やっと、ティーム戦の映像を見終わりました。
眠いので寝ようと思いましたが、ROMさんのコメントを見て少しだけ書くことにしましたw
書くのを期待されていると言うことは本当に嬉しいものです。
前の記事に書いた通り、アンダーソン戦の印象もあって「ミスだらけの残念な試合」という先入観ありまくりの状態で見ました。
しかし最後まで見終わった感想は、「思ったほど悪くない」でした。
確かにミスは多い。サーブも入らない。絶好調時とはほど遠い状態でした。
それはティームも同じ。エラーを錦織の半分の20に抑えたのは素晴らしかったのですが、いざフルパワーで打つとなるとミスが増えていました。
と、試合のレベルとしてはレギュラーシーズンと比べると落ちたのですが、錦織だけでなく各選手も苦しんだ今大会のコンディション(サーフェス、ボール、あるいはその相性)を考慮し、お互いに大幅な修正が必要な状況であった、ということを所与として見ると、違った風景が見えてきます。
まず気づいたのはティームの「割り切り」でした。
ティームは回転量が多いながらも200km/h超えサーブを連発できる選手。
その選手が、105mph (168km/h) 前後の安全なサーブを、真ん中に打ち続けているのです。
1つ前の実況記事をご覧ください。「1b」というのは1stサーブをボディ(真ん中)に打ったという意味です。
ティームは最初のサービスゲーム、6ポイント全てをボディ。そして3回目のサービスゲーム途中までの計19ポイント全ての1stサーブを入れ、うち14本が真ん中という徹底ぶりでした。
普通ならこのような配球をしてしまったら、遅かれ早かれリターンの餌食となるでしょう。しかしお互いに調子が上がっていないことが分かっており、まずは自分の調子の立て直しが最優先の状況。適切な判断だったと思います。
この作戦が功を奏しました。ティームはストロークでもスピードを抑えスピンを重視。コースも安全に、コーナーは狙わず粘り強くラリーを続ける作戦。
この作戦にはリスクもあった。自分のボールは入るが、錦織が自分のプレーをしたら劣勢に立たされてしまう。それでもティームがこの作戦を取ったのは、どんな形でも勝ちたい、そのためにはボールを入れて、ラリーを長くしないといけないという冷静な判断があったものと推測されます。
錦織にも同様な葛藤はあったのでしょう。錦織もサービスの速度は抑えめ。ストロークでも、おっかなびっくりながらもボールをなんとかコートに入れ、甘い球ながらもラリーを丁寧に組み立てる意識が感じられました。
しかし、形を作りながら最後の1本が出なかったり、「ここだ!」とばかりに勝負したショットが入らなかったり、波に乗れませんでした。
この試合は、端的に言えばデュースからどうプレーするかの差が大きく出た試合だったと思います。
ブレイクされた1stセット第2ゲーム、続く第3ゲーム、そして長い長いゲームとなった第5ゲーム、すべてデュースまで行っています。
しかしそこから取れませんでした。
特に第5ゲームは、そのゲームを取れば流れを変えられる可能性を秘めた大きなゲームだったと思います。
ナイスプレーが増え2BPを握りますが、そこからのティームのプレーが安全策でなく、攻撃的だったことは見事でした。
つまりティームはただ単にボールを入れていたわけではないということです。
必要なときに必要なだけのリスクを取った、非常にクレバーなプレーでした。
ここを落としていても、まだ頼れる確実なショットというものを持っていたので、この策が取れたのだと思います。
逆に錦織は、まだこの段階でも核となる自分のプレーを確立していなかった。
いや、このゲームがそういったゲームになるはずだったと思うのですが、落として1-4となり、もう一回最初から考えなければならない状況になりました。
このゲーム、スコア上は最後の3ポイントが錦織のUEと記録しましたが、内容的にはFEと紙一重で、本当の意味での凡ミスは最後のリターンミスだけだったと思います。
