残念負けました。
今日は帰り遅いので記事だけ立てておきます。
言い訳はできない敗戦ですが、苦労しているのは今に始まったことではありません。
全くだめというわけではありませんでした。
このままのプレーでは全仏でも苦戦すると思いますが、そうと決まったわけではありませんし、トップ選手はグランドスラムに力を発揮します。そこに期待です。
どんな結果になろうとも応援すると誓った通り、淡々と分析してあとは全仏に期待します。や
ズベレフのプレー素晴らしかったです。後ろに構えるリターンと、カウンターの作戦がズバリはまりました。
後半にネットプレーを温存するのも作戦だったのでしょう。
ストロークの決定力もありました。
錦織はやはりフォアが課題です。
ミスを減らすことも大事ですが、決定力があることがもっと大事です。
ミスを抜本的に減らすことは簡単ではありません。決定力があれば打つ回数が減るので、ミスを減らす効果があります。
今日は錦織のフォアとズベレフのバックのマッチングが相性最悪でしたね。
では後ほど(多分、明日)
錦織は残念でしたが、ダニエル太郎は苦しい試合をものにして本戦入り!さすがクレーの申し子です。最高の舞台で躍動を期待!
追記
ツイッターに簡易分析載せました。電車の中なのでブログ記事としてまとめるのはきついっす。
とりあえずここに転載します。ファイナルの後半以外はちゃんとじっくり試合見れてないので、的外れだったらすいません。
【誤字訂正】チラ見しかしてないけど分析。リターンを思い切り後ろに構えられて返球率高められた。ラリーは望むところのはずだが錦織のフォアとズベレフのバックのマッチングが最悪だった。角度がつかず持ち上げ気味のフォアを上から叩かれた。ズベレフの方がプレースメント良かった
— netdash@鼻血ブログ (@netdash) May 26, 2017
ズベレフはネットプレーを後半に温存して慣れられるのを避けた。錦織は攻めつづけたが単調で、簡単にディフェンスされてしまった。ドロップはたしかにもう少しあっても良かったが、そこが根本の原因ではないと思う。(続く)
— netdash@鼻血ブログ (@netdash) May 26, 2017
リターンも、アンダーソン戦の1stセットのようなジャストアウトがあった。やはりフォアが一番の課題。ファイナルセットのブレイクはバックのミスだが、その前にフォアのミスヒットのせいでロブを難しい上げられスマッシュミス、次のポイントもフォアのミスでBPになってしまったことが見逃せない
— netdash@鼻血ブログ (@netdash) May 26, 2017
アンダーソン戦の逆転劇は好材料だが、あれが毎回できるはずもなく、そもそもピンチを招かないようにすることが必要。特に全仏の1周目で。ただ自信回復には繋がらなかったかもしれないが、勝ちへの貪欲さはあると思う。
— netdash@鼻血ブログ (@netdash) May 26, 2017
攻めたのに守られてしまったので、負け方としてはあまり良くないと思う。もったいないというより、攻めが通用しない焦りを感じたのではないだろうか。
— netdash@鼻血ブログ (@netdash) May 26, 2017
錦織に限らないが、いい状態のときは、「ほら返してこいやー!」って感じで返球されるのを苦にしてないようにみえるもの。今日の錦織はボールが返ってくるのを少し嫌がっているように見えた。それが焦りにつながる。単調になる。緩急をつける余裕をなくし、強打に強打を重ねさせ、ミスになる。
— netdash@鼻血ブログ (@netdash) May 26, 2017
レオさんへ
格下に負け始めたのは、今年からじゃないですよ。フランスのペール、ガスケには昨年か一昨年も、痛い負けを喫しているし。すぐに名前が浮かぶのは、この2人ですが。ほかにもたくさんいます。それから、ナダルとの比較は、ナダルに失礼というものです。ナダルは全仏だけで何回勝っているのか、ご存知でしょう。19歳から勝っているのです。その人とV字回復を比較するなんて。僕が言いたかったのは、2014年がピークだったということ。錦織は大好きな選手ですし、日本テニス界にとって、かけがえのない、それこそ100年に1人の逸材かもしれませんし、まごうことなき天才ですが、世界にはそんな「天才」がゴロゴロいるということです。現実を直視しましょう。
アホ引用 返信
5月23日の日経新聞ですが、テニス錦織 歴代強者に劣らずという記事が出ています。
下手なのでうまく貼れているか?貼れてなかったらすみません^^;
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO16548900Y7A510C1000000/
このデータ分析によると、錦織選手のピークは2016年夏、
オリンピックがあり、全米でマレーに勝つなど感覚的にも一番トップに近づいた時期だと思います。
わりとリーゾナブルな分析なのでは。
それから10ヶ月、山が高ければ谷も深いですが、そろそろ本調子に戻るころでしょうか?
