2017リオデジャネイロ1回戦レビュー(おそっ)

2017 Rio de Janeiro (ATP 500)
1st Round
Thomaz Bellucci def. Kei Nishikori[1], 6-4,6-3

 10日も経ってしまいまして申し訳ありませんが、リオデジャネイロのレビューをします。
 試合内容は、ここ数年で最も悪かったと言えるでしょう。試合全体の話でなければ、2015全仏QF ツォンガ戦の最初の2セットが最もひどかったかもしれませんが、この試合は最後まで立て直すことができませんでした。

 本人、よく分かっているようで1stセットを4-6で落としたときにラケットを折ってしまいましたね。

 私は、ラケットを折ることには反対派です。
 どちらかというと、「どんな理由があっても」折ってはいけないと、思っていました。昔は。

 今でも反対は反対です。
 でも、現実問題としてラケットを折るプロはたくさんいます。
 良いことだとは思っていません。
 思ってはいませんが、ギリギリの精神状態で戦っている中、時として極限までフラストレーションが溜まり、衝動的に破壊的行動に出てしまう心理状態は分からなくもない、とも思うようになりました。
 常習的にラケットを折る選手は、どうしても擁護はできませんし、常習的でなくてもラケットを折った錦織に、「良くやった」とは言えません。
 でも同時に、「やる気の現れ」とも受け取りました。
 彼は決して、ATP500だから、とか、本番はグランドスラムだから、という理由でいい加減なプレーをしていたわけではない。
 調子が悪いなりにももがいていたのだということが分かりました。
 まだ1stを落としただけの段階だったことからもそれが分かります。いつもなら、ぐっとこらえて2ndセットの巻き返しに賭け、僅かなチャンスを逃さないように気を張り詰めたままで耐えたことでしょう。しかし、この日は耐えれるだけのキャパがなかったようです。

 それが、フィジカル的なものかメンタル的なものか、あるいは両方か、それは分かりません。この試合だけの話ではなかったのかもしれません。それは、詳しい情報を知らない我々にとっては知る術はありません。
 これまで錦織は、こういう状況でもフラストレーションを押さえ込み、我慢しながら幾度となく勝ちを拾ってきました。
 それは驚異的な粘りであり、誰にでもできることではありません。しかし、苦しい戦いであることには変わりありません。体力も気力も消耗します。ビッグサーブという飛び道具を持たない錦織にとっては、いつ崩壊してもおかしくないメンタル、フィジカルのバランスを必死に保ちながらの戦いが、ここ数年続いてきたことでしょう。

 それを克服するのは、とにかく実力を付けることしかありません。テニスはスポーツですから、素早く体を動かし、筋力を発揮して強力なボールを打ち、適切なタイミングで適切なショットを放つ能力がまず必要です。それを身につけるだけでなく、維持しなければなりません。結局は、そういった基本的プレーの充実を土台として飛躍していくしかないのです。ブレイクポイントだけとか、勝負どころだけとかを強くすることはできません。トータルの力が上がっていく中でそういうポイントも取れるようになっていきます。勝負強いジョコビッチのブレイクポイント取得率はそれほど高くありません。でも彼はトータルの力が強いので、より多くのブレイクポイントを迎えることができます。大事なのはブレイクポイント取得率ではなくて、ブレイク数です。
 とにかく、気合いとか、集中とかそういうものだけで戦えるものではないし、それだけではもう対処できないステージまで上がってきてしまいました。
 そういった長年のストレスが一気に放たれてしまったラケット折りのように見えました。

 ずっと錦織を見てきた者から見れば、擁護はできないものの批判をする気にもなれませんでした。同時に、先ほど申し上げたような、試合に対して真剣に臨んでいたと分かった事に対する安堵感のような感情も。
 この感情は、きっと否定的に捕らえる方もいらっしゃると思います。はい、「ラケットを折るのは悪いことだ。どんな理由があっても許されない。」 そう言われてしまうと、反論できません。かつて私もそう思っていましたし、間違っていないと思います。ただ、きちんと非難すべきことは非難しつつも、選手の真剣な思いにも理解を示す、そういった「複眼的思考」を持つことによって、テニスの世界をより深く理解し、より深く愛せるのではないかなとも思います。

