言いたくないがこれは「まさかの敗戦」。錦織がやってきたことをやられた感のある不思議な試合(2018メス準決勝 vs. バッヒンガー)

2018 Metz (ATP 250)
Semifinal
Matthias Bachinger[Q] def. Kei Nishikori[1], 3-6,6-4,7-5

「格下にまさかの敗戦」

私の大嫌いな言葉です。
しかし今は、この試合のこの結果に対してこの言葉を使われても非難できない気分です。

昨日のQF、バジラシビリ戦と非常に似た展開でした。
1stセットは完璧でした。面白いようにウィナーが決まっていました。

2ndセットからバッヒンガーが上げてきましたが、途中まで錦織は好調を維持。しかし昨日と同じくストレートの頻度が低く、不安を残していたところそれが的中フレームショットが増え、徐々にフォアの調子を落としていきました。

本来はフォアのストレートを打てば難なく決まるところをクロスに打っていました。
またそのクロスが良かったので、一見問題なさそうに思えたのですが、166位とはいえコースを読まれてしまっては通用しなくなります。

1stセット、あまりに錦織のストロークが簡単に決まるので、

「バッヒンガー、コートカバー悪くないですか?」
「どこに立ってるんだ。簡単に決められすぎ」

とまで言っていたのですが、錦織の単調なプレーがバッヒンガーを復活させてしまいました。

それでも錦織に勝ちのプランは見えていたと思います。
舐めていたわけでもないと思います。

調子の悪いフォアのストレートを使わずに勝とうとしていたんじゃないでしょうか。

基本的にサービスゲームは良かったんですよ。
キープに苦労していたのはバッヒンガーの方でした。

2nd、ファイナルセットともに1ゲームだけやられた。
バッヒンガーはピンチをことごとくサーブで凌いだ。
それまで見せていなかったショットを勝負所で使って取った。

こういったバッヒンガーの素晴らしいプレーもあっての敗戦でした。
決して錦織が一人相撲で負けたわけではないと思います。

1stセットの状態からあのカウンターが来ることはちょっと私も予想できませんでした。

スタッツを確認してびっくり。

錦織の1stサーブ確率72%
ウィナー52本
エラー36本
ネットプレー 17/19

これで負けるとは。

バッヒンガーは2ndセット最後の3ゲーム、ほぼノーミスです。
そして最後の最後で、1回も見せてなかったバックのストレートリターンを入れてきた。
試合の序盤はワイド一辺倒だったデュースサイドのサーブを、センター中心に変えてきた。
錦織はそれに対する対処が遅れた。
3rdセットの最初の3つのサービスゲームで9本もこれを打ってきました。
そのうち対処できたのは2本くらいでした。

その後はワイドを適度に混ぜつつも、要所はセンターで勝負。
デュースになると必ず1stサーブを入れてくる

こういったバッヒンガーの好プレーも敗戦の大きな要因でしょう。

フォアのストレートが打てないという本日の唯一のほころびを突かれ、そこを拠点に穴を広げられてしまった感じです。
それでもファイナルセット、きっと地力の差でなんとかしてくれると思いましたが、チャンスでのもったいないプレーでそれは叶いませんでした。

ただ、スコア(前の記事)を振り返って見ても、そんなにむちゃくちゃ数は多くないんですよ。
もったいないプレーの前にもファインプレーがあったり。

バッヒンガーのミスの少なさが基本あったんじゃないでしょうか。
簡単に決めさせていたショットを、必ず1本返すようになっていましたし、
ストレートに先に展開していたのもバッヒンガーでした。

1stセットが非常に良かっただけに残念な敗戦ですが、こういった試合を全て取ることは無理です。だれだって無理です。
(これはいつも言っていることです)

それよりはこういう試合に持ち込ませないことが大事です。
同じような展開でも昨日は勝っているわけですし、地力で言えば昨日のバジラシビリの方が上ですし、
錦織は史上最高のファイナルセット75%の勝率を誇る選手。
これ以上それを高めるよりは、ストレート勝利を増やすことに注力した方が効果的だと思います。
具体的には2ndセットの序盤で手綱を緩めず、復活できないようにすることですね。
このタイミングで相手がキープしてほっとすることにより復活を許してしまっている気がします。
決して気を緩めているわけではないでしょうし、1試合集中を続けることも難しいことは分かっていますが。

前の記事の2ndセットの流れを是非見てください。
徐々に流れが変わっていってるのがよく分かります。

調子の良かったフォアが、少しずつフレームショットが増え、ストレートが打てず、クロスを読まれていく様子が分かります。
上手くいっているうちに、相手が対処してくることを想定してオプションを少し見せておくことも必要なんでしょうね。
この2ndセット序盤の対処を少し変えるだけで、すんなりストレート勝利だったことでしょう。

でもそれを的確に実施することも簡単ではありません。
となると次の策は、バッヒンガーが良くなってきたことを察知したときに、何かを変えること。

私はそれはネットプレーだと思います。

全米でも良く決まっていましたし、ジョコビッチにも通用していました。
今日も19本中17本決まっています。
スマッシュのミスも減っています。

少し流れが変わり始めたときに、相手に時間を与えないという意味で効果的な選択肢だと思います。
無理なサーブアンドボレーはあまりオススメできませんが、ラリーの中からネットに出る出方はとても上手いと思います。
また、ボレーをするためのストロークという意識をもつことでストロークの精度も上がると思います。
(ストロークで決めたいという力みが減り、プレースメントへの意識が上がる)

それにしても不思議な試合でした。
バッヒンガーのプレーは文句の付けようがないくらい素晴らしかったですが、苦しかったとはいえ錦織の勝ちパターンの試合。
もったいないポイントもありましたが、もっともったいないポイントがありながら勝った試合はいくらでもありました。
セカンドサーブへのリターンミスがそれほど多かったわけでもありませんし、
ブレイクポイントでもそんなに変なミスはしていない。
サービスキープはむしろしっかり出来ていて、ずっと苦労していたのはバッヒンガーの方。
ダブルフォルトはたったの1本。ただ、それが最後のゲームで出ちゃったので目立ちますが。
ダブルフォルトしなかったから、ファイナル5−6までこれたとも言えるわけで。

これで負けてしまうのは錦織にしては珍しい。
そう、珍しいのです。
今までこういう試合を勝ちすぎなだけだと思います。

もちろん今日の試合に負けたことは批判されても仕方ないでしょう。
でもこれからに対しそんなに悲観はありませんね。
1stセットのプレーも良かったですし、能力が足りないわけではない。
最近はむしろ、技術的に問題がありながらも試合運びや試合勘で勝ってきた印象があります。
でもそれに頼るのは結局は苦しく、確かな技術でメンタルに負担をかけずに勝利することがベストのはず。
あんまり勝負所、勝負所いってもこれ以上はあまりないと思うのです。
勝負所取れないなら、チャンスの回数を増やせば良いのです。
テニスは1ポイントの積み重ね。
大事なポイントとそうでないポイントの濃淡は多少はありますが、基本的には平均的にポイント獲得率の高い選手が勝つもの。
勝負所だけを強くすることはナンセンスであり、基本能力の向上こそが目指す道です。

まあ、ポイントと優勝を狙ったATP250での敗退は痛いです。
痛いですがまだまだ試合はあるので。
大きい試合で良い結果を出すことがやっぱり第一。
体には大きな問題はなさそうですから、私は大丈夫だと思います。
(Finals出場は厳しいですが)。

261 件のコメント

  • フォーラムですが、名前とメールアドレスが必須なのにそれを入れないと、以前はエラーが出ていた気がするのですが、今はなにも怒らない(送信内容も反映されてない)みたいです。
    名前とメールアドレスを入れたら即反映されました。

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  • 「少し休みたい」とは?………
    楽天オープン、欠場ですかあ⁉

