って思っています。伊達さん自身、「真剣勝負の権化」と言っても良いくらいの究極の負けず嫌い、それに応えたクルニッチ選手のプレーと試合終了後の涙。最高の幕引きだと思いました。
錦織選手陣営入り、本当に熱望です。セカンドキャリアの伊達さんだと締めるところと緩めるところのバランスも絶妙だと思います。
最後に11月の有明でテニスイベントの内容は確定しているのでしょうか?出来る事なら伊達さんの引退興行をして欲しいです。錦織選手を始めテニス関係者の総出は勿論、恐らく広いであろう交友関係で他ジャンルの人を集めて華やかにやって欲しいです。
ゆうた引用 返信
たぶん、5回めくらいの投稿です。
感動しました……
団長さんの記事をいつも楽しみにしています。
「ありがとうございます」
今日は思わず↑これが言いたくて投稿してしまいました。
いつもROMってばかりですが、これからもよろしくお願いします。
山羊座引用 返信
テニスっていいな〜 鼻血ブログっていいな〜 団長、男前‼︎
これしか言葉が出てきません(ToT)
MIYA引用 返信
歴史ですね~。青春ですね~。
心からテニスを愛する歴史、感動しました。
僕も親から貰ったお小遣いを握り締め、始めて有明コロシアムでトーマス嶋田のダブルスを観た事を思い出して、しばしノスタルジーに浸りました。中学生だった自分にとっては大冒険で、目の前で異次元のテニスが行われている事、大感動した思い出です。
あと、「スーパーセイコーテニス」!!!やってましたね~。懐かしすぎです。子供だったので、観に行けませんでしたが・・・。
伊達は、生き方や人生観がテニスに滲み出る選手ですよね。
錦織は、どちらかと言うとそういう姿を表に見せない選手だと思います。
団長様おっしゃるように、彼女からテニスに対する向き合い方など、学んで影響を受けてほしいです。
レオ引用 返信
ええい、だれも血管ブログのことは知らないのか!?
netdash引用 返信
netdashさん,
すみません。スルーしてました。(笑)
知ってますよ~、もちろん!
一瞬でなくなったな~と思って記憶のかなたに置いてありました。w
その頃はまだROM専でした。
yuri引用 返信
一気に読み終わりました〜自分のテニス観戦歴なども思い出しながら。皆さんが言われるようにこういう記事が読みたかったのです!
私はコナーズ、マッケンロー、ボルグ、女子はエバートやナブラチロワ時代から見ています。昔は深夜のNHK中継でしか見られませんでしたが、朝遅い仕事なので、夜更かしして見てました。
正直言って、あのGSで日本の選手が活躍するなんて想像もできませんでした。
それを考えるとランキング4位にいた伊達、錦織両選手とも本当にすごいと思います。
伊達の最終試合、こんなにも身体は悪かったんだ〜とビックリしながら、3本ほど良いプレーが決まって、ニュースで使える!とホッとしたり(笑)クルニッチの涙も素敵でしたね。
団長さん、もっと語ってくださいませ!全仏観戦記の続きもラフで良いではありませんか?
残念ながら血管ブログは知りません。(鼻血ブログもタイトルでおののいて敬遠していた位なので)
vevey引用 返信
今日は。
先ほどジャパン・オープンQFで、加藤選手がクルニッチ選手に6-1、6-3と圧勝しSF進出しました。加藤選手おめでとうございます。
伊達選手の現役最後の試合があんなに清々しく思えたのも、1つにはクルニッチ選手が決して手加減せずガチ勝負、そして試合終了後の彼女の素晴らしい態度によるところもあったと思います。
クルニッチ選手にも有難うを。
今回は次々と日本選手に当たり、損な役回りを引き受けてもらったみたいだけど、来週の東レも出場するのであれば、対戦相手が日本選手ではない限り(苦笑)、目一杯応援したいと思います。
ちょっと脱線、失礼致しました。
NORICHAN引用 返信
懐かしい!
当時そう言えば、「団長、こちらにも手を出しましたか・・」と思ってましたが、仰る通り一瞬でしたよね。でも一瞬でも、十分楽しませて戴いたのはよく覚えています。伊達さんの復活は、かなりのセンセーショナルでしたし(当時は今と違い、日本女子は確か誰も百位にさえ入ってなかったのでは・・)、団長が一瞬でも、その気になられたのはよく理解できます。
本当、プロテニスが日本でここまで上昇するとは思ってなかったですよね。。錦織君と西岡君抜きでも(あ、太郎君も)、デ杯WG残留に王手掛けちゃうくらいですから。
from Kobe改め綿織引用 返信
伊達選手の引退セレモニーの時、感極まって泣いていた女子選手たちの中で、
独り、涙も見せず、私は闘いに来てるのよ、という顔で凛としていたのが加藤選手。
試合中の鬼の形相と、終わった後の飛び切りの笑顔のギャップも、どこか伊達さん風。
多彩でクレバーな戦術と敏捷性、なにより、負けん気の強さと気性の激しさときたら!
その彼女が、予選から勝ち上がり、なんとクルニッチ選手を破ったことって、凄くないですか?
デ杯の興奮に埋もれてますが、伊達さんの系譜を受け継いでくれそうな予感がします。
スレチだったら、ごめんなさい。
おばっち引用 返信
団長、すっかりご無沙汰してます~