 可能であれば、次回からはラケット破壊以外の行動でフラストレーションを発散して欲しい、今はただそう思うだけです。

 ラケットの件は荒れる要素なので心配なのですが、以上は私のスタンスの表明であって、正しい正しくないは議論したくありません。ラケット折りがよろしくないことは、警告などを受けてしまうことからも明らかなのでそこは議論の対象外としてください。
 「ラケットを折ることで精神的に安定するなら折った方が良い」という意見があることは知っています。私は賛同しませんが、否定はしません。皆さんも、「非賛同」までで留めて、白黒つけようとしすぎないようにお願いします。

 話を試合内容に戻しますが、今は確かに調子も良くなく、元気がないかもしれません。本当のトップ選手ならばこんな敗戦はしないはずだ、そういう意見も一理あります。
 ただ、錦織はこれまでBIG4に準ずる安定感と実績を数年にわたって保ち続けてきました。
 どの選手にも良いときと悪いときがあって、常勝ではなくなったフェデラーが全豪で優勝したり、あれだけ無敵だったジョコビッチが昨年後半からポロポロと負けるようになったり、GS決勝で何回も涙を飲み、BIG4の中では一枚劣ると言われていたマレーが今や堂々のNo.1。同じく尋常ならざる強いテニスで幾度となくGSを制してきたナダルは、アカプルコ決勝でクエリーに敗退。これって、錦織がブリスベン決勝やブエノスアイレス決勝でディミトロフ、ドルゴポロフと負けるってのと似たようなものですよね。ではナダルが情けないのかと言えばまったくそんなことはないわけです。これがテニス界の通常の風景だと思います。

 勝ったり負けたりなので1回の勝敗では誰が強いかをはっきりと言うことができない場合、どうするか。だからランキングがあります。ランキングは1年トータルのポイントで決まり、かつ重要な大会には多くのポイントが割り当てられています。グランドスラムとマスターズ1000は、どちらもランキング上位がフル参戦して争われる大会ですが、ポイントは前者が2倍です。これは、「より重要な大会で勝つ選手が強い選手である」という思想が込められています。つまり、メンタルや勝負強さ、あるいは5セットを戦い抜く体力、そういったものがランキングに反映されていると考えることができます。
 錦織のランキングは5位です。優勝が最近ないので物足りない思いをされているかもしれませんが、みんな勝ったり負けたりしながらの中で多く勝ちを拾っている選手、しかも重要な大会で、ということができるのです。ここ2ヶ月の成績は「平均的な錦織」からすれば少し良くないとは思いますが、まだ見切るには早いですよ。
 今の錦織は、「一時的に調子が悪い」なのか、「力が落ちた」なのかまだ判別できない状態で、どちらかというと「一時的に調子が悪い」である可能性が高いと思っています。これまであれだけ素晴らしい試合を幾度となく見せた選手が、簡単に衰えるとは思えません。必ず、巻き返しがあると考えます。
 あと数ヶ月見て、思ったように成績を上げられなければ、具体的にはIW、マイアミでも思ったように成績が上げられず、クレーシーズンでも調子が上がらなかったら本格的に心配しましょう。まあ、少なくとも1回戦負け、2回戦負けを繰り返すような実力の急変はあるとは思えません。

 最後に、敗因探しについて。あまり深く考えなくてもよろしいのではないかと思います。我々が見ることができるのは試合と、その前後の僅かな時間のみです。
錦織がどんなトレーニングをして、どんな調整をして、コーチ達とどういう話をして、どういう気持ちで日々を過ごしているか。
これは、断片的にしか分からず、あとは想像するしかありません。
 客観的事実と、事実からの推測を分けて考える必要があると思います。「こういう可能性が考えられるけど、断定的なことは言えないな」、これが基本スタンスだと思います。ましてや、事実かどうか分からないことを元に、推理を膨らませることは精神衛生上、大変よろしくないと思います。