      引用  返信

  • youkoさん,

    「少し休みたい」の言葉は日本語で発言したものですか?
    違っていたらごめんなさい。
    多分、英語でのプレカンでの発言ですよね?
    訳する方によって少し違っているのでしょう。
    メディア記事によっては「これから少し体を休める」ともありますし、「少し休みをとって」と訳しているのもあります。
    今までも負けた後、少し休みをとって次に向かう旨の発言をしてましたので、今回も同じように先ずは疲れをとって…と前向きな発言に私は感じていました。
    もちろん全米の疲れが残っている事は、錦織選手ご本人が認めていらっしゃるので間違いない事ですが、ご本人は既に前を向いていると感じました。
    でも「少し休みたい」はネガが入ってるように思ったので、つい気になってしまいました。
    youkoさん、すみません私の勝手な感じ方なのかも知れませんね。

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  • はじめまして。このブログ楽しく読ませていただいてます。
    3セット最後は6-6に持っていき、タイブレークで勝つと予想してライスコみてました。
    6-5でなく、5-6になって???15が出たころには、もしかしたら、、。ほんとに信じられない負けでした。
     ふりかえって怪我明けは、完全に治ってからと当初話していたのに、かなり早くに戻ってきた感じでした。
    もしかしたら、痛みを我慢をし続けて出ていることとフォアハンドの不調は関係あるのでしょうか?

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  • 試合後のプレカン記事がありましたので載せます。
    http://www.tennis-tourtalk.com/36762/nishikori-falls-to-bachinger-in-moselle-open-semi-finals

    全米セミファイナル後疲れがあったことを認めた。バッキンガーはフラットに打ってくるので、難しかった…などなど…。
    「少し休んでアジアに向かう」とありますので楽天は出場すると思います。
    復帰後怪我なくここまでこれている事がとても嬉しいです。

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  • 優勝狙って痛い敗戦。相手は良かったとはいえ勝ってほしい試合でした。
    こんな気持ちの時はATPの選手ごとの一年間の全試合結果を見ると落ち着きます。デルポトロもティームもズベレフも、他の強豪も割と、「え?」っていう相手に負けたり、それが続く時期があります。錦織1人にフォーカスしすぎるとメンタルに悪い・・・。
    今日の負けは、原因等解明してきっちり日本で結果がみたいですね!

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  • 恵ちゃんさん,
    すみません。私の勝手な感じ方です。
    「今シーズンの残りを考える前に休みを取りたい」というような発言(日本語の訳文)だったので、休まなければ今後を考えられないほど疲れているのか、と思ったのです。
    あまり「休む」という言葉を圭くんから聞いた覚えが無かったので、余計にそう感じてしまいました。
    ただ、その根底には次に向かう前向きさがあるのは確かだと思います。その辺は恵ちゃんさんと同じです。けっしてネガティブに捉えているわけではないです。
    不安に感じているわけでもないです。そう感じさせてしまったのならすみませんでした。

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  • 同じようなコメントを重ねてしまった形になってしまいました。「前のコメント」となっている方にコメントしたらアップされなかったので、もう一度書き直して投稿しましたところ、両方ともアップされていました。似たような内容ですが、後の方のコメントは一部書き換えています。
    団長さんのお手数をおかけすることは避けたいのでこのままにします。

    ◎団長さんのコメントにあった
    >「ストレート勝利を増やすことに注力した方が効果的(中略)具体的には2ndセットの序盤で手綱を緩めず、復活できないようにすること」
    に、全面的に賛同します。
    昨夜は2セットで勝てた試合だったと思います。
    加えて、団長さんが仰った、
    >「最近はむしろ、技術的に問題がありながらも試合運びや試合勘で勝ってきた印象があります。
    でもそれに頼るのは結局は苦しく、確かな技術でメンタルに負担をかけずに勝利することがベストのはず。」
    にも、激しく同意します。昨夜の試合は
    どこかでいつも発揮されるテニス脳が少し誤作動した結果
    流れを取り戻せなくなった面もあると思います。

    ◎youko さんの仰るように  >「ともかく試合をして試合勘や試合での体力を取り戻す事が目的」なんだったとしたら、この大会に出たことは正解だったと思います。
    確かに疲れは残りましたし、せっかくの優勝のチャンスを逃して後味が良くなかったかもしれませんが、このQF・SFの2連戦は今後に向けて課題が浮き彫りになったという意味ではすごく有意義だったのではないでしょうか。
    フォアなどの技術的な問題はその種のことに詳しい方々がいろいろ指摘されていますが、
    「試合運び」「流れを読み切ってギアの上げ下げをするタイミング」「技術面でのムラを無くす」等においても大きな教訓を得られたはず、と思います。
    この先、GS・MS優勝やトップ3以内を達成するには
    テニス脳が誤作動することもあり得ることを念頭に、それに頼り過ぎなくても勝てるように今以上に技術をアップすることが必要かなと思います。(ジョコビッチ選手に勝つためには必須だと思う)
    最近はロングラリーでずっとランク下の選手に負けることも結構ある感じがします。「ストロークでは負けない錦織圭」が蘇るまで技術面で磨きをかけてほしいです。

    とはいえ、これは「GS・MS優勝を果たし、毎年トップ3以内を維持するためならば」という前提での話。
    個人的には「もっとゆったりマイペースで自分の納得のいくテニスを長く続けていってくれれば」とも思っております。

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  • ゆうたさん、恵ちゃんさん、ROMさん、
    私の、年寄りの早とちり❗すいません、有難うございます。きちんと、関連記事を、読んでから、コメントするようにします。有難うございます。youkoさんにもご迷惑おかけしました。

      引用  返信

  • ROMさん、ぼうずさん

    教えてくださって有難うございました(フォーラムの件)。

    質問しておいて、返信が遅れてすみません。
    こちらのコメントの反映もまだタイムラグがあるらしく、なかなか画面上に表れませんでした。
    これからフォーラムへ行って試してきます。

      引用  返信

  • ぼうずさん、WTAとATPの違いを教えていただき、ありがとうございます。
    男子にもオンコートコーチングがあれば、錦織君も第2-3セット以降、盛り返すことができただろうな、と思ったもので、質問しました。
    WTAに比べて、ATPは過酷な世界ですね。
    ゆっくり休んで、楽天オープン、頑張ってほしいです。

      引用  返信

  • 圭君が勝った時、負けた時 すぐにこちらのブログを開いて 皆さんのコメントを拝読して 心を休めております。
    今回 初めて投稿させて頂いたのは、昨日のWOWOWのオンデマンドが固まったとの話が多かったからです。
    そして パソコンでは小さすぎて! との話もありましたので 一つの情報としてどなたもお知らせされてなかったので….
    全米からだと思いますが テレビの アクトビラ でオンデマンドのテニスが見れます。
    WEB会員登録している IDとパスワードでログインします。  パソコンでは少し時差がありますが アクトビラではありません。
    昨日も一応固まる事はありませんでした。 多分今日の決勝も観れますので 興味にある方は一度試されて下さい。
      長文で失礼しました。 

      引用  返信

  • さん,

    >個人的には「もっとゆったりマイペースで自分の納得のいくテニスを長く続けていってくれれば」とも思っております。

    私もそう思う一人です。圭くんのわくわくする、かっけーー❗って思わず言っちゃうテニスが大好きなので、本人が楽しんでくれる事が1番です。でも1度はGS優勝して欲しいなって思ってしまいますけど。もちろん、出来ると信じていますよ🎵

    なっちさん,

    全然迷惑してないですよ🙆逆に謝っていただいてビックリしました。私の書き方も紛らわしいですね。気を付けますね🙋

      引用  返信

  • comoesta さま
    AQUOSのHDDレコーダーにアクトビラの表示があったので入ってみると
    wowwowオンデマンドnewの表示が!
    でも、
    お使いの機器はご利用出来ません
    でした。4年前くらいに購入。
    もっと新しいテレビやレコーダーだと対応しているのでしょう。
    しばらくはグーグルクロームキャストでつないで見ることにします。