次の第6ゲームも長いゲームになりました。
このゲームから錦織の攻め球にミスが出始めます。
それまでは、ラリーを繋いでそこから球を選んで攻撃したティームのショットに押される場面が多かったのですが、少し打てる感覚が出たのでしょう。
一旦はサーブで切り抜け、キープできそうでしたが、ここもデュースから落として1-5に。
結局、攻め球のミスは最後まで解消されませんでした。
試合の勝敗は、ミスとウィナーのバランスと大きな相関があります。
ミスが多くてもウィナーを取れていれば、高い確率で勝てます。
攻め球のミスによりこの比率が崩れ、劣勢になってしまいました。
このように、「思ったほど悪くはないが、最後の1本が出ない」という、まさに皆様がこのブログのコメントやtwitter上で評していた通りの内容でした。
(皆さん凄いですね・・・)
ティームの方がはっきりとした割り切りがあり、錦織の方には繋ぐか攻めるか、迷いがあったように思います。
ティームは元々器用な選手ではなく、自分のパワーでラリーを牛耳るタイプ。それを最初から行うことが難しいと判断した時点で、割り切りもしやすかったと思われます。
対する錦織は、器用でオプションが多いタイプ。それ故に試合中に「この日のパターン」を見つけさえすれば、修正し逆転する能力があります。
しかし今大会は調子の悪いショットが多く、そのオプションをどう使うか上手く定まらなかったのではないでしょうか。
ここは一長一短ですが、普段からもう少し核となるプレーパターンを作るようにしても良いかな、と個人的に思います。
2ndセットは1stより内容も上がりました。
スーパーショットもチラホラ。
しかしやはり、デュースから取れません。
第2ゲーム、第8ゲーム。
第4ゲームも30-30までは行きました。
サービスゲームも全般的には1stセットより安定していましたが、唯一第7ゲームだけ、消極的だったかもしれません。
40-30からのDFが痛かったことは直接的に分かることですが、苦しみながらもポイントに繋げていたネットプレーをこのゲームは出さなかったことも、もったいなかったと思います。
ティームが、ボールを入れるだけならいつでも出来、時折リスクを取れる状態になっていたことを考えると、漫然とラリーを続けるだけではいつかこのようなゲームが訪れてしまうことは必然だったように思います。
スピンボールで持ち上げすぎてアウト、というミスをティームが出していたので、深いスライスを使うなどの工夫も欲しかったところでした。
と、全般的にはティームの戦略が光った試合。
錦織はミスも多く、1stサーブも入らなく、それが敗因ですが思ったほどは悪くない、少なくともアンダーソン戦よりはラリーを作れてしました。
ただ、デュースからのプレー内容がよくありませんでしたし、形を作りながらポイントを取れないことが多かった。
もう1試合あれば、もう少し修正できたのではないか、とも思えますが、9月からの連戦で疲労も相当溜まっていたはずで、一杯一杯の状況であったと思われます。
結果も内容も残念でしたが、調子が上がらないなりに一生懸命もがいており、私はそれほどネガティブな印象は持ちませんでした。
もちろん勝って欲しかったですが・・・。
ティームがエラーを20本に抑えたのが大きい。見事でした。
私はティームのプレー、良かったと思います。
重要なところでは強打を入れていましたし、ファイターでしたね。
試合全体でリスクコントロールが上手く、マネジメントが上手くできていました。
試合の感想はこんな感じです。
明日からは、錦織の今年を総括したり、禮データ部長の新シリーズのお知らせなど、オフシーズンならではの企画を立ち上げていきます。
フォアハンド相性の結果発表もやりましょう。
それから、恒例の楽天オープンの感想、要望募集(遅くなってすいません)。
久しぶりに鼻血ブログ流行語大賞もやりましょうか。
次はドリームテニスですかね。
