錦織、もったいない敗戦。しかし全体としては勝利に向かって奮闘していた(2016パリ3回戦)

2016 Paris (Masters 1000)
3rd Round
Jo-Wilfried Tsonga[11] def. Kei Nishikori[3], 0-6,6-3,7-6(3)

体のキレが明らかに悪かったです。故障とまではいかないと思います。

ツォンガのミスに助けられ、1stセットはあっさり6−0。
しかしこういうときは2ndセットから逆襲を食らうことが多い。
その悪い予感が当たってしまいました。
ちょっとサービスエースを取られすぎましたね。これでツォンガがどんどん波に乗っていきました。
ツォンガはミスも多いのですが、ショットの威力で負けていました。

1stセットはあっさり取ったとは言え、セカンドサーブのリターンをツォンガが叩いて来ていたのがボディブローのように効きました。
まるでマレーのようでした。
このプレッシャーは試合を通じて錦織にかかってしまいました。

少しずつ動きが悪くなり、フォアが走らなくなってブレイクを許し、そのままセカンドセットを取られます。
ファイナルセットに入り、引き続き苦しいプレーが続きますが、なんとかピンチでサーブを入れ、ネットプレーもまぜ、キープし続けると、
4−3でここぞとばかりに動きを上げてブレイク。勝ったかに思われましたが、
5−3の40−15で主審による謎のセカンドサーブのレット。
このポイントはリターンがコードボールになり40−30。
次はバックのストレートが来ないのを読まれ、クロスショットをストレートに逆襲されデュース。
なんとそこから連続DFでブレイクバックを許しました。

そうなると勢いに勝るツォンガを止めることができませんでした。

正直、バーゼルと今大会、錦織の調子は悪かったと思います。
一番気になったのはバックのストレート。今年はずっと、ストレートが好調でかつての「クロス依存」が影を潜めていましたが、先週からずっと上手くいっていません。
次にリターン。
いいときもありますが、セカンドサーブを返せなかったり、簡単にノータッチを取られたりという傾向があります。
読みの相性もあるとは思いますが。

もちろん調子が悪いことは負けた言い訳にはなりませんし、今日の試合は勝てる試合を落としたと言えるでしょう。
しかし今日の試合も必死に勝ちに向かっていたと思います。
特に、ピンチを迎えたときにサービスで凌ぐことに対する意識は高いです。
サーブの重要性をよく理解しています。
確率が低くなってきたときに、確率重視にしたり、ボディサーブを多用したり、
相手の予測していないところでサーブアンドボレーなど、よく戦局がみえていると思います。
ですからマッチポイントを握ったときは、「この調子でよくここmでもってきたもんだ!」と思ったものです。
しかも、苦戦しながら最終的にはやってくれそうな期待がありました。
そんな選手なかなかいませんよ。

多分、ジョコやマレーのような活躍をしないと満足しない方が多いと思いますが、1試合や2試合で評価をせず長い目で見ていただきたいというのが私の思いです。
逆に、少々勝ったくらいですぐNo.1だグランドスラムだと言うのもどうかと思います。

私の考えは、「基本的にランキングに全てが表現されている」というものです。
ランキングシステムには思想が込められています。

勝負弱い、勝負強い、メンタルが強い、メンタルが弱い
それは1場面を切り出せばどうとでも言えるものです。
また錦織にも強い部分と弱い部分があります。
弱い部分だけを見てしまえばそりゃあ、弱いに決まっています。

話を戻しますと、ランキングシステムは、重要な試合(グランドスラム)に多くのポイントを与えています。
だから、重要な試合に活躍する選手のランキングが高くなります。
だから、力はあるけど重要な試合に弱い選手がいたら、その選手のランキングは伸び悩みます。
錦織がエントリーで4位、レースで5位に位置していますから重要な試合で弱いということはないと思います。
例えばグランドスラム、確かに全仏の負けは残念でした。
ですがウィンブルドンは故障、全豪はジョコに負け、全米はバブリンカに負けたとはいえマレーに勝ちSFまで行きました。
私は立派な成績だと思いますし、上向いていると思います。
私は今日のような負けがあったときには、過去の素晴らしい勝利を思い出すようにしています。
セットで考えないといけないし、長期的に考えないといけないと思っています。

ランキングの話は、考慮するとしたら点数の配分だと思います。
グランドスラムはMasters1000の2倍でよいのかどうか。
この2つは基本、同じメンバーで行われます。(ドロー数は違いますが)
グランドスラムベスト8とマスターズベスト4は同じ点数ですが、どちらが難しいのか。
等を考えなければなりません。