      引用  返信

  • 私はツイッターをやらないのですが、雪rinkoさんのツイッターはよく見に行ってます。
    シビアな見方もできつつ、いつもユーモアにあふれていて読んでいると元気が出ます😉
    先程覗きに行きましたら、なんていうこと⁉️というデータ(どなたのものかよく読めま
    せんでした(^◇^;))を紹介してくれていて、ぜひ皆さんに伝えたいと思いました。
    以下の内容です。

    「今日までの錦織のファースト先取後の対トップ50以下の戦績は143勝2敗」

    (´⊙ω⊙`)

    これはいつからのデータかは私にはわかりませんでした。がっ!今日までの…ということは
    バッキンガー選手もはいっているということでしょうか!?
    凄くないですか!!??驚きです‼️知りませんでした……。
    昨日私たちが見た試合は、相当レアな………だからこそ、団長さんにして「まさかの」
    発言が出てしまうほどの事件!いや試合だったんだな…。すごいもの見ちゃったな(笑)
    と思いました。それで昨日はショボン(*´ω`*)だったのですが、なんだか笑っちゃう気分
    になりました。

    雪rinko さんはこのブログを毎日見てますでしょうか?無断で紹介してしまいましたが、
    いつもこちらに嬉しい報告をしてくださるので、大丈夫かなと甘えさせていただきまし
    た。いつも楽しい情報ありがとうございます😊

      引用  返信

  • youko さん
    賛同してくださってありがとうございます。
    高い目標を掲げて頑張るからこそ
    ここまで到達できているのかもしれませんが、
    錦織選手にはいつもテニスを楽しんでほしいですね。

      引用  返信

  • 昨日の敗戦について、私なりに考えてみました。
    まずは、反省。。。いつもなら、日本の女神様といえば、弁天様、といえば、トイレ!
    ということで、錦織選手の試合がる日は、トイレを綺麗にして、弁天様、よろしくとお願いするのに、
    昨日は、簡単に勝つんじゃねって、さぼり、応援フーズも用意せず・・・。
    そしたらWOWOW繋がらず、罰が当たったかと。。。それでも、ライスコで、第一セットは楽勝ムードで、
    だよねぇ~って、余裕をかましていたら、なんだか変!

    こちらのお陰で、YouTubeで観戦できたのですが、とにかく、バッヒンガー選手が落ちない!
    どこかで、予選上がりの疲れもあるし、こんなに精度が高ければ、もっと上位に来るはずだから、そのうち、ミスも出るだろうと、どこかで慢心がありました。
    その内、これは、金星贈呈当番かもしれないと、応援も本気モードになりましたが、時既に遅し。

    一瞬、悔しさも感じましたが、次の瞬間には、これがスポーツよね、と思いました。
    金星贈呈当番とは、トップ選手が、思わぬ伏兵にやられること!
    それが、低迷している選手へのカンフル剤になり、飛躍のきっかけとなる。
    西岡選手も、杉田選手も、太郎選手も、お世話になりましたよね、
    今回は、錦織選手が引き受ける番だったのかなと。。。

    バッヒンガー選手は、100位を切ったことが無く、去年は、怪我からの復帰で、フューチューズから階段を昇ってきた31歳。
    テニス人生初めての大チャンスに、人生をかけて闘っているかと思うと、勿論、錦織選手を応援しながらも、彼にも、負けるな、と声援を送ってしまいました。
    そして、どうせ、勝つでしょ、なんて見くびっていたことを猛省!

    錦織選手も、彼の頑張りには、心に響くものがあったのでは?
    疲れはあったでしょうが、フォアの調整が進んでいることは確認できましたし、まだまだ道半ばの20代。
    足りないことだらけ、弱点も多々ある、でも、だからこそ、応援のし甲斐があるってことで、
    これからも、たくさんのドラマを見せてもらいましょ~。

    長々失礼しました。

      引用  返信

  • 昨日の敗戦についてですが、
    自分の応援体勢にもちょっと慢心があったと反省。
    こちらのお陰で、YouTubeで途中から見られたのですが、どこかで、バッヒンガー選手も落ちるだろう、疲れもあるし、こんな精度のいいストロークが続くわけないと、内心思ってました。
    どんなに縺れても、最後には勝つだろうから、フォアの良い実戦練習よねぇ~、なんて・・・。

    でも、バッヒンガー選手は強かったですねぇ~。
    基本CHが主戦場の31歳、100位を切ったことも無く、怪我にも泣いてきた。
    その彼が、長いテニス人生初の大一番にかけた思いの強さにやられましたね。
    正直、錦織選手をお応援しながらも、彼の粘りに拍手しちゃいました。
    ATPの公式ページにも記事が出てましたが、ちょっとうるっとしますよ。

    私は、トップ選手には、金星贈呈当番ってのがあると思うんです。
    意外な伏兵にトップ選手が負けることって、ありますよね、
    そのお陰で、飛躍できたりする。西岡選手も、杉田選手も、太郎選手も恩恵受けてますものね。
    その当番が周ってきたのだとしたら、何気にいい選手に当たったかも!
    これから、頑張れるんじゃないですか?
    優勝も、させてあげたいなぁ~。。。

    いやぁ~、テニスって、人生ですね。

      引用  返信

  • この準決勝、観ませんでした。
    あまりの疲れと睡魔に勝てなかったのですが、なんとなく敗退してしまうように感じてました。

    初戦から2戦とも単調なラリー、という印象でした。
    相手のミスを誘う戦略なのか、チャンスを見極める為なのかはわかりませんが、前者であれば、圭のミスや浅いプレースメントが目立ち、攻めてるつもりが攻め返され逆にミスをしてしまう展開だったからです。
    2戦続けて似た試合内容では格下166位とはいえ、ミスで勝利を与えてしまうのではないかと。
    やはり、そうでしたか…。

    男子選手の力は僅差でほんの0.01の差の勝負だと思います。(ジョコ、ナダル、フェデラーは別格かもしれないけど…)
    体を休めて、気分転換して、楽天オープンは優勝して欲しい。

      引用  返信

  • この相手に、この出来で、何故、負ける?
    久しぶりに、余裕の、ビールを飲んでいたのに・・・
    負けた・・・何故?・・心の整理が・・・

    エガリテさんのコメント
    「勝つ気性が薄すぎ」
    「粘りとか頑張りではなく、勝機にいきり立つ、圧倒感がない」

    なるほど、確かに!

    自分は、メンタル派では、ありません。
    しかしエガリテさんの、分析には納得です。なるほど・・
    説得力がある・・・

    なら、錦織は、すぐに復活ですね!

      引用  返信

  • すみません、コメントが消えたので、書き直したら、古いコメントも出ちゃいました。
    重複内容なので、読み飛ばしてください。ごめんなさい。

      引用  返信

  • なんか、昨日のことは夢だった?なんて思いながら起きた今朝。
    団長さんの記事読んで、ちょっと落ち着きました。
    コメント欄が何だか変なので、コメント控えていました。

    あけびさん、ありがとうございます。 私もゆきんこりさんのTwitter見ました(私も見るだけです、いつも素敵ですよね)そっか、143勝2敗なんだ~、そんなこともあるよね、って感じですよね。
    必要以上に落ち込む必要はないし、これからだ~!