チケット当たらなかったので、自宅観戦です。
今年は国枝さん出ないようで残念ですが、チョン・ヒョンがまた来てくれて、面白いゲームが見れそうです。
その後、スポンサーのイベント等があるのでしょうかね。そしてしばしのオフと、トレーニング期間を経て12/21〜23にハワイオープン(エキシビション)。
個人的には、このスケジュールには疑問ですが、まあいろいろな事情があるのでしょう。
来年度、あらゆる要素で考え抜かれた戦略を期待したいと思っていますので、その話しもいつかしましょう。
来年のキーワードを「マネジメント力」としていろいろ考察・提言していきたいと思います。
その前にFinalsの決勝です。
ジョコビッチの無双が何処まで続くのか・・・彼を止めることができるのか、それが来年のテーマになりそうです。
ズベレフ、身体的能力の高さが目立ちます。
だんだんそれを有効に活かせて来てるのではないでしょうか。
今の段階でジョコビッチにどこまで通用するか、ラウンドロビンからどう変えてくるか、注目です。
寝ますけどw
団長、遅い時間からのレビュー記事うp、ありがとうございます❗( ̄0 ̄)/♥️⤴️⤴️
すべて同意ですし、しっかりリフレッシュ&リカバリーして、来シーズンは“勝負の年”と定めて、ガッツリ勝ちにこだわって欲しいと思います❗😍😍😍❤️❤️❤️⤴️⤴️
私達錦鯉を、歓喜の涙と鼻血で溺れさせてくれ~❗👊😆🎵♥️⤴️⤴️
圭 大好き!引用 返信
団長さま
おつかれのところ睡眠時間を削ってのレビュー記事ありがとうございます。催促しておきながらしっかり寝てしまいました(^◇^;)。鬼嫁扱いされても甘んじて受け入れます…m(_ _)m。
記事を読みながら、また錦織選手とティーム選手双方が苦しみながらなんとか勝とうとプレーしているさまが脳裏によみがえりました。一方はうまくいかず、他方は功を奏した。スコアからだけはわからない微妙な差だったと思います。
ファイナルズは新王者の誕生で終わりました。試合は起きれず見ていませんが、「若さの勢い」は怖いです。来シーズン、きっとまた苦しい、けど熱い戦いが続くと思います。オフシーズンにしっかり元気玉製造して応援に備えたいと思います。団長さまのオフシーズン企画も楽しみにしています。
ROM引用 返信
ズベレフ恐ろしい・・・!!初優勝おめでとうです。
映像は見ていませんが、フェデラージョコ破るのは誰も文句のつけようがない優勝ですね。
来年は燻っていた才能が本格的に爆発するかもしれませんね。
barney引用 返信
団長さんレビューありがとうございます😊
ROM さん団長さんの背中を押してくれてありがとうございます😊 笑
ティーム戦、錦織選手は敗戦直後の会見で試合になってないという言い方をしてま
したが、スコアより接戦な印象を受けました。ピンチをしのぎ、少ないチャンスを
取り切ったフェデラー戦での錦織選手のプレーをティーム選手にされちゃったなと
思いました。1セット目ティーム選手が1stサーブ をきっちり入れてくるなあ、と
見ていましたが、団長さんのレビューを読んであれは作戦によるものだったのか…
と納得しました。しばらく100%でしたよね。翻って錦織選手は40%くらいだった
でしょうか?あの差は大きかったな(^◇^;)
でも、懸命に打開策を探りながら最後までプレーしていたことは伝わりました。
来年の錦織選手のプレーが本当に楽しみです。
団長さん、ジョコビッチ選手にどこまで通用するか…の答えが出ました(´⊙ω⊙`)
通用しちゃいましたあ!!
まだ見てないのですが、スコアから想像するに苦戦を強いられた感じではなさそう?
ジョコビッチ選手は、ハチャノフ選手と今回のズベレフ選手という若手に負けました。
これは得意なデータで作戦を立てて正確無比に遂行するジョコビッチ選手にとって、
データ不足ということかな?などと思いました( ̄▽ ̄)
だとすると、来年はデータ奪取で反撃があるのでは( ̄O ̄;) と予想します!