錦織が、重要な試合に弱いと考えている人は、言い換えれば「この配分がおかしいと考えている」と考えることができます。
錦織の優勝が今年1回に留まっていることを指摘する人は、「優勝のポイントを準優勝以下ともっと差をつけろ」と考えていると言い換えれますし、
今日、ツォンガに負けたことを情けないと考える人は、「ランキングが自分より下に負けたらポイントを減らせ」等を考えていると言い換えることができるかもしれません。
あるいは、「成績は安定しないが大物食いをする選手は、ランキング以上の実力である」と考える人は、「上位選手を倒したときにボーナス点を与えるべきだ」と主張するかもしれません(これは実は、昔はありました)。

でも、ランキングシステムは現状の通りです。

例えばチャレンジャーでポイントを稼ぎまくればトップ100に入れて、でもそれだけではツアーでは通用しなかったり(ランキングが実力以上のケース)、
ランキングシステムは完全なシステムではありませんが、
4位や5位が正確に実力を反映しないなんてことはありません。

錦織について言えば、グランドスラムで安定して上位に入り、マスターズでも準優勝、ベスト4と結果を残し、オリンピックでも銅メダル。
誰もが満足するとは言いませんが、決して恥ずかしくない実績だと思います。

今日の敗戦は今日の敗戦で、いただけませんが、今日の敗戦は今日の敗戦で敗因分析をするとして、それだけで錦織圭という選手の評価を決めてしまうのはどうかと思います。

ということは、負ける度に言ってることなのですが、今日はちょっと丁寧に書いてみました。

ただ、印象で語らず具体的な客観的事実に基づいて、「錦織は情けない」というのならそれは耳を傾ける価値があると思います。
多分それは難しいと思いますけど・・・。

錦織が情けない選手なら、ほぼ全ての選手が情けないということになってしまいますからね・・・。

あと、錦織の成績にダメ出しする人は、ものすごく錦織に期待している人とも言えると思います。
「錦織の実力はこんなものではない!」と。
それはそれでスタンスは否定しません。
期待するのは大いに結構だと思います。

でも私はこうも思います、数回程度なら、「期待を裏切られた」だと思いますが、それがよほど何回も続くようだと、自分の期待を修正した方が良いのではないかと。
私も、期待はしていますしNo.1になれる、グランドスラムを取れると信じていますが、
一方で、現状の力もしっかり把握しておかないといけないと思います。
じゃないと頑張っている錦織がかわいそうです。

今日の試合、あの連続ダブルフォルトをなくすことはできたかと思いますが、コートの上に立ってないと分からない、肌で感じる感覚が選手にあるはずです。
すなわち「入れるだけのサーブはやられる」と。
サーブを入れてもリターンでぶったたかれたかもしれません。
厳しいコースを突いた結果、ダブルフォルトになりました。ツォンガがプレッシャーをかけたと言い換えることもできます。
私は、本人が「あの場面でかたくなってしまった」と言わない限りは、あの場面のメンタル的評価は避けたいと思います。だって、分かりませんもの。

思うに錦織は、みなさんが思っているほどの余裕はありません。
体格のハンデはあまり言いたくはありませんが、同じショットを打つために多く体を使わないといけないのは明らかです。
もったいないショット、もったいない試合は存在しますが、錦織のキャリアが実力に見合ってないもったいないものだとは全く思いません。
むしろ、もったいなく試合を落としていると言うよりは、がんばってがんばって、なんとか試合を拾っていって今の実績を築いているとすら思います。

余裕があれば、いろんなことができます。主にフィジカル的な余裕です。
フィジカルに余裕があればメンタルの負担が軽くなります。
今日のように錦織のフィジカルに問題があれば(どこかの痛みか、疲労かは分かりませんが明らかに動けてなかった)、メンタルに悪影響がでますし、
動きの良さが身上の錦織に取っては、持てる駒が極端に少なくなった状況の中、試合をどうにかしなければならなくなります。
サーブという飛び道具があればなんとかなる可能性も高いですが、ラリーを組み立てて取る錦織のプレースタイルでは、どうしてもこういう試合が出てしまいます。

というか、どの選手もまずい敗戦を錦織以上にしていますよ。

それこそ、ジョコビッチやマレーくらいです、少ないのは。
錦織は少ない方です。

だから4位なんです。

とにかく、今日の試合は今日の試合で大いにダメ出しして、今後どうしていけばよいかディスカッションすることは歓迎です。
ですが、感情論による「錦織はダメだ」というレッテルはりは、勘弁してください。
論理的に筋道立てて批評する分には構わないと思います。