    おばっちさんも、ありがとうございます。
    なんか、落ち着いてきました。
    31歳になっても、やれる!ってなんか、力もらいました。

    今日の決勝、見届けようと思います。

      引用  返信

  • 見逃し配信で落ち着いて見直し。
    第2セットからバッキンガーのミスが減って
    ワウリンカっぽいフォームのサーブ(特にセンター)が決まり出して拮抗してきた感じになりましたが、
    第3セット7ゲームの相手サーブの0ー40までは我々も錦織本人もまさか負けるとは思えなかったし、錦織から5ー6の段階でもタイブレークで決めてくれるものと思っていて、結果が受け入れがたいのでしょうね。
    大事なところでの錦織のフォアのミスがたしかに目立ちましたが、勝利へ意欲がないとか余裕ぶっこいてるとかは無いんじゃないかと思います。
    以前のサイコロ理論で相手の条件が今回上回ったということで。
    バッキンガーが、このコート球のバウンド具合が自分に合ってるとも言っているようですし、錦織のフォア狙いの作戦も吉と出たのでしょう。
    悲観し過ぎず次に期待したいと思います。

      引用  返信

  • comoestaさん
    アクトビラで、今オンデマンド見ています。今まで全く知りませんでした。貴重な情報ありがとうございました。バッヒンガー選手、頑張ってますね。

    昨日は本当に落ち込みましたけど、団長さんのプレビューや皆さんのコメントを読んで、心新たにできました。いつもこのブログには感謝しています。
    錦織ファンはやめられない。躍動する圭のテニスが大好きなんです。2008年からの思い入れとともに。応援することしかできないけど。

      引用  返信

  • 一つ前のコメント、プレビューではなくレビューの間違いでした。失礼しました。

      引用  返信

  • バッヒンガーさん強い
    ブレイクされたけどすぐにブレバ
    ストローク良いし昨日の錦織に欲しかったストレートとかDTLの精度が良い

    って…
    決勝見てたけど映像出ない(T ^ T)またダメかな

      引用  返信

  • 昨夜の敗戦で、すっかり落ち込み悔しさいっぱいで眠れず、、、モヤモヤしていましたが、団長様のレビューを読み、皆さんのコメントを読んでようやく落ち着いてきました。
    昨夜の負けは負けとして、きちんと受け止めて、反省点を改善するべくチームでしっかり立て直すことを期待します。でもでも、バッヒンガー選手のプレーは、とてもよかったです。連続してポイントを許さなかったですし、サーブもすばらしかったです。圭くんも退場のとき、きちんと観客に手を振っていました。下を向いてなくて良かったです。
    優勝できるドローだ!って勝手に思っちゃいましたが、やはりプロの世界は厳しいです。
    楽天オープンも強豪が多数参戦するので、一つとして簡単な戦いはないと思いますが、圭くんが頑張り続ける限り、私も心から応援していこうと思います‼️

      引用  返信

  • シモン選手が決勝でバッヒンガー選手を圧倒!
    優勝おめでとう。

    フランス人ファンの方々、よかったねー。
    (心の中→うう…)

      引用  返信

  • シモンあまり問題もなく勝ちました。この大会は3度目の優勝です。
    チャレンジャーレベルの選手には、打球が低かろうがサーブが速かろうがやっぱ負けないですね。
    細いし小さいのに軽やかで素晴らしい。彼を観てると日本人だってもっと頑張れるのではと思えます。

    あー観たかった、錦織戦。
    でも、
    いい選手がたくさん来ている楽天オープンでの活躍を期待します!

      引用  返信

  • シモン選手は昨年末辺りはトップ100からの陥落危機もある中で、今シーズンATPツアー2勝目を上げました。

    そして台湾の高雄CHではモンフィス選手が優勝して、これで両者共に今シーズンのレースランクで30位以内、つまり全豪&コミットメント圏内に浮上しました。

    モンフィス選手のCH参戦は「?」では有りますが、ptを貪欲に稼ぐ姿勢は素晴らしいと思います。フランス4銃士の底力!といったところでしょうか?

    逆に、本来なら全豪&コミットメント圏内に浮上する為にptを貪欲に稼がないといけないティアフォー選手、錦織選手の1/8以下しか稼いでいないソック選手は今週はレーバー杯に参加して来週のATPは不参加・・・

    「レーバー杯で遊んでいる場合か!💢 とっととATP大会に参戦して少しでもptを稼がんか! この、バカチンがぁ!💢💢💢」・・・、と思っている米国ファンはいるでしょうねぇ〜

    そう考えると、疲れが残っている中でATP大会で何かを得ようとしている錦織選手が報われて欲しいて心から願っていますし、それを信じて応援しようと改めて思う次第です。😤😤😤

      引用  返信

  • 今週のシモンは強かった。バッキンガーをがどういなすか見ものでしたが、1セット目接戦をものにし、心折れた相手を2セット目で完全に突き放す。ベテランらしい素晴らしい試合運び。錦織が決勝に行っても今日のシモンは厳しかったかも。

    サンクトではティエムが優勝し、彼にどれくらい入れ替わりのポイントが入るか分かりませんが、また差をつけられた感が。完全に全米ナダル戦から何か掴みましたね。全米での戦いぶりを見るに、ファイナル進出するために掴むべきはティエムではなくアンダーソンだと思いました。
    そんな彼はなぜか成都をキャンセル。まさか理由がレーバーカップなのだとしたらちょっと有り得ないですね。

      引用  返信

  • ゆうたさん、情報をありがとうございます。
    シモンとモンフィスが優勝。
    どちらも好きなので祝福したいと思いますが、それでも、錦織君は明らかに彼らよりも実力で優っているのに、なぜ2年半以上も優勝できないのでしょうか?

      引用  返信

  • 試合は見ていませんが、シモン選手地元での優勝は喜びもひとしおかと。
    おめでとうございます。思えば、バッキンガー選手共々長年がんばってきたからこそ
    の決勝戦という舞台。こういう報われる場面を見るのは気持ちがいいことです。

    ゴルフ界でも、タイガーウッズ選手が、1876日ぶりに優勝というニュースが流れました。
    5年以上ですね。その間の様々な葛藤、その中での根気強い練習、ファイトする気持ちの
    構築などが想像できます。花開くタイミングが今回の大会だったということですね。

    錦織選手もどこかのインタビューで言ってました。
    やることをしっかりやっていれば、そのタイミングはいつか来る。
    その通りだと思います(⌒▽⌒)
    あ〜そのタイミングが楽天であれば……( ̄▽ ̄)
    いやいやそれは言いますまい。

    大坂選手の準優勝の試合も見られなかったですが、ものすごいエネルギーと集中力を
    使い果たした結果。称賛以外のなにものでもありません。海外ではGS覇者が次の大会
    で決勝まで進めることはまれなことで素晴らしいことと絶賛という記事を見ました。
    なのに地元の!日本のマスコミのいくつかはまさかのV逸!って💢舐めてる…………。
    錦織選手も大坂選手も世界のKEI、世界のNAOMIですから、日本の中だけの評価を気に
    せず、世界中の声に耳を傾けた方が確信が持てる!

    いろんなニュースをつい錦織選手のことと関連づけて考えてしまう最近のクセ…(^◇^;)
    ちとこわい(笑)

      引用  返信

  • ゆうたさん,

    >疲れが残っている中でATP大会で何かを得ようとしている錦織選手が報われて欲しいて心から願っていますし、それを信じて応援しようと改めて思う次第です。😤😤😤

    全く同感であります!こんなに頑張っているのに❗と思っちゃいます。
    どの選手のファンもそうかもしれませんが😅

      引用  返信

  • ラッキーわんこさま youkoさま

    ご返信ありがとうございます。
    メス参戦については賛否が分かれていますし、「否」の方のお気持ちもわかります。

    しかし、「真剣勝負(GS・MS)」を勝ち進む術は「真剣勝負(ATP500・250)」で得るしか無い様な気がします。錦織選手の場合は長期欠場明けなので得るというよりむしろ「取り戻す」という方が適正かもしれません。

    休養やエキシビション等の「遊び」は必要だとは思います。しかしそれって所詮は停滞に過ぎないのでは?とも思ったりします。現にティーム選手は、全米のナダル戦の激闘後にデ杯POでエースの役割を果たし、サンクトペテルブルク250で初めての屋内ハードで優勝したのは真剣勝負での戦いが報われた証だと思っています。