キャー!こわーい!!でも面白そう(*゚▽゚*) などとワクワクします 🤣
来年は怪我復帰組もたくさんツアーに戻ってきてくれるでしょうから、今年とはまた
違ったストーリーが生まれますね。その中で錦織選手はもう怪我明けという形容詞な
しの真っ向勝負!どのように奮闘していくのか楽しみでなりません( ̄▽ ̄)
その姿を応援できることが本当に幸せ🧡と思います。
団長さんも少しオフを取ってください(と言ってもそれは錦織関連のことですけど😅)
来年はきっと大忙し、不眠不休の執筆活動に追われるかもしれませんから╰(*´︶`*)╯♡
あけび引用 返信
夜中のレビュー記事アップ有難うございます。無事に起承転結、出来て良かったです。お疲れ様でした。
前向きな気持ちを後押ししてくれる、内容に納得です。錦織君が述べている「いろんなことを乗り越えた一年」のあとは、さらなる大きな実、が成る❗ことを期待して来シーズンを待ちます。
そして、そのファイナルズ、A.ズべレフ選手がジョコビッチ選手を下して、ビッグタイトル手にしました。最初の長いラリーの応酬に目が釘付け❗になり、夜中でしたが、最後まで見入ってしまいました。
それこそ、ズべレフ選手のマネジメントが素晴らしかったです。サーブは言うに及ばず、ボールが深く、真ん中に集め、我慢強くミスをしない。決め球には、強打がある❗あのジョコビッチ選手が根負けするほどでした❗
フェデラー選手も破って、文句無しの優勝は、新しい何か予感がしますね。
なっち引用 返信
ズベレフ来年はいよいよGSでの活躍が期待されますね。おめでとう。
錦織の鉄板攻撃パターンとすべきは、やはりデュースサイドのワイドサーブからのボレーorストロークでオープンコートでしょうか。
今のサーブではまだ安定感にかけるので引き続きサーブの強化をすべきなのか、サーブは割りきってストロークの精度&威力を追及するべきか。陣営がオフでどのようなトレーニングをして、2019年な錦織がどうなってるか楽しみです。
強化ポイントを探しながら今シーズンのプレーを見直すのも面白そう。
ブログ企画も目白押しのようだし、今オフは退屈しないですみそうです。
doublebagle引用 返信
決勝のズベレフ、素晴らしいプレーでした。サーブもそうですが、ストローク、特にバックで打ち勝っていたのが印象的です。
RRの惨敗から短期間で戦術を変え、実行してみせた修正力とチーム力も見事でした。センターに集め、深く重い球で攻めさせず、ディフェンスが強固でした。ネットプレーも安定しており、随分改善されてました。
さて、錦織もファイナルは惨敗でしたが、怪我復帰のシーズンとしては、素晴らしい結果でした。ジョコがいなければ、カムバックオブイヤーも取れたと思います。100点に近い出来でした。
他方、グランドスラム制覇を目指すのであれば、大きな課題が残ったシーズンでもあります。メンタル、体力、そしてスケジュール面での改善と、家族を含めた錦織チームの再構築が必要だと思いますが、まずは総括を楽しみにしています。
Ranking引用 返信
団長さん、レビュー記事ありがとうございます。
試合終了直後は悔しくてたまりませんでしたが、あらためてティーム戦のハイライト動画を見つつ団長さんのお言葉を噛みしめ、納得しています。
引き出しが多いとよく言われる錦織選手ですが、選択肢がいろいろあるだけに複雑度が増して、(特に苦しい場面で)どれをどう使うかの瞬時の判断が難しいところもあるのかな、と想像しました。団長がおっしゃる「核となるプレーパターンを作る」ご提案、賛成です❗
群雄割拠の時代、錦織選手の更なる進化を願いつつ。
ファイナルズ決勝に関するコメントは、フォーラムのWTF4強トピに思いをぶつけてきました笑。
だいあん引用 返信
netdashさんはようやっとる
ズベレフがジョコを倒すとはたまげた
けど錦織も来年はまけないよ
オフは錦織がやりたいことやって過ごしてほしい
(オフはどうすべきかなんて錦織自身が)知ってんじゃん
森繁和引用 返信
団長さん、お忙しい中、記事の更新をありがとうございます!試合後の実況もいいものですね。錦織君の奮闘ぶりが伝わってきて、改めて胸打たれました。
ところで、ファイナル後の錦織君のインタビューが興味深かったです。
ファイナル3試合については厳しい自己評価。納得できない、葛藤の一週間だったと。苦しんでいたのがありありとわかる言葉でした。この1年については、ここまで来れたのは奇跡、いろんなことを乗り越えてメンタルも体も強くなったと振り返っていたのが印象的でした。
良かった面をきちんと認めながらも、謙遜なしの率直さで、勝利したフェデラー戦も含めて内容的によくなかったと言い切っていた。目標をより高く持ってこれからも戦うぞ、という姿勢が見て取れて、口調は例によっておっとりしていますが、静かな闘志を感じました。
錦織君のテニスの素晴らしさは、豊かな創造性を巧みな技術でコート上に実現するところで、時には定石を破る高い創造性、独自性が発揮されていると思います。並み居るプロテニスプレーヤーの中でも、創造性を持ってそれをプレーで表現できる選手は、そんなに多くないのでは?