むしろ苦しんだ分何か得ているという期待を持って全仏楽しみにしています。
stteffilove引用 返信
stteffilove さんへ
日経新聞のデータは、以前にも引用されている方がおられましたが、どういう算定根拠なのか、はっきりせず、イマイチ説得力に欠けると僕は思うのですが。昨年夏のリオ五輪で、ナダルに勝った時は、まだナダルが本調子ではなかったように感じます。マレーに勝ったのは、「まぐれ」。印象的には、昨夏がピークというより、やはり2014年の全米以降がピークだったと個人的にはみています。「山高ければ、谷また深し」というのはごもっともですが、錦織はまだ谷底にたどりついていないような気がしています。うみを出し切って、いい時の錦織のような思い切った、キレのあるテニスの復活を祈ります。
アホ引用 返信
@アホ さん
すいませんが、次回からHN変えてください。呼びづらいです。
何か外国語で意味のある言葉だったら申し訳ありませんが、やはりそれでも変更をお願いします。注釈を入れる、でもいいですが。
コメント内容はいつも有益でありがたいので、是非よろしくお願いします。
netdash引用 返信
あほさん、ご返信ありがとうございます。
私もATPには、天才がゴロゴロしていて錦織もone of themに過ぎない事理解しているつもりです。
big4相手に安定的に勝てる時代が来る事は、私も懐疑的です。そもそも僕の期待値はbig4に安定的に勝つレベルにありません。そう言うと錦織には失礼になってしまいますが、それだけbig4のレベルは群を抜いていると思います。ただ言いたいのは、錦織は決して下降線ではなく試行錯誤の中(もしくは、調子の浮き沈み、もしくは怪我故のだましだまし)にいると思っているという事です。判定をするにはまだ、サンプル期間が短すぎる。確かに、去年以前も格下相手に取りこぼしはありましたが、全体的に観ると、それまで維持していたランキングが示す通りの活躍だったと思います。ランキングシステムは人を過大評価しませんので。ナダルの例は錦織と比較しているわけではなく、好成績が続かないと選手生命を早々に判断したい方々への皮肉です。フィジカル・年齢・プレースタイル様々な一般論が提出されましたが、現在の状況です。比較してはいないつもりです。
頭では、そのように考えていても心ではグランドスラム・マスターズ制覇、ランキングNO1の夢についていきたいというのは、ファンであるからです。そういう意味では現実無視の盲目男です。
レオ引用 返信
錦織君が下降線をたどっているのか、単なるスランプなのか、判断が付き難いですね。
でも直近でいえば、マドリードでは素晴らしいテニスをしていたと思います(この調子だったらジョコビッチに勝てると確信していましたし)。
いずれにしても、全仏で答えが出るでしょうか。
ラッキーわんこ引用 返信
BIG4に安定的に勝てる選手がいたらそれはもうBIG○○ですね。誰も到達していません。
GS3勝のバブリンカでさえ、並べられることを嫌います。
その群を抜いたBIG4でさえ取りこぼしはあります。
100位以下の選手に負けたことも一度や二度ではありません。
錦織はスランプ期を含めても下位の選手にイメージほど負けてはいませんね
ランキングが示す活躍はしてきたと思います。
マレー、ナダル、ジョコビッチとは何度も好勝負をしていますし
フェデラーに勝ったマイアミもフェデラーが前週のIWを優勝して
調子を上げて入ってきた大会でした。
ナダルやフェデラーという傑物でさえ一時期は終了認定の声が囁かれていました。
時代を築いた選手達と同格という俎上ではなく
錦織に限らずテニスに限らず、スポーツ選手としての
ピークの裁定を好む声というのは必ず挙がります。
錦織に対しての、特に日本人サイドからの評価は
当初TOP10入り処かTOP30さえ懐疑的な声が大半でした。