 これは、悪い方に取りすぎることを防止するためだけではありません。同じように、「自分を納得させるために」敗因を特定しようとすることも、結局は真実を確かめようがなく、実際が自分の推論と違った結果になったときに、ショックを受けます。いい方、悪い方に取る場合両方について、具体的にいくつか例を挙げてみます。

・同じ相手に2回負けたので、相性が悪い

 2回ではまだ何も分かりません。また相性というのは、自分より強い選手に負けることには当てはまりません。
 明らかに実力が下の相手に何回も負ける、これは相性が悪いと言えるかも知れませんが、試合結果から相性を言い当てること(帰納的推論)を確かなものにするためには、結構な試行回数(対戦数)が必要だと思います。
 帰納的推論だけでなく、演繹的な推論も取り入れるといいと思います。
 例えばフェデラーはナダルのプレースタイルが苦手、これはナダルのスピンの効いたフォアハンドがフェデラーのバックハンドの高い打点に送られ、その処理が難しいことに起因します。これは、演繹的な説明です。帰納的にも(対戦成績的にも)、演繹的にも(論理的にも)、フェデラーはナダルが苦手(だった)と言っていいと思います。ただし、休養中におそらく鍛えたのでしょう、全豪でフェデラーはバックハンドでナダルのスピンボールを苦にせず、それによって勝利することができました。今後は対戦成績に変化があるかもしれませんね。ここで、帰納的に(対戦成績だけを見て)だけしか見ずに、二人の勝敗を予想すると、外してしまう可能性があります。

 相性とは、実力の上下関係以外の要素で決まるべきと思います。

・錦織はビッグサーバーが苦手

 ビッグサーブは武器です。強さの一要素です。つまり、「ビッグサーバーが苦手」というのは「強い選手が苦手」と言っているのと似たようなもので、当たり前のことを言っています。おそらく、ビッグサーバーにノータッチエースを量産され、フラストレーションを溜める錦織の姿からイメージしてそう思うのでしょうが、ビッグサーバーが苦手と言うためには同ランク帯のビッグサーバーとの対戦成績と、ノン・ビッグサーバーとの対戦成績を比較しないといけません。
 ビッグサーバーは得てしてストロークが弱いものです。それはそうです。ビッグサーバーがストロークまで強かった無敵です。あっという間に世界ランキングNo.1かそれに近いランキングを達成できるでしょう。ビッグサーブだけではNo.1になれないのがATPの世界です。「錦織がビッグサーバーが苦手」なのであれば、ビッグサーバーからすれば、「リターンが強い錦織が苦手」「ディフェンス力が高い錦織が苦手」と言うこともできるでしょう。

・入場のときから表情が暗かった

 ぜひ、入場の時の表情の記録をつけてください(「暗い」「明るい」「落ち着いている」など)。それと、試合結果の相関を取ってみて下さい。
 試合後に言うのはなしです。
 きっと、あまり相関はないと思います。負けたので、「そういえば入場の時の表情が」と気になるということもあると思います。勝ったときは入場時の表情はもう気にならなくなっていると思います。ひょっとしたら、相関があるかもしれないので100%の否定はしませんけど、印象だけで決めつけるのも錦織がかわいそうなように思います。
 おそらく、あとから自分を納得させたくてそう思うのです。錦織は、いつもうつむき加減で、ポイント間はけだるそうで、ミスるとすぐに天を仰ぎまる。
 でもそれが彼の定常運転であり、うつむいている間には脳みそフル回転で状況を打破する策を練っています。
 逆に、「ここ取れば行ける!」ってタイミングを掴んだときのオーラや、威圧感は凄いですよ。そっちも同時に見るようにしましょう。