錦織君がトップ10に入れているのは、リターンやラリーの展開での優れた創造性によるものだし、これが私達ファンを楽しませ喜ばせてくれてもいます。
そこで、勝手ながら1ファンとして、この創造性がサーブでも発揮できればなぁ、創造性を実現するためのショットやネットプレーなどの技術がさらに磨かれればなぁ、創造性を持続するための体力もさらに強化されればなぁ、苦境を打開するための独自のプレー(団長さんのおっしゃる「その日のプレーパターン」に相当するもの)を開発してほしいなぁ、などとつい色々願ってしまうんです。
あー、いやいや、欲張りすぎちゃあいけない。この小柄な東洋の選手は、他の選手が歩いていない茨の道を1人で切り拓いているのだから。その険しい行程を見守ることが応援の原点なんだ、と思い直したりしています…
ともあれ、錦織君、今年も沢山楽しませてくれて本当にありがとう! 怪我から復活したこの1年の奮闘を心から称えます!尊敬とともに。短いオフですが、まずはゆっくりと体と脳を休めて下さい。来年も応援します!
そして、団長さんにも心からの感謝と尊敬を!来年のキーワード「マネージメント力」の考察が今から楽しみです。
ウクレリアン引用 返信
お忙しい中、レビューありがとうございます。
アンダーソン戦から数字以上に修正してきた錦織選手を感じることができたと同時に、あと少しの感覚、あと1ポイントを掴み切れない彼のもどかしさと最後まで何とかしようという執念がヒシヒシと伝わってきて胸がいっぱいになり、ライブでは、正直錦織選手しか目に入りませんでした。
数日経って、団長さまの実況やレビュー、試合後の各選手の記事を読んで、その時気付かなかったティーム選手の葛藤や思いきった戦略も知ることが出来ました。
今大会、錦織選手は相当苦しみました。
でも、ちょうど1年前、普通のボールすら打てない状況の中、日刊スポーツの吉松さんのインタビューで「(一部のトップに戻れないのでは」という声に対して、
「(戻れるという)気持ちは変わらない。それは何万人に言われようと変わらない。」
と彼が語った時と変わらず、これほど感覚が合わなくても、練習本番を通じて、彼の表情からは最後まで決して諦めない強い意志を感じました。
今後に向けて、今、あらためて思うこと。
彼の頑張りをより確かな形とするために、頑張る方向や道筋が勝利に向けて最短最良なものとなるように、良いものはどんどん試して、彼に合うものは積極的に取り入れて、チームみんなで一層錦織選手を支えて頂きたい、ということです。
今年は身体も強くなり、サーブのフォームも改良し、アップダウンはあれどこれまでにない強さを見せつけるなど、進化の片鱗を見せてくれました。
これは、チームの力だと思います。
来年は、その強さがより確かなものとなり、様々なコンディションやシチュエーション、あるいはBIG4のような強豪相手にもその強さが安定して発揮されるようになればと願っています。
そして、複数タイトル、出来ればBIGタイトルが獲れたら、こんなに嬉しいことはありません。
厳しいツアーですが、錦織選手にとって実現可能なことだと思いますので、期待して応援したいです。
団長さまの来年のキーワード「マネジメント力」、楽しみにしております。
(蛇足)
昨日、夕方のニュースで聞こえてきた2つのワードにピクッ。
①『空前の錦鯉バブル』
今、錦鯉が世界中で大人気。1匹2億300万円で落札された錦鯉があったそう。これは吉兆。来年は錦織選手も錦鯉もバブルが来まっせ~。(いや、はじけちゃ困るな。錦鯉だけど鰻登りでお願いします。)
②『BIG4』
大物司会者BIG4(徳光和夫、関口宏、みのもんた、古舘伊知郎)のことだった。最近、全てがテニスに関連して聞こえる。。。
aoiです引用 返信
aoiです さま
(蛇足)の部分、私も思わず反応した部類です!昨日テレビニュース見ながら一人でニヤニヤしていました笑。
ROM引用 返信
ROMさま,
ふふふ。きっと大勢の皆さまが反応しましたよねぇ(笑)
昨日のうちにコメントしようとしたら全部消えてしまったんですけど、蛇足の部分はやっぱりもう一回書いとこうと思って。。。