    錦織選手の参戦の是非の判断はまだ先だと思っています。しかし果敢に挑戦した錦織選手は本当に尊敬すべき選手だと改めて思いました。

    しかし、今は思いっっっっっきり休養して欲しいですが・・・😅😅😅

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  • 今回の負けでやっと気づいたことがあります。
    対戦相手の心理状態を知ることが、試合に重要だということがよくわかりました。
    相手のランキングや対戦結果とか数字に表れるもので、私も勝てる相手と思い込んでいました。
    相手の特徴さえよく知ろうともせずにです。しかしながら、ランキングがかなり下であっても、勝ち上がってきていると
    いうことは運だけでなく、実力も伴っていうことに注視すべきだったのでしょう。
    勝てば決勝の舞台に行ける位置まで上がってきて、31才の彼は、がむしゃらに戦ったのだと思います。
    強い気持ちがミスのない最高のプレーを引き出したのだと思います。
    もし、対戦相手が気合十分で上がってきているのがわかっていたら、もっと引き締めた上位選手のプレーで勝っていたでしょう。
    1セットと同じく短時間で決められたと思います。 チャレンジしたあたりから、精神的に途端に落ちた感じがして、逆に相手に
    力を吸い取られたような奇妙な展開でした。 仮定の話で恐縮ですが、 もし、勝てていた場合、決勝では地元全仏で完敗を喫し
    リベンジに燃えている相手なので、より厳しい戦いになっただろうと心理面も含めて考えると思います。
    前回、圧勝したし勝てるに違いないと思っていました。
     にぎやかでしたが地元の応援があり、準決勝戦では、フランス選手の応援もありました。
    準決勝で負ける前は、シードが錦織選手だけになり、早々に優勝の文字が出ていました。油断させ虎視眈々と倒す機会を
    ねらっている選手が多くいることにもっと目を向けるべきだったと考えさせられました。

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  • ラッキーわんこさん,

    正直私もメスで錦織選手が優勝すると思っていたのでとても残念です。疲れが原因で本調子でなかったと思うのは前に書きましたが、それに加えてアウェイっていうのも案外大きいのではと思っています。
    メスって調べてみたらドイツに近いんですね。シモンは地元ですが、バッヒンガーにもドイツ人の応援は多かったのではと思います。
    錦織選手はメンタルが強い方だと思いますが、遠征が終わって帰るとき時々「おうちに帰る」という言い方をしていますね。やっぱり自分の住み慣れているところで試合すると安心すると思うんですよ。コートの相性とかもありますが、全米で成績がいいのも地元っていう精神的な安心感があるんじゃないかと思ってます。
    推測でしかないですが。

    南米シリーズの時も思ったんですが、ランキングが下であっても家に近かったり、知ってる人や応援してくれる人に囲まれているっていう安心感は結構大きいのかなと。特に競ったときには。
    ふつうの体調だったらそれでも負けない実力はあると思いますが。
    実力を出し切れない状況だと、アウェイでやられてしまうこともあるのかなと思います。

    楽天はホームなので、リラックスできて優勝できるといいですね。

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  • 大坂選手の全米優勝や、東レ準優勝について昼の情報番組9/11,24)で、
    田中ウルヴェ京さん(ソウルオリンピック、シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーニング上級指導士)のコメントが興味深かったです。
    錦織選手にも通じそう。

    一部コメント抜粋(長くて、すみません)

    9/24
    「勝つことの難しさを本当に知るためには、感情を質感として捉えられる条件が必要。自分の国だったり、異常にすごく応援してくれたりする機会は滅多にない。今回の負けはすごく悔しいからこそ次にすごくつながる。」
    「選手は負けたくないけど、負けたくない試合で負けることは(次につながるという意味では)一番大事。」

    (大坂選手、敗戦後の『(今大会の)自分を誇りに思う』発言について)

    「敗戦しても、本当にそう思えるならベスト。選手は勝ちたいが、勝つ時って、相手が負けてくれなければいけないわけで、『勝ちたい』にコントロールしてはいけない。勝つことは自分でコントロールできない。大事なのは、ちゃんと自分が今日自分らしいプレーができたかの方が大事。」

    「(エラーした場面で)技術的なことは当然あると思うが、『いける』とか『決めよう』と思ったら絶対ダメって、どんな競技でもある。」
    「(沢松さん)勝てると思ったら負けるのがスポーツで、負けたくないって思った方が、ちょっとした違いだが、うまくいく時が多い。勝ちたいと思った瞬間に急に力が入る。」
    「(そう思わない方が)力が一つ抜けて、自分に期待しなくなる。」

    9/11
    (サーシャコーチの『相手が何もしてないのに、自ら負けていることに気付きなさい。』という教えに対して)

    「私も男女テニスのメンタルトレーニングもやるが、特にテニスやゴルフは自滅してしまったら終わりで、その自滅の原因は何かと言ったら、ここ(頭を指して)なんですよね。心ってここ(胸を指して)ってよく仰いますけど、実はここ(頭)で、自分のコントロールがきかないってところが一番、勿体ないだけですよね。心が弱いのとは全然違う。」

    「大坂さんの言ってるポジティブ(になった)って、楽観的ではなく肯定的な思考を言っている。彼女は心は強い。タフ。感情のコントロールがきかなかった最後のピースをポジティブ思考、日本語の場合イェーイって考えがちだけど、建設的に考える、事実を見るということをサーシャコーチは教えただけ。(指導者は)ほめるではなく建設的である、ということがすごく大事。」

    抜粋終わり

    大坂選手も錦織選手も蓄積疲労があると思うので、出来る限り身体も頭もリフレッシュしてほしいです。
    そのフレッシュな状態で、目の前の相手に対して自分のやりたいテニスが出来る的確な判断力と、それについていけるフィジカルを携えて、次戦に臨めたらいいなと思います。
    そしたら、結果はついてくるんじゃないかな。

    特に錦織選手には、ホームで伸び伸びと楽しんでプレーできるような環境であってほしいし、そうできるように応援したいです。

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  • 連投すみません。
    錦織選手、もう日本に帰って来たんですね。
    テンション上がるヽ(*´▽)ノ♪けど、
    休む暇があるのか心配。。。

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  • 【ハモのメッス漫遊記】(写真はツィッター @Vestige_du_jour をご覧ください)

    初日土曜日準決勝

    行ってきましたメッスのモゼール・オープン。週末にしか行けないので、錦織がSFまで勝ち残ってくれることを期待して(金曜日のバシラシビリは第3セット序盤のブレークで負けを覚悟した)、準決勝と決勝のチケットは1週間前に抑え、TGVチケットはマイレージでタダ、ホテルはいつものように直前割引を探せばいいべと。土曜日朝8時40分パリ東駅発のTGVで出発。パリ→メッスはTGVで1時間半と近いです。午前10時11分にメッスに到着。駅舎の建物からして歴史ありそうな街ですが、ヨーロッパの都市の典型で、旧市街を中心にこじんまりしており、地下鉄とかトラムはないけどバスが頻繁に走っており、主な場所は徒歩圏内です。とりあえず試合時間まで余裕があるので、観光でもするべとレコレ修道院に行った。優美な回廊だったが、エコロジストの展示会をやってました。秋日和の気持ちの良い土曜日で、旧市街の人出は多かったです。昼飯にイタリアン・レストラン(トスカーナ)に入ろうとしたら中は予約で満席で、少し寒いしタバコの煙が漂って来るのが嫌な外で食べたけど、電熱器で暖たかく問題なし。パスタのトマトソースのフェットゥチーネ(生ハムが乗ってた)を食べてたら午後1時になったので、いざテニス会場(Les Arènes Metz)へ。場所は、到着したTGV駅から徒歩10分程度の至近距離で、すぐ隣にははポンピドー・センターの分館があります。