197 件のコメント

  • 団長様の記事を読み深く同意致します。悔しい敗戦ですが、今年一年すばらしい結果を出して、私たちを喜ばせてくれました。世界の4位は、すごいことです❗安定性が増してきましたし、調子が良くないときでも、良くないなりに勝つ戦いが出来ていると思います。

    復帰戦となったバーゼルと今回のパリでは、インドアと遅いサーフェスになかなかアジャストしきれていなかったことと、どこかに痛みがあったのでしょうか?あまり万全ではなかったように見えました。でも、バーゼルでは決勝までいきました。今回は3回戦敗退ですが、あのアウェーのなかで最後まで頑張ったと思います。全仏のときもおもったのですが、フランスの観客の方々はもう少し対戦相手にも敬意を払ってほしいです😅日本では、温かい拍手送っているのに~…。

    私も圭くんの今後の活躍に期待しますし、ナンバーワンをとれると信じて応援し続けます。
    ロンドンまでにいい休養ができると前向きにとらえて、このあとの試合の結果を見届けましょう。

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  • 今回は試合は見れずでしたが、確かに惜しい試合だったようですね!
    パリで相手がツォンガなら、まぁ観客のアウェイ感は想定内でしたが…観客とも戦わないといけない!?
    まぁかなり疲労は蓄積されているでしょうし、個人的にはここは無理しない範囲でよかったかなーとは思っています!WTFでの戦いに期待!

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  • 今朝、早起きして観戦しました。
    あと一歩、やったもう行けた!と思った瞬間もあり
    残念でしたが、WTFで頑張って欲しい都合上(100%私の勝手な都合です)、これ勝っても次ラオくんかー、じゃ、まぁ今日はよし、と思ってしまいました。
    もちろん本人は、負けず嫌い&諦め悪しですから、先週に続き悔しかったでしょうけど・・。
    団長さんの書かれている通り、動きが重く、元気ない感じでしたね。
    連戦+移動疲れでしょうか。
    切り替えて、ロンドン頑張って欲しいです!!

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  • 名無し(←次回から固有のハンドルネームを使用してください by netdash) より:

    素晴らしい記事をありがとうございます
    錦織を熱狂的に応援しているサイトだからある程度仕方ないとは思うのですが、コメント等では錦織がすでに実力的にはジョコ・マレーと同等でそれに相応しい試合を常にするべきという論調が多すぎる気がします
    チリッチに負けて勝負弱いとかツォンガ戦は確実に勝てる試合を落としたとか・・・
    将来的にNo1にもGSチャンピオンにもなれる可能性はあると思いますが、もう少し現在の錦織の実力を冷静に見たうえで応援してあげてほしいと常々おもいます

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  • 本当に団長様が、視野広く、そして熱いファン心を語ってくださってると思いました。

    見ていて、「どこかケガか病気でリタイアするのでは?」と思うくらいの不調ぶりでした。でも、団長様の言われるように勝利に向かって大奮闘していて辛い反面、彼があきらめない限り自分もあきらめないで見続けるぞ!と思いながら見てました。

    まぁ、予想通りフランスの圧倒的なホーム圧力?もあり、試合中は少しフランスの人が嫌いになってしまいそうでした・・・(^^;)ゴメンナサイ。

    今シーズンは終わりなのに、ファイナルズの試合もしてくれるなんて本当に有り難い事だし、しっかり休養してもらって、またいい試合を見たいですね。ちょっと気が早いのですが、そのドローなどはいつ頃でるのでしょうか?ジョコさんやマレーさんにシーズン最終で勝つかも~(強い根拠無し)などと勝手な妄想が膨らんで楽しくていけません。(^^;)こんな風に思わせてくれる、圭くんありがとうー!

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  • 団長様の記事は観察眼が鋭く客観的でありながらも熱く応援する感心する内容であり、いつも試合が終わって冷静になるために読ませていただいております。しかし”もったいない敗戦”でした。

    ここ最近では、無敵モードになりつつあったマレーから勝利し、トップ10プレイヤに勝ち越し復調著しいデルポからも勝利しました。ツォンガとは過去7戦5勝2敗ですが前回の全豪OPまではどちらが勝ってもおかしくない熱戦になることがほとんどでした。それが今回ツォンガのミスが多かったと言えばそれまでですが身体のキレが悪いなりにも第1セットのベーグル、ここ3年で着実に確実に強くなっていることは間違いありません。