・サーフェス、ボール、気象条件

 もちろん好きなサーフェス、ボール、気象条件というものはあるでしょう。ただし、基本は相手も同じ条件であると言うことは忘れないようにしたいですね。
また、例えば
 「速いサーフェスはビッグサーバー有利だから仕方ない」「遅いサーフェスが合わなかった」
これを両方言ってしまうと、極めてノーマルな速さのサーフェスでしか活躍できないことになってしまいます。
 サーフェスには一長一短あります。グラスだろうがクレーだろうが、全てが有利、あるいは不利ということはありません。

例えばグラス。バウンドが低いことはグリップの厚い錦織のフォアにとってはあまり有利ではないでしょう。しかしよくミスする跳ねるセカンドはそれほど跳ねなくなるので、有利な点です。また、錦織のサーブでもしっかり入ればビッグサーブになります。ストロークも一発で決まるから楽だと感じる場面もあるでしょう。

 ビッグサーバーに取っては、別にグラスでなくてもビッグサーバーで有利なところを、さらに速いサーフェスになってどれだけ「さらに」有利になるのかが重要になります。
 グラスに変わって数%、キープ率が上昇しても、相手のビッグサーバー化により10%、ブレイク率が下がってしまえば逆に不利なサーフェスになってしまうこともあり得ます。
 一番有利になるのは、「いつも叩かれるサービスが、叩かれなくなる」「いつも返されるサーブが返ってこない」というポイントが多くなる選手でしょうね。

クレーは逆です。錦織にとっては、サーブにリターンで触れる機会が増えますのでここは有利となるでしょう。ラリーに持ち込めばツアートップクラスですから。ストロークでも打ち込める球は増えるでしょう。
反面、イレギュラーは、早いタイミングで取りたい錦織には不利に働くでしょう。クレーは、球足は遅いものの跳ねは高いですから、高さを上手く使われると決め手を欠くラリーを強いられ、じわじわ押されるうちに体力を削られるという嫌な展開になることがあります。

 インディアンウェルズなどは、もう本人が苦手(ボールと気象条件)と公言していますから苦手なサーフェス認定でいいです。
でも、「IWは高地でボールが飛ぶから苦手」と誤認しているあたり、苦手意識の面も大きいと思います。(実はIWの標高は低い)
ボールは確かに、他の選手の評判もひどいようですが、これは「条件は同じ」の範疇ではないかと。

 あと、風は苦手のようです。IWは風が吹きますし2008年チリッチ戦では風にまったく対応できなかったようです。強風だった2015全仏QFでも力が出せませんでした。これは、タイミング重視で打つ錦織のプレースタイルにも要因がありそうです。
 その代わり、風の吹かないインドアは得意ですね。
 もちろん、今では風への対応も上手くなってきて昔ほどハンデ感はありませんね。

 長くなりましたが言いたいことは、あんまり環境に敗因を求めてしまうと、それってすなわち錦織が環境の変化に対応できない、ひ弱な選手だと評価することになってしまいますよ。もちろん誰でもイレギュラーな環境は困りますが、錦織だけでなくて他の選手も苦労しているし、錦織はしっかり対応できる強い選手ですよ、と言いたいです。

 以上、これまで言ってきたことと大分かぶってしまいました。また長文になってしまって読む気が起きないかもしれません。すいません。

 
 
 

86 件のコメント

  • 圭くん股抜きやっちゃってます(笑) ムグルッサ可愛い過ぎぃ~ 爽やかコンビです。最後は圭くんが決めて勝利。チーム・ワール3連勝!