    メッスのアリーナに到着、会場入り口でボディチェック。ペットボトルの蓋を取り上げられたが、なぜかボトル本体は持ち込み可。つまり投げつけないようにするということか。教訓「メッスに行くときはペットボトルの蓋を余計に持って行くべし」(はマズイ提案か?)。会場で今日の大会のジャーナルを取ると、当然錦織が他のSF進出の3人と表紙を飾っているが、タイトルが「DEMIES SURPRISES(半分サプライズ)」。準決勝進出の二人がサプライズの意味なんだろうが、錦織のサプライズはある訳ねーべ、とこの時は軽く受け流す。ジャーナルでは、錦織特集もしており、「日本では半神」と。出雲の子なので当たり前じゃ。メッスはATP250ですが、パンフレットや毎日のジャーナルが発行されているし、ちゃんとしてますね。東京はやってるんだろうか。着いて早々、錦織が練習してないかコート1に見に行ったがしてなかった。GOLDチケット(といってもGSとかに比べると74ユーロと比較的安い)の入り口はどこかと探して、やっと見つけて入り口から入ろうとしたら、なんと一人で歩いてきた錦織と1対1ですれ違い。咄嗟のことで声も出ず、慌てて選手ラウンジ室に引き上げて行く錦織の写真を撮った(が何となく悄然として元気なさそうに見えた)。その前に錦織陣営の人とすれ違って会釈したが完全に無視された(笑)。どーも錦織陣営はガードが固くて近寄りがたい雰囲気が。もちろん試合前なので、声なんか掛けませんが。後から考えたら、GOLDチケットだと、地下にあるVIPラウンジとか選手食堂を通るので、錦織は試合前のパスタかなにか食べて引き上げるところだったのかな。あー、千載一遇でした(笑)。

    シモンvsアルボットの試合を観て、次の錦織vsバッヒンガーまで時間があるべとタカをくくってたら、試合があっという間に始まった。席は選手ベンチのすぐ後ろだったので、ボールの高低はよく分かるが、コースの内訳とかサイドラインへ入ったかとかはよく分からず。やっぱりエンドコートの方が首の負担も少なくていいか。試合の経過は、TVで観た方が情報量が多いので省きますが、実際に観た感じだと、第1セットは最近よくある完璧な第1セットのキレッキレッ。ボールに威力はあるし、シュルシュルと音を立てたトップスピンのボールがベースライン際やサイドライン際にストンと落ちて、観ていていと気持ちよし。TVで聞こえてたかどうか、最近の錦織はショットを打つたびに「ンム(カタカナにするの難しい)」と声を出して(FH)ショット打ってます。近くだと選手の息遣いがよく聞こえるのが、大きなアリーナの上の方の席から見下ろすのと大きく違うところです。錦織はネットにもよく出て、よくストレッチして返したり、足元に来たショートバウンドを上手く返したりで、ほとんどミスがない素晴らしい出来。バッヒンガーはコートカバレッジがあまり良くなく、プレースタイルも愚直に上から被せて打ってくるフラットなFH、あまり攻撃的とは思えないBHで、ランキング通りの実力差があり、こりゃ1時間で試合終わりだなと思った。ところが第2セットにショットが荒くなりフレームショットが増え、FHのエラー増産開始のいつものパターンに。タイブレかと思いきや、FHのリターンが浅くカウンターくらって、最後はまさかのBHDTLが炸裂してあっさりセットを取られた。第2セットはイーブンで一発でやられたと思ったが、デシジブ・セットに強い錦織のこと、まあ第3セットの速い段階でブレークしたら勝てるだろうと思ってました。サービスゲームは割と楽にキープしてたし、第3セット序盤、相手サーブで何度もBPチャンスもあったが、クラッチになるとバッヒンガーの1stサーブがことごとく入って来てブレーク出来ず、ややイライラが募る。2−3になって(団長のように我慢出来ず)トイレに行って、通路でモニター見たらなんと3BPチャンス!ところが攻めきれず、また1stサーブを入れられてブレーク出来ず。ちょっと嫌な予感がし始める。肝心のBPでショットがネットにかかるシーンが多く、またいつもの肝心なポイントでの2ndサーブリターンミスもあり、会場の周りではあーっというため息が。この頃には第1セット絶好調だったFHの威力がなりを潜め、リターンがサービスライン後ろどころが前で跳ねて、ウイナーどーぞ打ってくださいみたいなショットが増えてた。BHのリターンもミスして膝に手をつくシーンがみられ、こりゃUSO以来の疲れと、今日さんざんあったBPを取りきれなかったメンタルもあって、かなりヤバイと思い始める。5−6になって、第2セットと同じくタイブレ勝負かと思ったら、自分のFHのミスと、最後もFHに振られてリターンをあっさりネットで試合終了。唖然ボーゼンの敗戦で暫く立ち上がれず。バッヒンガーのフラットなショットがネットの上10cmをなぜかちゃんと越えて行って、錦織に気持ちの良いラリー応戦をさせず、クラッチでの1stサーブが素晴らしかった。メッスの3試合とも、対戦相手はリズムよく打たせてくれないフラット系の強打で苦戦してしまい、2017年WBのRBA戦の敗戦を思い出しました。が、それにしてもクヤシー。

    アリーナのテニス会場では、コート周りにもネット下にもFOXTENNの計測機器を設置。後ろが割と狭いので、RGのゴファンじゃないけど選手が激突しなければいいがと思う。サーブ速度の表示は遅く、1stサーブで更新されないことも多い。シモンが200km/h越えの1stを打ってたので、右側に2つ離れたテニスに詳しそうなお兄さんに「フツーか?」と聞いたら普通とのこと。「錦織が202km/h打っているという表示だが、たぶん計測を間違えてる」と言っておいた(笑)。サーブのレーダー速度、絶対キャリブレーションを10%くらい間違えてるような気がする。ジル・シモン応援のブラス・バンドは、錦織vsバッヒンガーは、結局どちらも応援してました(笑)。ブレーク後の帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)には笑ってしまいましたが。ブレークされた方はますます気落ちする(笑)。錦織がもらい損ねたヴァンギャルドなトロフィーは、ロビーに飾ってありました。噂の赤いペンキマンはGOLDチケットやVIPが入れる通路に飾ってありました。VIPラウンジに出入りしている人たちは、地元のオッチャン、オバチャンで、錦織なんて知らない、という感じ。日本人の応援も多く、たぶんヨーロッパ在住の家族づれとかよく見かけました。自分の左側には、ストラスブールからバス2時間かけてきたという女性二人と、右側には錦織応援フラグを掲げたイギリスのリバプールかた来たという女性。こちらの方には、試合途中にいきなり「禮さんですか?」と声を掛けられ、なぜ身元が直ぐにバレるんじゃ?と思いつつ、後から錦鯉フレンドと判明。その後食事をご一緒しました。試合後会場を後にして歩いてたら、錦織が訪れたとツィートしてたメッスのユニクロは、実は試合会場の直ぐ近くにあり、結構大規模なストアーに見えました。今日のモーゼル・オープンの見出しの「半分サプライズ」は半分どころか全部だった、ちゅーのが今日の落ちかとトホホな気分で、負けた腹いせに、メッスのL’Aloyauというステーキ専門店へ。ステーキ2.4kgやけ食い(ウソ)。

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  • 【ハモのメッス漫遊記】(写真はツィッター @Vestige_du_jour をご覧ください)

    初日土曜日準決勝

    行ってきましたメッスのモゼール・オープン。週末にしか行けないので、錦織がSFまで勝ち残ってくれることを期待して(金曜日のバシラシビリは第3セット序盤のブレークで負けを覚悟した)、準決勝と決勝のチケットは1週間前に抑え、TGVチケットはマイレージでタダ、ホテルはいつものように直前割引を探せばいいべと。土曜日朝8時40分パリ東駅発のTGVで出発。パリ→メッスはTGVで1時間半と近いです。午前10時11分にメッスに到着。駅舎の建物からして歴史ありそうな街ですが、ヨーロッパの都市の典型で、旧市街を中心にこじんまりしており、地下鉄とかトラムはないけどバスが頻繁に走っており、主な場所は徒歩圏内です。とりあえず試合時間まで余裕があるので、観光でもするべとレコレ修道院に行った。優美な回廊だったが、エコロジストの展示会をやってました。秋日和の気持ちの良い土曜日で、旧市街の人出は多かったです。昼飯にイタリアン・レストラン(トスカーナ)に入ろうとしたら中は予約で満席で、少し寒いしタバコの煙が漂って来るのが嫌な外で食べたけど、電熱器で暖たかく問題なし。パスタのトマトソースのフェットゥチーネ(生ハムが乗ってた)を食べてたら午後1時になったので、いざテニス会場(Les Arènes Metz)へ。場所は、到着したTGV駅から徒歩10分程度の至近距離で、すぐ隣にははポンピドー・センターの分館があります。