18歳でツアー初優勝しGSでBest16という結果を出してもです。そんなものです。
各々の嗜好や思考は自由ですが、見解の統制を強いる様な断定は避けたいですね。
kenshigetsu引用 返信
下降線かスランプかの判断は、今は不可能でしょう。推測は可能ですが。
景気の山や谷の判定と一緒です。確実なことを言うためには、どうしても判定は遅れるものですね。
負け続けたらそれはもちろん、「下降線」よりに判断は少しずつ傾くのはもちろん普通のことですがね。
まあでもまだ年齢的にも「下降線」と断定するには早すぎると思いますね。
2014全米の結果を超えられていない以上、「あそこがピークだった」と後から思えることは、ありえるとは思いますが現時点ではまだ答えが出てないと思いますね。
私の判断も少しずつ微調整しています。ピーク時よりはそれは評価を下げていますが、それでもまたGS優勝を夢見ても良いレベルにあると思いますね。
netdash引用 返信
2014年の全米オープンで、決勝まで進むと予想された方は、少ないと思います。
まさか、まさかの連続で、ワクワクして、ジョコビッチが、手つけられん、、って感じで、天を仰いだ時、最高の気分でした。
ただ、圭くん自身でも、安定の、、、ということには程遠いんではないですか?
自信がそこまでない、というのが本当のところだと思います。
少なくとも、私にはそう感じられます。
日本人だから、謙虚なのか?フィジカルで何度も辛い目にあってるから?
性格もあると思います。
ハッタリかまして、俺が1番、と思うことができなくて、辛そうです。
勝てない相手はいない、とは言ってみても、やや自信無さげで。
でも、まあ、それも含めて彼ですから。
全仏では、えーっ、っていう感じで、期待裏切って、雰囲気だけでも、BIG感漂わせてほしいです。
よろしくお願いします!
あんこ玉引用 返信
日経新聞記事について「どういう算定根拠なのか、はっきりせず、イマイチ説得力に欠ける」とのコメントがありましたが、出典は記事の図にあるようにTennisAbstractのイロ・レーティングです。既にコメントしたように元々はチェスで使われ始めた指標で様々な分野で広く使われています。アルゴリズムについては詳しくはこちらにあります。過去52週間でどれくらいATPポイントを獲得したかを示すATPランキングに比べて、イロ・レーティングはトーナメントに依らず誰と対戦して勝ったか負けたかで評価し、より強い相手を倒すとポイントが上がり、より弱い相手に負けるとポイントが下がる計算方法なので、よりその時点での実力を表す指標だと考えられています。フォーラム「目指せ?全仏第4シード以内(part3,欧州クレーコート編)」で議論したように、ATPポイントとイロ・レーティングは必ずしも一致せず、最たる例がデルポトロです(ATPランキングは低いがイロ・レーティングは5位)。錦織選手は5月22日付のランキングでATP9位、イロ・レーティングは7位で、相変わらずトップ10の一角です。記事の図にあるようにイロ・レーティングが最近マレーと同様に少し下がっているのは事実ですが、これをもってキャリアの下降線とか言うのはまだ時期尚早だと思います。指標にはいろいろあり、今年だけの活躍で言えばATPファイナルレースでは錦織選手は現在14位です。先のコメントで述べたように、イロ・レーティングによると選手のピークは25−26歳くらいかとかいろいろ面白いネタはありますが、最近の傾向だけでピークを過ぎたとかは断言できないと思います。実際、フェデラーは35歳にしてまたランキングが上がっています。錦織選手には末長くプレーして欲しいです。繰り返しになりますが、主観的な判断よりはこういった数字のほうがより客観的に判断する材料になるかとは思いますが、指標にはいろいろあるのでデータは使い方次第だと思います。
禮引用 返信