    団長様の言われるとおりジョコやマレーであればこの展開なら勝利をものにしていたでしょう。そのジョコやマレーに勝たなければ優勝できません。その他のプレイヤーに負けていては優勝はほど遠いと感じざるを得ません。今一番悔しいのは錦織選手自身でしょう。この口惜しさをバネにまた一回り大きな錦織選手に成長することを期待しています。

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  • 1年トータルで考えたら確実に進歩した1年だと思います。少なくともMS決勝に2回行った事はかなり評価出来ると思います。BIG4があまりに何度も優勝しているせいで、何度もタイトル取って一人前みたいな雰囲気ですが、この10年複数回MSタイトル取ってるのってワウさんとまさしくツォンガだけじゃないかな?昔にステパネクとか取ってたかもしれないけど(汗)。なので、アベレージが上がった(=目指しているテニスプレーヤーの姿に近づいた)ので良いと思います。MSやGSにフォーカスして後は適当に流した方が優勝には近いかもしれませんが、それはスタイルではないしきっとリスペクトされません。そんなところも含めて錦織選手の魅力だと思ってます。

    あと、今日の結果を見て「メンタルが弱い」と言う意見もお聞きしますけど、その人は一体どんなけメンタル強いのか問い詰めてみたいです。今回はやられてしまったけれど、これまで何度も相手のマッチポイントから生き返るのを見せてくれたじゃないですか?リオのモンフィス戦でどれだけ興奮してたんだって話です。何しろファイナルセット勝率歴代No.1の選手のメンタルが弱いはずありません!とても失礼だと思います。

    オフにはまたきっとバラエティー番組にも出るでしょう。私は全然良いと思います。本当に迷惑なら断れる立場です。別にそんなギャラなんて不要だろうし。きっと良い気分転換になってて、日本テニス界のアンバサダーとしての責任感があるのでしょう。他業種の人達と会う事で新しい刺激も得れるかもしれません。何も「静かに休息する」だけが良いとも思えません。

    いずれにせよ、来年も元気な姿でテニス界を盛り上げてくれますよう応援あるのみです!

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  • @NORICHAN

    モヤコーチでしたよ。解説の方も言ってました。
    それとワウリンカが仏閣僚を非難していたという記事ですが よほど耳障りだっんでしょうね。観客といいどんだけ騒々しい中で試合をしているのでしょうか。

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  • いくらシーズン終盤とはいえ、あれだけ休んだ後この程度の日程で疲れたはないでしょう多分。
    女子選手でもこなします。このくらいなら。
    もし、本当にこれだけで疲れてしまうなら5set 2週間のGSなんて絶対無理です。
    恐らく疲れというよりも、フィーリングが合わないために調子が出なくて体のキレが出なかったのではないでしょうか。動きの質は精神状態にも左右されますので。
    加えて、このコートサーフェスはスライディングが難しく、引っかかるために、動きを抑えているようにも見えました。

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  • 団長様、素晴らしい記事をありがとうございます。
    皆様のコメントも、頷けるものが多く、
    一歩一歩着実に進化する選手を応援する喜びを、改めて感じました。
    しかし、最後のMS大会としては、少し気になることがあります。
    年間を通して、真剣に戦い続けてきた選手たちにとって、
    最後の決戦の場が、室内の遅いコートというのはどうなのでしょうか。
    プロですから、ショーアップされた会場で観客を満足させるプレーをするのは当たり前だとしても、
    室内温度、照明、音響などが、決して選手にとってやりやすい環境とは思えず、
    そして何より、堅い床ゆえに、足腰に負担がかかるところに、遅いサーフェイスでは、
    ラリーが続き、スパープレーが出やすく、観客は熱狂しますが、
    選手の負担は相当なものがあるのではと思います。
    決まるはずのショットを返されて、リズムに乗れないもどかしさを感じました。

    そして、いいテニスを見たいのではなく、自国の選手が勝つところを見たいだけ?
    とも感じられた応援マナー。
    前日シモン選手に負けたアグート選手も気の毒なほどでした。
    それでも、そのシモン選手に勝ったベルディヒ選手のことを思うと、
    それも経験で乗り越えるしかないのでしょうねぇ~。