数日前、新聞で『鑑識』の文字を『錦織』と読み間違えた私。もう、病気です(笑)
aoiです引用 返信
遅くなりましたが。
スマホ一本で📱拝見しているため、他の作業(ビデオ録画・再生)をしておりますと、なかなかこちらを見る事が出来ません。
以前、コーチ論をここで語る事の是非、がありました。
私は技術論含めて、そんな事は、錦織選手自身、あるいはチームKが既に考え尽くしてる事で、私達錦鯉がそんな事を語るなんておこがましい、は百も承知で、語り合うのもこのブログの良さか、と思うものです。
妙な例えかもしれませんが、どんなに良い美容液を使っていても、肌がそれに慣れると、最初のような効果が薄れてしまうが、また別の美容液に替えると、別の刺激が肌に与えられ、良くなる、という事もございます。
そんな事から、チャンコーチは大変素晴らしいコーチであることは自明ですが、コーチを替える事で、別の刺激を受け、新たなステージに上がることもあるのかな?と思う次第です。
ダンテはコーチであると同時に精神的支柱としての役割が高く、錦織選手が現役を続ける間は常に傍らにいて欲しい。
テニスをした事もないトーシローの考えです。
コーチを替えることの危険性も大きいですが、外国選手のように割り切って替えてみるのも、新しい刺激になるのかな?と愚考します。
以前申し上げたように、同じアジアンで家族ぐるみの付き合いのあるチャンコーチを替えるのは、錦織選手には難しいことでしょう。
でも、リスクを取ることで新しい世界が広がるかもしれない、と思ったりするのです。
あじゃこ引用 返信
先程のコメント、送信先の板を間違えたかも、です💦
専門家である、下団さん達の意見も聞きたいです😊
今年は結果が出ている訳ですから、ここでコーチを替えるなんて考えは、シロートの赤坂見附で、論外である、とか、、、。
あじゃこ引用 返信
ATPのスタッツを見ると、錦織圭選手がアンダープレッシャーで1位となってますね!アンダープレッシャーの意味がわからないのですが、1年耐えに耐えて頑張ったってことですよね。彼らしいと思います。
1年間本当にお疲れ様でした。
はると引用 返信
錦織はファイナルズでは最後まで感覚が合わずに終わってしまいましたね。
シーズン後半の怒涛の追い上げで身体の疲労もMAXだったかもしれません。
どちらにしても、予想を大きく上回る素晴らしいシーズンだったと思います。
優勝は…来年のお楽しみということでw。
あじゃこさん, の意見と同じことを私も感じています。マイケルのコーチとしての素晴らしさは前提としても、そろそろ新しい取り組みを試してみることは年齢的にもタイミングとしても悪くない気がします。
という意見をファンが議論することには何も問題ないと思います。決めるのは錦織本人であるのは当たり前なので・・。
あーでもない、こーでもないと色々な意見があって、議論?意見交換?できるのはファンの醍醐味の一つですよね。
yuri引用 返信
では僕なりの意見を。
コーチ交代には必ず後任話が出ますが、それはあくまでも妄想の域ですよね? レジェンド達に話を持っていけば皆二つ返事でひょいひょい引き受けてくれるもの、とまさか簡単に思っていませんよね?
レジェンド達のコーチ就任は、フェデラーやジョコが先駆者となったトレンドで、ほんの一握りのトップ選手のみ実現可能。更に彼らが指導したいと思わない限り無理。
ほとんどのレジェンドは、チャンピオン・ツアーに参加し、自身のアカデミーや財団を抱えたり慈善事業に勤しんだり。チャン・コーチもアカデミーを抱えながらも、
その合間をぬって「錦織だから」と引き受け帯同契約です。
ヒューイットやサフィンが若手を、ベッカーがズベレフを 指導するのは、「自国の」選手を育成しているのだから当たり前。修造チャレンジと何ら変わりません。
皆さんは、ITFやATPにコーチ登録されている方を何名ご存じで、その方々がどんな選手を育てどんな実績を持っているかご存じですか? 僕は全く知りません。通常はそこからコーチを選ぶのでは?