スミマセン
しかし、










「クルム伊達公子を血管が切れるまで応援し続けるブログ」
には、食い付きました
はい、数少ないであろう、存在をしっかり覚えている一人です
私も、第1期?のダテックの活躍に胸踊らせた仲間です







←サンチェス戦、何度“よっしゃ、もらった~



”と思ったことか~







あの1戦に勝てていたら、きっとダテックもGSの決勝に行ってたんでしょうね
中年の星がいなくなるのはさみしいけど、まだまだ修造さんと一緒に、日本のテニス界を変えていって欲しいです






団長の記事に乗って、ちょっと昔を懐かしんでしまいましたm(__)m






ありがとうございました
圭 大好き!引用 返信
世界を舞台に舞った伊達さん、お疲れ様でした。
今、錦織に見ている夢を当時は伊達さんに見ていたのを思い出します。テニスとはなんと孤高で気高いスポーツなのでしょう。思うようにならない自分と向き合いながら、最後は笑顔で舞台を降りる伊達さんにスタンディングオベーション!
さいどあうと引用 返信
おばっちさんのこのコメントにもやもやします。
“錦織選手の身体を借りて”・・・って・・・。
錦織選手は伊達さんの為にテニスをしろと?
錦織選手のテニスは錦織選手だけのものです。
私は、錦織選手は誰の為でもなく、自分の為だけにテニスをして、自分だけの夢を叶えて欲しいです。
なんだか、錦織選手自身の存在意義を軽んじられた様に感じて、すごく嫌な気持ちになりました。
私の読解力がないだけかもしれないし、おばっちさんのコメントにそんな意図はないとわかっていますが。。。“錦織選手の身体を借りて”って表現はやめて欲しいです。
S.H引用 返信
S.Hさん、
ご自身でも言及されていますが、おばっちさんが錦織選手を軽んじているわけではないと私も思います。
「錦織選手の更なる高みへの挑戦に携わり、伊達さん自身の志半ばの思いも成就させて欲しい」ということを伝えたかったのかなぁと感じております。
すぅー引用 返信
そーそーこれこれ!
鼻血ブログの本来あるべき姿
やっぱこーでなくっちゃ♪
pupupu引用 返信
S.Hさん,
確かに表現は拙かったですね、嫌な思いをさせてごめんなさい。
すぅーさんが仰ってくださった通りです。
最初の引退の時に伊達さんが感じられたことを、時代が進み、いいサポート体制にも恵まれ、錦織選手は乗り越えられているという思いが強くありました。
ここに書き込みを始めたのも、負けるたびに悲観論や限界論が飛び交うと、伊達さんのようにならないかと心配で、温かく見守ろうメッセージを発信したかったからです。
もしあそこで続けていればと、つい感じてしまう夢の続きを、錦織選手と共に実現させて欲しいという想いの強さから、錦織選手を軽んじる表現になってしまったことを反省します。
これからは気を付けますので、どうか、お許しください。
すぅーさん、本当にありがとうございます。
おばっち引用 返信
団長さんのテニスへの思いが伝わる素晴らしい記事でした。いいときも悪いときも応援するのが本当のファンだと思います。これからも錦織選手を陰ながら応援し続けてたいと思います。ブログ運営ありがとうございます。
おおくわがた引用 返信
本当に勢いのある読み応えタップリの記事に感動です!
ありがとうございました(感謝)。
団長さんって年・・・まいっか。
kazu引用 返信
何時も、純度100%のテニス愛、錦織愛に溢れた記事をありがとうございます。
今回の記事も、読んだあと胸が熱くなり、そして清々しい気持ちになりました。