    ただ、あの、選手を乗せきる応援の仕方は、真似して、デ杯で使いたいですね^^
    松岡修造さんなどが応援団長で、応援練習などを会場全員でやれたらいいなぁ~。

      引用  返信

  • @FUMA様

    いや~身に詰まされます。

    >スポーツ観戦にこんなに夢中になるなんて、思いもしなかった。
    >1年の最大の楽しみが錦織君の試合を見ることになっているから、錦織君が引退する日が来た時、そのあとの生活がどうなってしまうのか、。
    私もです。
    今日は、寝不足もあり仕事中イライラしっ放しです。正直心のどこかに昨日の敗戦が尾を引いてます。
    圭君は次に目を向けて進んでいるのだから、自分もファンの一人として前を向かなければと思うのですが、
    自分の中では消化しきれずにいる敗戦が悔しすぎて、いつもより多くここを訪ねては、同じ様なコメントを探してしまう自分がいます。皆さんに叱られそうだけど、今日一日だけ、ポジティブになれない自分を許してしまう。

      引用  返信

  • @Lexyさま@FUMAさま
    わかります〜。そしてそこから気づいたらフォーラムの日本人選手情報にはまりこんだ私です。
    そして、多分NORICHANさまはさらに深みにはまっているのではないかと…(^◇^;)

    あとはイライラした時は思い切って自分でテニスしちゃいましょ!明日は土曜日!Lexyさまは確かマーライオン国にいらっしゃるのですからテニスコートは身近にありますよねー?それともまだヘイズひどいですか?

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  • フランスのアウェー感を負けた原因の一つと考える人もいるようですが(団長も?)、私はそうは思いません。(個人的感想なのですみません)以前から錦織は、周りの反応をあまり気にしないと公言してますし、相手に対する応援が大きくても自分が応援してもらってると思うようにしてるので気にならないとも言ってました。それに試合中は集中してるのであまり聞こえないと言ってたこともありました。多少サーブの時に邪魔された感じはありましたが、そんなのは良くある事で(マレーの試合もかなりひどかったけどマレーが勝ちました)、それによっていつもフランス人選手が優勝しているわけでもありませんよね?

    実際、フランス人の応援はかなりフェアだと思っています。ちょっとうるさいのは確かですが、相手選手のみならず、自国の選手に対しても結構厳しいです。昨日のツォンガも第一セットベーグルで落とした後にブーイング浴びていましたね。あれは錦織に対してではなく、ふがいないツォンガに対して行われたものです。それに対してツォンガがこのように反応してます。

    “My reaction is, Okay, you’re booing me? No problem. I’m going to continue to try to do my best,” said Tsonga. “It was a good thing for me when they booed, because it made me react and become more aggressive afterwards.” 「僕にブーイング?問題ないよ、自分のベストを尽くそうと思っていたし。ブーイングされたのは良かった。それによってもっと攻撃的に行こうと思えたからね。」

    昨日の敗戦は残念でした。特にMPを2本のDFで逃したのは団長の言葉を借りるなら「もったいない」以外の何物でもありません。敗因を特定するのは本人とチームにしかできないと思うので、想像でしかありませんが、怪我明けでおそらく万全ではない中でバーゼル決勝まで辿り着き、すぐにパリに移動して疲れが抜けないうちに試合、ボールの感触も良くなかったと言っていたので、それらが複合的に作用してあのような結果になったのかなと思っています。とりあえず少し休めますからリフレッシュしてファイナルで頑張って欲しいです。

    決勝まで行くような選手にとって、毎週大会があり、飛行機で移動してすぐまた新しい大会・・って本当に過酷です。結局はフィジカルが一番のキーなんだと思います。せめて一週間、大会と大会の間を開けてもらいたいですね。以前ナダルが「大会に次ぐ大会を一年中こなしているだけで、もう100年もテニスをしているような気がするよ」と言っていたことを思い出します。

    長文失礼しました。

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  • 今晩は。
    おけいさま
    やはりモヤコーチ、偵察されていましたか。ラオニッチ選手の錦織選手対策、見てみたかったですが、それはツアーファイナルまで取っておきましょう。
    ROMさま
    大当たり(笑) あの選手の対戦相手は? その前は? と追っているうち日本選手やネクジェネ選手のテニス沼にズボズボッとどハマリ、抜け出せそうにない私です。

    マレー選手のパリMS前記者会見の抄訳記事です。
    <3大会連続優勝のマレーが“休息の重要性”について語る>
    http://www.thetennisdaily.jp/news_detail.asp?idx=119829

    テニスから完全に離れた戦士の休息、確かに必要かもしれませんね。ただ、としぼうさまが仰っているように、もう断れるものは断れる立場でもありますので、後はオリバーさんのマネージメントの腕次第かな。
    ワケもなく嬉しいのはマレー選手、一番休息が必要だったのは錦織選手&デルポトロ選手との対戦後だったということです。