ましてや錦織君はIMG所属。IMGが抱えるコーチ陣から充てがわれるのがふつうでしょう? ダンテのように。それははっきり言って組織の人事です。そこに首を突っ込むのでしょうか。
以上のことから、僕はコーチ論には参加しませんし、できません。
温帯低気圧引用 返信
考えれば考えるほど、この試合(大会)はどうしようもなかったと感じます。
内田さんの記事にありましたが全米以降の試合数が1番多くて2番目に多いティーム君より5試合も多いのですが、全米も入れると2番目よりも8試合も多いのです❗サーブが悪かったこと、コートに合わせる修正がなかなかできなかったことも、この疲労の蓄積があったためではないでしょうか。
復帰の年で試合の体力だったり手首のケアの負担もあったため余計に疲労があったと思います。
それが、変なサーフェスと苦手なボールで一気に出てきてしまったのではないでしょうか。気力は充実していたからなおさら気付きにくくて、ドーンときたのだと思います。
来年は無理をする必要も意味もありませんから、今年のような事は無いと思います。
youko引用 返信
あじゃこ~さん、以前は、妄想みたいに楽しんでたこともありました(`・ω・´)ゞ
例えば、添田選手やフェデラー選手が引退後に、
メインコーチに添田選手、欧州転戦時、ビッグイベント時にフェデラー選手
とか、
ライジングショットの使い手ならダビデンコ 氏、錦織選手をよく知っているハース 氏
とか思ったりしてましたね~
ただ、テニス、特に男子テニスでは、選手自身がチームの陣容を決めるオーナーであることを覚えておかなければなりません(`・ω・´)ゞ
妄想を楽しむ分には良いかと思いますが、あじゃこ さんも気にされてた「チーム圭はポンコツ」みたいな捨て台詞を吐いて後を濁していった方もいらっしゃったように、執拗で行き過ぎては、せっかくテニスに興味を持っていただいた初心者の方々に悪影響を及ぼしかねません。
丁寧に語り、そして間違いを指摘されたら素直に「失礼しました」と言えるようなら大丈夫ではないですかね・・・(`・ω・´)ゞ
下団引用 返信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181120-00000009-sasahi-spo
内田暁 氏の記事です(`・ω・´)ゞ
「錦織圭、満身創痍で戻った“居場所” ファイナルズ出場は奇跡に近かった」
下団引用 返信
先日錦織選手のスポンサーである某飛行機会社の便に乗った時、機内誌にヘルスマネジメントについて錦織選手の対談記事が載っていました(11月号)。
「休むこと」がとても大事だと、大会後にはボールにもラケットにも触らない時間が大切だと書いてありました。(持ち帰って来ればよかった…。)
来シーズンはしっかりとそういう時間が取れるはずです。復帰後ハードな大会が続いたにもかかわらず手首を再度怪我することもなく、シーズンを終えることが出来たことは何よりの収穫です。
ROM引用 返信
下団さん、丁寧な御回答、有難うございます🙇♀️💕
やはり、板違い!でしたね💦
アレレ?今度のコメントには自動的に名前とアドレスも入りました。例のキャッシュがどうたら、の影響でしょうか?