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  • 下団さま

    IW・・ありがとうございます

    こうやって改めてズラズラみると・・・誰がきても(優勝しても)おかしくない。
    もはやランキングは単に背番号に見えてきました。
    とにかくドローの神様に祈ります。

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  • ラオニッチそんなに深刻だったとは。
    得意のIWで稼げないと、4月以降は得意と言えないクレーシーズンでランキングをかなり下げそう。

    シード順位はこれで様相ががらりと変わり、ただ錦織選手にベスト4の可能性があるかと言えば簡単なことではないような気がします。
    3Rはデルポベルダスコ、4Rはキリオス、QFはナダルツォンガまたはフェデラーを引かなければ良いかなという印象。
    ドロー運の悪い錦織選手なら、少なくともどれか1つは引きそうな気がしますが笑

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  • 下段さんの表に補足すると錦織の対戦は
    1R bye
    2R ノーシード
    3R 25~32シード
    4R 13~16シードもしくは17~24シード
    QF  5~8シードもしくは9~12シード
    SF  1,2シードもしくは3シード
    というような感じになると思います

    以下個人的雑感
    3回戦 デルポに当たる可能性があるかと(ノーシードに居るよりはよほど良いですがw)
    他にもフェリロペ、ミュラー、ズべレフ兄などS&Vが得意な選手に当たるのも嫌ですねぇ。
    4回戦 なんといてもキリオスとは当たりたくない、カルロビッチ、IW得意のイズナーも避けたい。
    QF  出来ればフェデラーは避けたい、またスーパーチリッチやスーパーツォンガが出現しないことを祈る。

    たぶんラオニッチのwithdrawによりナダルが決勝進出しなければマイアミも第4シードが守れます、苦手と公言しているIWですが、できればシードキープして得意なマイアミで爆発してほしいですね。

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  • ラオニッチの棄権で錦織選手がIWの#4シードを得るんですね。好材料ではあるものの、好敵手の棄権は残念ですし心配です(ToT)マイアミには元気に参戦して欲しいですね。

    すでに皆さんがいろいろな妄想をされていますが、QFまでビッグ4との対戦がないことが確定したのは追い風ですし、抽選次第ではSFまであたらないドローになるかもしれない♪#5シードでも同様のことは起こりえますが、抽選前に確定してるのと抽選後にホッとするのとでは、気持ちの余裕が違います(笑)

    焦点は3Rの相手に移りましたが、あとはドローの神様にお願いするのみです^o^

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  • エキジビはチーム・ワールドの勝利が確定しちゃったので、後は圭くん思いっきり楽しんでプレイして欲しいですね!互角に戦ってるので、手応えありそうですし。でもそばでキリオスたちが錦織対策を話し合っている様子。敵に塩を送るかしら(笑)

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  • 赤黄色 さん、フォローありがとうございます(`・ω・´)ゞピシッ!
    一つだけ・・・SFでの3シードとの対戦可能性はありません。
    細かいことで申し訳ないですm(__)m

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  • @すぅー

    ×・・・焦点は3Rの相手に移りましたが
    ○・・・3Rの相手も気になりますが

    まだ何も決まってないのにおかしなコメでした^^;とにかく好ドローでありますよ~に!

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  • @下団 さん
    申し訳ありません、確かに#3と対戦するとしたら決勝ですね。
    SF 1・2シードもしくは5~8シード、と書かなければいけないところでした。
    まあ私とすればIWはSFまで進んでくれれば御の字なんですがw

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  • 赤黄色 さん、雑感は全面的に同意です(`・ω・´)ゞ
    私も希望は、QF進出で昨年のポイント防衛が最低ラインで、SF進出なら御の字かと思いますm(__)m
    もちろんですが、それ以上でも・・・(^^)/

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  • 団長さん毎回 錦織君を応援するスタンスから外れないよう
    ひっぱっていただきありがとうございます。
    またすっきりさせていただきました。ありがとうございます。
    まだまだこれから!
    ファイナルでぜひ、応援できますように。

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  • 今晩は。
    IW公式ツィで、ラオニッチ選手withdrawnのお知らせが。
    https://twitter.com/BNPPARIBASOPEN/status/838936640139608064
    海外ニュースでは、やはりハムストリングの負傷が長引いていると。昨年のファイナリスト欠場…。マイアミは大丈夫でしょうか。直接対決でケリつけたいですものね。
    代わりにツルスノフ選手繰り上がりです。