伊達さんの引退試合はテレビで見ましたが、手術した側の左足脹脛が細く見えました。まだ筋肉が元に戻っていないのでしょう。フットワークに影響あると思います。本当に筋肉って衰えるのは早いけど、元通りになるのは時間が掛かりますから。思うように動かない体が歯がゆかったと思います。
そんな状態でも、テニスが嫌になったファーストキャリアと違い、テニスが好きだ、幸せな選手生活だったと、感謝の気持ちでセカンドキャリアを終えられたことが何より良かったし、こちらも幸せな気持ちになりました。
そして、伊達さんが錦織選手の陣営入りの件、実現したら最高ですね。大賛成です。直訴したいくらい。(何処へ?)
そういえば、錦織選手が生まれた年も、チャンさんが全仏優勝した年も、伊達さんがプロになった年も、みーんな1989年て凄くないですか。何かで結ばれているような気がします。
そしてこれからも、錦織選手を応援し隊、錦織選手にGS、MSのタイトルを獲らせてあげ隊として、このブログと共に頑張ります。
※ 血管ブログ読んでみたかったです。
おけい引用 返信
朝、たまたまテレビで『○ッキリ』をつけていたら、引退後初めて伊達さんが生出演していました。ご覧になっていた方もいるかと思いますが、そこで興味深かったのは、あの『ライジングショットの秘密はラケットにあり』ということで、伊達さん自ら実物を持って語っていました。
一般女性のラケットは270g~280g、伊達さんのラケットは一般男性320g前後よりも重く、自分のライジングショットは相手のボールのスピードを吸収して打つので、重い方が安定感が増してブレないとのことでした。軽いのも試したけど全然ブレます、と。
あのコンパクトなテイクバックといい、なるほどなと思って見ていました。
伊達さん、今も筋力を落とさないようにしながらリハビリもしていて、今後はコーチは今は考えていないけど、テニスの環境作りに関わっていくと改めて言われていました。素敵な笑顔でした。
aoiです引用 返信
私も見てました。
日本テニス界にどんどん入り込んで改革してほしい!と思いました。
ROM引用 返信
aoiですさん, ROMさん,
見逃してしまった・・。
伊達さんのラケットが重いのは聞いたことあります。
凄くわかるような気がする。
軽いと自分の力と技術でコントロールしなくちゃいけないけど、重いと逆に日によって変わる自分の感触に左右されにくいのかも。
タイミングさえ合えば・・・って感じでしょうか?
比較にはならないかもしれないけど、私はボーリングする時に昔からいつも重いボール(12~13)を使うんですが、その方が球のコースが安定して、ストライク連発できるんですよね。軽いとぶん投げちゃってダメです。
そんな感じ?
違うかw。
yuri引用 返信
yuriさま
私はトップヘビーを使ってました。力ないんですよ笑。軽いと手首使っちゃって…。
ROM引用 返信
今日は。
伊達公子さんのTV出演記事がアップされていました。ほんの一部と思いますが、こんなやりとりもされていたのですね。日刊スポーツさんより。
<伊達公子さんテレビ生出演、目覚まし無し「最高」>
https://www.nikkansports.com/sports/news/201709270000216.html
NORICHAN引用 返信
今晩は。
昨日9/28は伊達さん47回目のお誕生日だったそうです。おめでとうございます。
YONEXさんからもお祝いです。公式SNSより。
https://twitter.com/yonex_jp/status/913311131162238978
NORICHAN引用 返信