      引用  返信

  • 自分にとっては負けたことよりも疲れていたことの方が気になりますね。
    1年の勤続疲労なのか、怪我明けで急ピッチで仕上げた影響なのか、
    それとも他に原因があるのかは分かりませんが。
    少し休んで回復すればいいのですけどね。

      引用  返信

  • @NORICHAN さん

    タイムリーな記事紹介、ありがとうございます。
    私も直前で同じような事を考えながらコメントしたので、ふむふむ、そうだよね~と思いながら読んでしまいました。本当にスケジュールが過酷すぎますね。体力無双に見えるマレーでさえそう思うんだから、錦織の蓄積疲労は相当じゃないかな~と思ってしまいました。ボディーブローのように、全米のマレー戦や、バーゼルのデルポ戦の影響が残ってそう。しっかり回復できると良いですね。

      引用  返信

  • 団長様、素晴らしい書き込み有り難うございました。

    スイス室内→パリ大会、復帰明けとしてはまずまずと思います。
    ロンドンに向け、休息を交えてコンディションを整えて欲しいです❗

      引用  返信

  • @Lexy さま、

    @ROM さま、

    共感してくださってうれしいです。
    今回は少なくとも、ラオニッチ戦、そしてそのあとのマレー戦までは見る気満々だったので、なおさら。

    体調が万全な錦織君なら、本当に勝てない相手はいないと信じられる。それほど強くなったと思えるだけに、負けると、以前みたいに「ま、仕方ないよね。よく頑張ったよ」と諦めきれないですよ。

    だけど、テニスのスケジュールは厳しいとは思いながらも、すぐに次の大会があって、また応援できるのが救いですね。

    ツアーファイナルズが終わったら、1月まで試合が始まらないんですよ!
    どうします?(笑)

      引用  返信

  • 久々に書き込ませて頂きます。(ROMってはいましたが)
    スイスは故障明けの調整、と思っていたら予想外に決勝まで行けちゃったという感じで、アジャストはできてなかった&”通して気持ちが入らなかった”というニュアンスの本人のコメント通りだったのかと。今回のパリは臀部を庇って足にきていて、ファイナルズを考えて無理をせず。そんな印象を受けました。(ジョコ&マレーはそれでも勝つ方法を体得してると思いますが、そのジョコでさえ故障明けの試合は遥か格下の錦織に負けてましたし昔。あの印象だけで「ジョコには勝てる!」としばらく勘違いしちゃってたなー私も。14年全米で勝ったのは実力だと思うので、何れは勝ち越せるようになると信じてますが)
    でも随分身体強くなったと思いますけどねー。昔はMTO当たり前、試合途中からグダグダ当たり前。苛立ったものです。あの2014年だって、マドリードMS決勝で優勝目前に足にきて、痛々しいほど足を引きずりながら頑張ったものの棄権。試合後ベンチで泣いちゃってましたからね。あの頃は脆かった。そしてまた故障&リタイアの繰り返し。あの全米も嫌々出たら準優勝しちゃって狙った感はなかったですし。15年に本格的に体づくりに励んで、16年通してその成果は出したものの、オリンピックなども重なり最後の最後にちょっと失速。上出来ですよ。と言うか来年が本当に楽しみですよ。
    確かに昔のように素直に、「あまりやる気が出なかった」とか「調整って感じですかね」「痛くて無理しなかった」「ほんとは出たくなかった」「アドレナリンで痛みを忘れた」とか教えてくれれば無用な議論もなくなるでしょうが、立場的にもう言えないですもんねー。まあそれはそれで「言い訳」とか「対戦相手や主催を侮辱した発言」て言われてましたしね。アスリートはどの競技も上位選手であればあるほど言わないですからね。引退後に「あの時は骨折を隠して戦っていた」とか言うくらいですよね。MTOも昔のようには取れない。実力が拮抗する相手にマッサージするのを見せたら、ベーグル焼かれてても「ん?フルセットにもつれ込めばイケルかも」と俄然やる気にさせちゃいますし。なのにマッサージ入れたと言うことは、結構キテた(=昔なら足ヒョコヒョコやってたレベル)と言うことだと思いますがねー。
    とにかく3年連続ファイナル出場おめでとうございます!&レギュラーシーズンお疲れ様でした!!!
    そして17年こそ大爆発を!