    今回のNY、何となくですがIWに向けた万全の対策のような気がしてきました。
    MSGはIWの冠「BMP PARIBAS」の一環。恐らくサーフェースは同じの貼ってますね。晩冬のインドアと初夏のアウトドアの違いはあれど、良いウォーム・アップになったのでは。そして、このサーフェイスでのデルポトロ選手の感触も確認できました。
    更に、主催者にはIMGが名を連ねます。現在、アカデミーで男子トップの錦織選手と女子トップのムグルサ選手を、卒業生ロディック氏やヴィーナス選手と共にMSGに送り込む。USO後に出場発表、はそういう事だったのか。全てNYのバック・グラウンドで商談成立。

    さあ、アカデミーの戦略と思惑がズバリ的中するか。IWがますます楽しみです。

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  • クイーンさん、「ランキングは単に背番号に見えてきた」に同感です。
    シード選手相手の試合はそれなりにこちらも覚悟ってもんがありますが(笑)
    そうでないランキンングが下の選手も全く油断ができません。
    その日のハマり具合によっては、サイコロの目が!!!と、驚異の力を
    発揮することが恐ろしい……最近の私です。
    だから、あまり予想を立てず、1戦1戦に集中します!
    って、応援にですが(笑)

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  • @赤黄色 さん、みなさま、

    マイアミのシード順位ですが、3月20日付(IW2016が失効)の基礎ポイントで、錦織(失効−180p)はラオニッチ(失効−600p)に対して+70p、ナダル(失効−360p)に対して+495p、それ以下は+1000p以上の差があります。ラオニッチがIWをOUTになったので、自動的にマイアミのシードはラオニッチを上回ります。したがって、シード4位をキープできるかどうかはナダルとの一騎打ちで、IWの条件は、(ナダル、錦織)=(W, F必須)、(F、QF以上)、それ以外のケースは大丈夫、だと思います。ワウリンカ(失効−90p)とは、基礎ポイントで555pの差があり、ワウリンカがR32でコケて、錦織Fなら同点になりますが、Final+GS+MSの得点合計で負けているので、その場合3位シードはないです。

    詳しくはフォーラムのATPポイント図の4ページ目「錦織からみたATPポイント差とタヌキ予想(第3-8シード争い)」でどーぞ。

      引用  返信

  • 赤黄色様
    私も同感です。今回の第4シードを生かしてIWでSF進出すれば、とても大きなアドバンテージを得ることになると思います。クレーコートシーズンの3大会の結果如何では、第3シードも見えてきそうです。MS2連戦では、SFとFinalを睨んでの戦いになるでしょうね。錦織選手のモチベーションも上がるでしょう。
    禮様、さすがです。毎回とても参考になります。ありがとうございます。

      引用  返信

  • Ryujiさん、お先に失礼しました、ごめんなさいです。さて、今日のエキシビション、本番ではないので、なんともいえませんが。遊び心のあるプレーあり、技ありで、心配ないようでした。ファンマルティンには、タイブレークで勝ちましたし、ムグルッサとのダブルスも勝ちました。とにかく、元気そうで何よりでした。

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  • 団長様、肩が痛いということを聞きましたので、エキシビのプレビューのコメント欄でおすすめの体操を紹介しておきました。ぜひやってみてください

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  • 32シードの組み合わせは、視覚化するといつもの下のテーブルから(第2、4シード山は対称性を保つため便宜上左右反転しています)です。

    1 25 17 13 9 18 26 5
    3 27 19 14 10 20 28 6
    4 29 21 15 11 22 30 7
    2 31 23 16 12 24 32 8

    1)R3でデルポトロ(第32シード)に当たる確率は1/8
    2)R4でキリオス(第15シード)と同じヤマの確率は1/4
    3)QFでフェデラー(第9シード)と同じヤマの確率は1/4