    メッスのアリーナに到着、会場入り口でボディチェック。ペットボトルの蓋を取り上げられたが、なぜかボトル本体は持ち込み可。つまり投げつけないようにするということか。教訓「メッスに行くときはペットボトルの蓋を余計に持って行くべし」(はマズイ提案か?)。会場で今日の大会のジャーナルを取ると、当然錦織が他のSF進出の3人と表紙を飾っているが、タイトルが「DEMIES SURPRISES(半分サプライズ)」。準決勝進出の二人がサプライズの意味なんだろうが、錦織のサプライズはある訳ねーべ、とこの時は軽く受け流す。ジャーナルでは、錦織特集もしており、「日本では半神」と。出雲の子なので当たり前じゃ。メッスはATP250ですが、パンフレットや毎日のジャーナルが発行されているし、ちゃんとしてますね。東京はやってるんだろうか。着いて早々、錦織が練習してないかコート1に見に行ったがしてなかった。GOLDチケット(といってもGSとかに比べると74ユーロと比較的安い)の入り口はどこかと探して、やっと見つけて入り口から入ろうとしたら、なんと一人で歩いてきた錦織と1対1ですれ違い。咄嗟のことで声も出ず、慌てて選手ラウンジ室に引き上げて行く錦織の写真を撮った(が何となく悄然として元気なさそうに見えた)。その前に錦織陣営の人とすれ違って会釈したが完全に無視された(笑)。どーも錦織陣営はガードが固くて近寄りがたい雰囲気が。もちろん試合前なので、声なんか掛けませんが。後から考えたら、GOLDチケットだと、地下にあるVIPラウンジとか選手食堂を通るので、錦織は試合前のパスタかなにか食べて引き上げるところだったのかな。あー、千載一遇でした(笑)。

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  • 二日目日曜日決勝

    午前中はサンテチエンヌ大聖堂や、メッスにあるポンピドゥー・センターの分館に行く予定だったが、結局いつものように日曜日午前中ホテルで寝て過ごして行けず(笑)。昼過ぎにもう通い慣れた(笑)会場へ。一晩寝て少し元気になったので、今日は取材攻勢をかけるべ(笑)と、まずArtengoの親切なお兄さんに取材。メッスのボールとストリングの公式サプライヤーは、フランスのスポーツ用品メーカーDecathron(元々10種競技という意味)のArtengoというのは、昨日確認済み。担当の責任者みたいなお兄さんを探して話したら、気軽に雑談に応じてくれた。曰く、ボールはメーカーは違っても世界二ヶ所で生産。コンポジションが違う。メッスでは6年前からインドアハード用のTB920を使用(63%ナチュラル、37%シンセティック)で、ボールとしてはTecnifibreに近い。クレーではTB930を使う。サーフェスは非常にスロー(にちょっとビックリ、錦織が速いと言ったのは相手のショット速度のことだったのか)。錦織のストリングは、昨日40/38LBsから42/40LBsに変えた(相変わらず低い)。ATPはトーナメントのあと、ボール、ストリング・サービス 、迎車サービスの3点について選手にアンケートするが、メッスはいつもベスト3に入っている。などと面白い話を聞くことが出来た。最後に写真撮っていいかと聞いたら、気軽に応じてくれた。すぐ近くで、今日のバッヒンガーやシモンのストリングを張っているストリンガーにも取材。錦織は(練習では?)41/39Lbs。バッヒンガーは、22.5/21.5kg(49/47Lbs)。シモンは、26/25kg(57/55Lbs)とラケットのラベルまで見せてくれて説明してくれた。選手のテンションって企業秘密かと思っていたが、案外教えてくれる。やはり錦織のテンションは他の選手に比べてかなり低い。今シーズンずっと40Lbs前後と低いが、低いテンションはボールの威力は出るものの、コントロールが難しいとされる。故障明けの手首に負担を掛けないためのロー・テンションかと思っていたが、今後もこのままなのか、それとも少しづつ上げて行くのか。今日のモゼール・オープンのジャーナルは、内面で2ページの大きな錦織の写真とともに「VOL PLANÉ(滑ったフライトとでも訳すのか)」を見て、また腹がたつ。

    午後1時半から最終日のダブルス決勝。マユ&ロジャー・ヴァセランとスクスプキ兄弟との対決。スクスプキ兄弟にやや硬さがみられ、マユのサーブは好調で、初めて見たロジャー・ヴァセランはネットプレーと時折見せたダウンザラインのリターンエースが素晴らしかった。今日の座席は昨日の選手席の後ろとは違って、ベースラインあたりにしたので、選手のサーブフォームとかポジショニンングがよく分かる。シングルス決勝開始前まで小一時間とのアナウンスがあったので、その辺りをウロウロしてたら、前からマユが歩いてくるじゃないか。そこら中で記念撮影に収まっていて、その後話しかけたら話し相手になってくれた。見た通りの素朴な感じでサンパな人だった。「日本のファンのためにまた日本に来てください」と言っときました。ピアニスト同様、テニス選手は知らない相手とは絶対に握手しないのかと思っていたら、最後握手してくれた。フランス人選手とかとても気さくだが、まあ錦織及びその周辺のガードが固いのは仕方ないことなのかな?

    中継カメラはSONY+Canonとチェックしたり、またVIP&選手食堂の通路でドローの写真を撮ってたりしてたら、トーナメントのトロフィーを抱えたおじさんが歩いてきたので、写真を撮らせてもらった。これは今日錦織が掲げる筈だったのにと、まだブツブツ独り言ってみる。その後、観客席の上のほうに行ってウロウロしてたら、ついにFOXTENNらしきブースを発見。どこで操作してるんだろうと思っていたが、西側コートエンドの上の方に、黒く薄い幕を張ったブースがあって、それ越しに FOXTENNのディスプレー・ロゴと中で数人がゴソゴソやってるのが見えた。ほとんど何も写らないのだが、試しに黒幕越しに写真を撮ってたら、警備員らしきお兄さんにスパイと間違えられた(さすがにこの業界はスパイ合戦で厳しいのか?!)。中のお兄さんたちに「こいつが写真を撮っていた」と言いつけて、中からお兄さん二人(たぶんカタラン人)が出てきた。ホーク・アイのスパイじゃない(笑)ただのテニスファンだと言ったら、英語で少し話をしてくれた。公開するデータについて聞いたら、データはおいおい公開表示するプランがある、サーブスピードは測定出来るが、トップスピンの測定は出来ない、などと答えてくれた。お兄さんが来週東京に行くと言うので、テニストーナメントかと聞いたらそうだとのこと。つまり楽天にFOXTENN導入判明。昨年はホークアイだった?