      引用  返信

  • 初めての投稿です。いつも団長の記事や皆さんの貴重な情報で勉強させていただいてます。
    バーゼル決勝に続き、悔しい敗戦を喫し、朝からモヤモヤ~っとしています。文章にしたら少しはモヤモヤが晴れるかな、とコメントを書いてみることにしました。

    体調が万全でなかったり、テニスの調子がイマイチななかで懸命に粘る姿を見いていて、全米の準決勝を思い出していました。改めて今年は底力が上がっていると思いました。あの時のワウリンカよりも、チリッチやツォンガには隙があっただけに、チャンスをとりきれなかったのは本当に残念でした。悔しい!
    とはいえ錦織自身が、この二大会はサーフェスとボールがしっくりこなかったと外在的な要因に言及しているので、少し休んで、環境が変われば、ファイナルズではアッサリ気持ちも切り替えられるに違いない、と期待することにしました。アジャストしきれなかったのは、やはり疲れやケガの影響が少なからずあったと思いますが、コートやボールのせいにしてしまえばよいのです!

    昨夜は錦織の試合の前に、ソック・ガスケ戦を観ました。二人とも素晴らしい全力プレーの応酬で、観ていてとても気持ちがよかったです。こういう試合をもっと観たい、と思いました。それが錦織の試合だったら、もう最高です。

    強くなればなるほど「挑戦者」の気持ちで臨める試合が減るなかで、とりわけ調子が悪い時に消極的にならずに攻めきることって難しいんだろうなあ、と想像します。でもファイナルズは強い相手ばかりですし、今回悔しい負け方をしただけにシンプルに攻めの気持ちで臨めるでしょうし、みっちり作戦をたてて、とにかくガチンコ勝負を楽しんでほしいです。
    さて今夜からは、ロンドンで再戦することを期待して、ツォンガを応援することにしました!でも、マレーも応援したいジレンマです笑

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  • ネットに当たってほぼネット間際に落ちると言うことはあと1センチ?でも下なら錦織が勝ってたってことですよね多分

    チキショー!

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  • みなさん、お疲れ様でした。5時ころからライブの放映で参戦してましたが、願いが通じませんでした。
    いつも疑問に思うのですが、プロのテニスは観客に楽しい、あるいはしっかりとしたラリーのプレーを提供するのが、興行の目的じゃないかなと、いう疑問です。そんな疑問がもしも合っているのなら、サーブを2回させるルールは、1回にしてほしいなといつも思ってしまいます。
    1回ならば、サーブだけで簡単に見せ場を観客から奪ってしまうのは、興行として観客に不親切だと思えます。
    なんとか、ルールを変えて頂けませんでしょうか。もっと、プロテニスの観戦を楽しみたい1人からのお願いです。
    どなたか、この願い聞いて欲しい。サーブ1回のスポーツも結構いいものだと思います。
    サーブ2回のロンドンでまたお会いしましょう。

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  • 重大な故障は無さそうですね。

    楽天の棄権から怪我を回復させる時間しかなかったんじゃないかな。2週間戦うためのトレーニングができてなかったんだと思います。

    今年は特にトレーニング期間が取れなかったですね。でも、シーズン初めに心配したよりずっと安定して成績を残してくれました。

    その頑張りの結果が4位フィニッシュであってほしい。

    ファイナルズに期待します。

      引用  返信

  • 皆さんのコメント読ませて頂くうちにだんだんと落ち着きやっと今日の試合を振り返ることができました。
    私は団長様の言われるとおり今日の試合は「勝利に向かって奮闘していた」の奮闘という言葉がぴったりだったと思います。かなり調子が悪かったのかも知れません。でも今できる全てのこととありったけのメンタルを駆使してよくぞマッチポイントまでもって行きたものだと。今日は負けたけどその頑張りに拍手をおくりたいです。

      引用  返信

  • 錦織選手、1年間お疲れ様でした♪
    ツォンガ戦は残念で、悔しくて、ツラい朝でしたが、夜に団長様の文章を読み、また応援しよう!って思えました☆
    まだツアーファイナルズで錦織選手のプレーが見られるので、嬉しいです。
    また錦織選手のハツラツとしたプレー見たいです。
    がんばれ~錦織選手~がんばれ~\(^o^)/

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  • 今年のグランドスラムの成績を見ればラオニッチがランキング4位なのは妥当だと思います。
    が!このままでは悔しいので、ロンドンで直接対決して、今年のランキングを4位で締めくくってほしいです!
    錦織選手も今は一番それが目標だと思いますし、ロンドンでは相当気合いを入れて来ると思うので、楽しみに1週間待ちたいと思います。今年は素晴らしいシーズンだったので、1週間ゆっくり休んで、今シーズンラスト悔いのない試合をして欲しいです。