ROMさんが言うように、編集機能があると良いですね〜。
あじゃこ引用 返信
もうどなたかがご指摘かものトピックですが、今回のファイナルズの結果は、ある意味順当で、ランキングの高い順に4人が決勝トーナメントに進みました。下位の4人のうち、イズナー選手は全敗で、あとの3人は1勝2敗でした。そのうち、チリッチ選手の1勝は今回ランキング最下位のイズナー選手からのもので、ティーム選手の1勝も自分より下位ランクの錦織選手からのものでした。それに比べて、錦織選手の1勝は上位ランクのフェデラー選手からのもので、今回決勝トーナメントに進めなかった4人の中では、最も次につながる結果を残したものと私は受け止めました。
どこまでも圭引用 返信
下団さん、いつも記事紹介ありがとうございます😊
内田さん…(T ^ T)錦織選手の事をよく理解してくれてますね。
試合数の事も感嘆しますが、後半戦の気力とフィジカルの充実が半端ない(´⊙ω⊙`)
ラストスパートでダッシュ💨してゴール後、またすぐ走る🏃♂️💨💨ようなファイナ
ルズだったという事ですよねー( ̄▽ ̄)気力が充実してたから、自分でも疲れを感じ
ないくらいだったのかな?ご本人、 疲れはそれほどないようなことを会見で言って
ましたから。それはそれで凄い事だと思いますけど。
来年は9位からの出発かあ╰(*´︶`*)╯♡29歳のベテラン!錦織選手がどのような物語
を紡いでいくのか…誰もわからないっていうのが、ものすごくワクワクします🧡
コーチについてはあまりにも状況を理解できていないので、考えをのべることは
できませんが、ただいつも心がざわざわするのは錦織選手が負けた時だけ出てく
るコーチ交代の話題です。チャンコーチが貢献してきた具体的な内容とか、錦織
選手のチャンコーチへの信頼感とか、今まで築き上げてきたチーム圭の連携とか
私たちが知ることができるのは氷山の一角であろうほんのちょっぴりの情報しか
ないので、根拠なくただ変えろというのはチーム全体への侮辱のような感じがし
て嫌だなと思ってしまいます(^◇^;)
どんなに素晴らしいコーチでも完璧な人はいないはずだし、何より相性とか信頼
とか具体的に数字とかに表せないところが重要だったりすると思うので、正解と
いうのは誰にもわからないことだなとも思います。
今の錦織選手に満足していないというチャンコーチ。
もっとやれるという確信があっての言葉を力強く感じてます。
あけび引用 返信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181120-00044173-theanswer-spo
こんなうれしい記事もありました。
錦織選手、今年も色んなアメージングをありがとう
本当にお疲れさま
短い休み満喫できるとよいけれど。
応援しまくった皆さまもお疲れさま
これからもずっと応援するゾ(*´∀`)
ままみん引用 返信
ATPファイナルは残念でしたが、サーフィスとボールにうまく対応できないトーナメントが1つあっただけじゃないですか。些細なことです。気落ちする必要は何もないと思います。
けがからの復帰でスタートした1年であったにもかかわらず、けが以前の状態にまで戻し、ファイナルにまで出場したんだから、最高の1年と評価できるのではないでしょうか?
とはいえ優勝が1つ欲しかったなあ...
来年に期待しましょう。
いろいろと批判もありますが、世界のスーパースターが揃う中で負けたことで批判を受けるほど錦織選手がすごい位置まで辿り着いていると思えば、それもまた感無量です。
皆さんいろいろな記事の情報ありがとうございます。
とても楽しませていただいてます。
それにもまして、団長のコメントが素晴らしく、ここから離れられません。
皆さんありがとうございます。
ぴか星1引用 返信
このブログまだ続いていたのですね!最近はニュースで普通に錦織の情報が流れてくるためいつの間にかご無沙汰しておりました。まだ錦織がトップ50くらいのときに当時は情報が少なく、有力な情報源でした。当時はティプサレビッチなどになかなか勝てずにいたことを今でも思い出します。あのころは日本男子テニスが今のような状態(とても良い意味で)になるとは、誰も想像していなかったでしょう。現在、トップ選手とちょくちょくやるのは錦織くらいですが、西岡や杉田もフェデラー、ジョコビッチと試合をやるステージに上がってきている。選手層の厚さはヨーロッパと引けを取らないくらいになってきたと思います。錦織もいまではベテラン選手の仲間入りする年齢だけど、現在のフィジカルトレーニングや体調管理の発達であと5年くらいは現役でできそうですね。ゆくゆくはやはりグランドスラムをとってほしい。大阪選手に先にいかれてしまいましたが・・・。netdash様、体調に気をつけて無理せずマイペースで続けてください。応援しています。スレ違いですいません。ちょっとうれしかったもんで・・・。
原平太引用 返信