    予定より15分くらい早く始まったメッス決勝、シモンvsバッヒンガー。安定のシモン沼でバッヒンガーは立ち上がりUE多く、早々にシモンがブレーク。だがバッヒンガーのサーブは良い。バッヒンガーは突然素晴らしいFHDTL打ってきたりして、昨日も同じだったなあと思う。バッヒンガーが意地のブレークバックで、バッヒンガーがミスを減らして来た。そもそもDFがないのがよい。昨日は錦織もDFなかったが、一番大事な場面で出てしまった(なぜあの場面で?)。今日も最前列には日本人応援が多く、自分から二つ離れた席には、ストラスブールとジュネーブから来たというカップルと、右隣りには日本から決勝戦をみにきたというカップル(錦織SF敗戦でたいへんお気の毒)が。日本から来たファンの人が大会関係者から聞いた話では、大会関係者も錦織の敗退を残念と思っている、錦織は既に空港に向かったとのこと。日本直行なのか?第1セット、シモンから5−6で、トリプルBP握られて崖っぷち。コート上でぶつぶつ言い始めたがよく聞き取れず。3BP凌いでキープして会場大歓声。バッヒンガーのショット、ネットすれすれにフラットが越えてくる。昨日も錦織がFHリターンをミスさせられた浅く跳ねる速いショットで、さすがのシモンもリターンをネットに掛ける場面が目立った。バッヒンガーのポジションは、ベースライン後方2m位が多いが、攻撃するときは前に入る。バッヒンガー、さすがに予選からの勝ち上がりでタンクが切れたか、左右にコントロールされたショットをミスしてくれる。シモンのBHDTLが炸裂して、ラブゲームでブレーク。やっぱりクロスだけでなくDTLがバッヒンガーには有効。錦織はなぜそうしなかったのか。シモンが完璧な第2セットで優勝。バッヒンガーへの挨拶で、シモンはNishiを破る健闘おめでとうと言っていた。シモンは、メッスは3回目の優勝なので、トロフィーを貰えると。

    大会が終わって、帰るべと思うも、今日は朝から荒れ模様の台風みたいな天気で、雨が降り止まず。壊れた傘をホテルに打ち捨ててきたのが大失敗で帰れん。しばらく雨が止むのを待つことに。少し雨が止んだので近くのTGV駅の通路を抜けて駅の正面に行ったら、なんと審判のDamien Dumusoisさん(最初すぐに名前が出てこなかった)に遭遇。ここでも取材(笑)。Foxtennが東京で使われると確認、(同行していただいたリバプールから来られた方から)セレナ問題について意見を求めるも「答えられないが、同僚は常にサポートする」と。あと、東京のホスピタリティはすばらしいと言ってました。そう、日本はすばらしいおもてなしの国。パリへ帰るTGVは、錦織の優勝を想定して遅い20時50分(かつシャンパンで祝杯をあげる予定)にしていたのでまだ時間があり、晩飯を食べて帰ることに。日曜日で開いているレストランは多くなかったが、目を付けていた駅からそんなに遠くないレストランで、前菜は、成人病一直線のフォアグラ、メインはBar(すずき)、デーザートも食べて、時間がなくなったのでダッシュでホテルに戻り、預けていた荷物をピックアップして、パリに帰るTGVに5分前に滑り込みセーフ。駅舎のタワーは、ちょうど満月を背後に抱いていた。メッスよさらばじゃ。今回鼻血ブログのお陰で思いがけない出会いもあったし(なぜに身元がすぐにバレるんじゃ?)、あちこち突撃していろいろ人と話が出来たし、2日間のウィークエンド遠征にして良かった。小さい大会だと選手や大会関係者との距離が近いので、たいへん面白いです。観光旅行と一緒で建物だけ眺めても面白くはなく、やっぱり現地で人と話すのが一番興味深いです(特に田舎のじーさんの経験に基づく蘊蓄話)。圭、次は絶対に優勝してくれー。

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  • 団長さん、お忙しいところたいへん申し訳ありませんが、上の2番目のコメント
    (2018/09/24 21:44:55)を削除していただけないでしょうか?なぜか自分で編集出来ません。。。

      引用  返信

  • 禮さま

    錦織選手の試合見に行っておられたのですね。現地での詳細なレポート、ありがとうございます。やはり現地観戦でしか気がつかないことって沢山あるのですね。圭くんとのニアミスだったり、ストリングのテンションだったり、楽天でもfoxtennが使用されるなどなど、興味深いお話を教えて頂きありがとうございます。
    私は、準決勝戦オンデマンドがつながらずモヤモヤしながらライスコ観戦でしたが、明日見逃し配信をゆっくり見てみようと思ってます。禮さまの観戦記を参考に!
    せっかく観戦したのに、負けてしまって残念でしたね。しかし、きっとこの敗戦を糧にして、またいい試合を見せてくれるでしょう。いつか歓喜の瞬間に立ち合えるのを夢見て、これからも応援を続きましょう♪
    私は、楽天オープンで観戦してきます😊

      引用  返信

  • さま、
    楽しく突撃レポート、拝読いたしました‼️
    ただ試合を見るだけでなく、様々な角度からのレポートは、とても貴重。
    こういうところ、見たいなぁって思うところに直球ストライクでした✨
    Twitterも見せていただいておりましたので、
    ぜひ、圭くんの🏆に立ち会っていただきたいと思っておりましたが、次の機会に持ち越しですね…。

    250の大会だと、食堂の外で圭くんにバッタリ会ったり、マユとおしゃべりしたりとかも出来ちゃうの?w(゜o゜)w
    なんとも羨ましい濃厚な2日間。
    また、次のレポートを、心待ちにしております!

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  • 禮さん、ハレに行ってらしたんですか(´⊙ω⊙`) もう!びっくりです!
    物凄く禮さんらしい(笑) 見所満載の観戦レポ!ありがとうございました😊
    私だったら絶対見ないだろうなというところを細かくチェックする辺り、流石です。
    企業スパイ疑惑事件🕵️‍♂️は、申し訳ないけどかなり受けました(๑>◡<๑) そんな所の
    写真を撮るのは、鼻血ブログの分析部長しかいません(笑)
    せっかくの長文╰(*´︶`*)╯♡何度も読み返して味わいます🧡
    思わぬプレゼント🎁いただいた気分になりました。ありがとうございました!

      引用  返信

  • 禮さん
    いつもデータの分析をありがとうございます。
    またこの度は錦織選手のフォアのネーミング人気投票所の開設と票の取りまとめ等お世話になっております。

    メスの観戦記とツィッターも楽しく読ませて頂きました。
    やけ食いしたくなる気持ち分かります。ツォンガ、プイユ、ガスケ、チチパス選手等、強敵が次々と敗退して行き、日に日に優勝への期待値が大きくなって行く中、まさかのバッヒンガ―選手に敗退。一気に風船はしぼんでしまい、残念な気持ちでいっぱいになりましたから(T_T) 。  直ぐ立ち直りましたけど。(笑)
    ましてや目の前であの信じられないような試合を観たら禮さんもショックだったでしょうねー。
    やはり疲れもあったんでしょうか。確か2016の全米で準決勝に進んだ年のデ杯も、疲労が残っているという理由でダブルスのみの参加になりましたから、GSの疲れは半端無いのかもしれません。来年こそは是非あの変な・・・いや芸術的なトロフィーを錦織選手が掲げるところをレポートして頂きたいです。
    でもさすが禮さん。色々な所へ突撃取材をされて、なかなか知ることが出来ない様な興味深い内容が沢山ありました。ありがとうございました。

    私の中の一番の謎は、錦鯉Tシャツを着ていたわけでもないのに何故禮さんだと分かったのか・・・でした。(^^)

      引用  返信

  • 鱧部長
    Metz観戦レポートありがとうございます。毎回思うのはやはり好奇心旺盛な方のレポートは面白い!!あちこち見て回るし、話を聞いたりされるので色々な出会いもあるのでしょうね(錦織選手とのニアミスは残念!)。
    楽天にFoxtenn導入ニュースありがとうございます。来週しかと見届けて参ります。日本では選手はガッチガチにガードされていますし、今年は会場の関係で練習コートの見学もできないようなので選手とのニアミスは期待できません。
    久しぶりの生観戦なので楽しんできます。

    これからもデータ分析よろしくおねがいします。知らない間に錦織選手以外のチームの一員になってたりしないでくださいね笑。

      引用  返信

  • 鱧さんメスレポートありがとうございます。
    ここで提案だけど少し改行を入れてみては如何ですか。
    文字いっぱいいっぱいで読み手にとっては理解しづらいです。
    ・・・けど個人のブログのコメント欄だから自由にすればいいんですけどね。
    僕がとやかく言う問題でもないかも(o_ _)o

      引用  返信

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。