    1)−3)全部外れてくれる確率は、7/8*3/4*3/4=49%(つまり半々)。反対に1)−3)全部大当たりの確率は、1/8*1/4*1/4=0.8%(つまりほとんど有りえないが、引きの強い錦織選手なので。。。笑)。QFではナダル(第5シード)も避けたいですね。フォーラムで議論している仮想ドロー表はこちらからです。さて本日のIWドローどうなりますやら。

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  • ドロー発表まであと少し、ドキドキしてます。ラオの棄権は残念ですが、第4シードのチャンス活かしてほしいな。
    ドローの神さま、何卒宜しくお願い申し上げす🙏
    重くて苦手なPeenのボールも克服できますように!

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  • お早うございます。
    またもや残念なお知らせ。セリーナ選手、IWをOUTです。IW公式twitterより。
    https://twitter.com/BNPPARIBASOPEN/status/839235428834123776
    ひざの負傷とのこと。ふぅ~む…。
    ドロー組み替えで、日本の3選手の初戦相手に変更があるかもしれないですね。

    錦織選手は昨日現地入りした模様。twitterに「Talk about the new rackets」とあり、何気にWilsonに誘導された(笑)のでお邪魔したら、どうやらCM?撮影のようです。
    https://twitter.com/WilsonTennis/status/839228915021275136
    台の上に乗ってます。Wilsonの撮影なら背の高い選手いっぱいいるでしょうに、敢えて錦織選手を採用するということは日本向けですね、きっと。
    そう言えばセリーナ選手もWilsonですね。

    ついでに、IW出場のNEXT GENEたち集合。
    https://twitter.com/nextgenfinals/status/839246098116014081
    左からフリッツ選手、メドベデフ選手、チョリッチ選手、カチャノフ選手、オペルカ選手、コズロフ選手。やはりライリー君の背の高さが…(笑)

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  • ROMさま
    速攻!(笑) 有難うございます。フェデラー選手も台の上乗ってますね。撮影上の単なる角度だったのかあ(苦笑)

      引用  返信

  • Nishikori 動きが 実に軽快です。’14のUSOpen での 豊かさを垣間見ました。メンタル面でも 同時同様デショウ!丁寧綿密集中力が合わさると期待 まず問題無いと 云うオルガニックな オーラが伝わって来ました。ハイホープ ナチュラルなモーチベイションが中味デス!苦手なIWにも拘らず!🎾🤙

      引用  返信

  • インディアンウェルズQF
    Murray-Tsonga
    Thiem-Wawrinka
    Nishikori-Cilic
    Nadal-Djokovic

      引用  返信

  • 禮さん、赤黄色さん
    ありがとうございます。
    ボトムハーフですね。
    QF.ジョコvsナダル…😱

      引用  返信

  • QFチリッチ選手…。いや、何も言うまい。言霊ありますし!
    まずは目の前の一勝からですね。

      引用  返信

  • ジョコの4Rがキリオス…∑(゚Д゚)
    ジョコ山に集まりました😅

    チリッチの4R対抗がディミトロフ
    どちらが上がってきてもリベンジマッチ!
    まずは初戦ですね、、

      引用  返信

  • 赤黄色さま
    有難うございます。periscopeで視聴ですが、ジョコビッチ山、大変なことになりましたね。ひとつの山にBIG4が3人も! そしてキリオス選手まで…。いまだかつて見たことのない、ジョコビッチ選手への試練です。
    錦織選手の対チリッチ選手orディミトロフ選手は、IW春のリベンジ祭りということで。ただこちらはyoung guns集合のテイをなしていますね。

      引用  返信

  • @節穴さま
    現地観戦、超羨ましいです。
    錦織選手の様子を伺い、全力応援へのモチベーションが高まって参りました!(((o(*゚▽゚*)o)))♡

      引用  返信

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    ABOUTこの記事をかいた人

     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。