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  • バーゼル、パリと見ていて、まあ調整不足というのもあったでしょうが、改めて思ったのは、錦織選手には相手を圧倒する強さはないな、ということでした。
    まあプレースタイルに依るものだと思うのですが、カチッとハマらないと難しい試合になるんだなと。
    ランキング4位は居るべくして居る場所とは思いますが、良くも悪くも「安定して4位」という実力なのでしょう。
    勝ちきれない理由はジョコマレの強さなのか、トーナメント通して戦うスタミナなのか、何かはわかりませんが、待っているだけじゃチャンスはこないかもしれないので、努力してMSGS優勝を掴んで欲しいです。
    WTFでよい試合が観たいですね。

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  • さっき書くの忘れてました。

    欧州インドアシリーズで新しい必殺技が生まれましたよね。

    ベースライン上からのエアケイ!!

    今では、キターって感じのチャンスボールでしかやらなかったのが、咄嗟に出る感じで鳥肌もんです。

      引用  返信

  • @しめじ さん
    見方によると思いますが、トロイツキ戦圧倒してた感じしません?
    スコア見るとそうでもないし、ブレークもされてたけど、負ける気しませんでした。

    まあ、ワウリンカ、チリッチ的な爆発力はないけどそこまでいくとないものねだり・・・。でもWTFでは爆発して!

    @こぉ さん
    あれはすごかったですね。
    まさに必殺技って感じ。

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  • こんにちは。

    私の地元の空港からロンドンへはローコストエアーが飛んでいるのでファイナルに行ってみたいと思っているのですが、皆さんは事前にスケジュールわからずしてどのようにチケットを購入されてるんでしょうか?
    楽天の時は残りのチケットも安かったですし、一か八かで月曜にしたら錦織選手出てくれましたけど・・・・。

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  • どこにピークをもっていくのか。
    基本的にピークはシーズンの中でも一時期だけです。

    大きく分けて前半戦のブリスベン~全仏、後半戦のハレ~最終戦。(ともにMS以上は7大会)

    細かく分けると1月~3月のハードシーズン、春~初夏の欧州クレー・グラスシーズン、真夏の北米ハードシーズン、秋のアジア・欧州インドアシーズン。

    さらにクレーを取るか、グラスを取るか。

    錦織選手に直接質問が出来るなら、欲しいGS・MSタイトルの順番を知りたいです。

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  • @yuri さん

    全面的に賛成です。フランスの観客がひどいとは思いませんし、そのせいで圭くんが負けたとも思いません。
    やはり疲れだと思います。バーゼルは結果的に決勝まで行きましたが、決して調子が良いとはいえませんでした。ただ「間に合った」だけだと思います。この「間に合った」というのが私はどうも好きにはなれなくて、「しっかり準備ができた」にして欲しいです。

    @NORICHAN さん

    マレーさんの記事紹介ありがとうございます。マレーさん、アジアの連戦の後は5日間くらい何もしなかったそうですね。コートでの練習もフィジカルトレーニングも何も。マレーさんのような選手でもそうなのだから圭くんも「休息」というのを真剣に考えて欲しいと思いました。

    バーゼルとパリは本気で考える良い機会になったのではないでしょうか。

    WTFは全開でいけるようにそれまでリカバリーに努めて欲しいですね。

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  • taniyan120さん、
    やはり、そうですよね!圭の集中を削ぐためワザとやってるなら凄い腹立つなーとか思いましたが、あれは特に悪意無く観客が静かになるのと自分自身の集中のためにやってたんですよね。
    けどそんな観客うるさくもなかったような?
    とか独り悶々としてました。
    コメント拾ってくださりありがとうございました!

    それにしもコメントが長くて多くて毎回読むの大変!圭とこのblog人気度が伺い知れますね❤

    この悔しさをファイナルに ぶつけてくれ!!!

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  • こんばんは。
    今日の敗戦はいつもよりショックが尾を引いてます。。
    とにかくしんどそうでしたし、単に疲労なら良いのですが、あわさんのおっしゃるようにそないハードという訳でもないと思うのですが、全米からの慢性的な疲れですかね。
    何かこぅ、モチベの欠落みたいな感じもします。
    しかし1年間常にハイテンションでは持たないでしょうし、マイペースが1番かもですね。
    でも、なんかしっくりこないとゆうか、敗戦を認めたくないとゆうか、モヤモヤです。まぁこんな事も含めてもまだまだ錦織圭を応援したいですからファイナル全力で応援します。

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  • @vivaさま
    フォーラム鼻血ブログラボにMIYAさまがツアーファイナルに関するトピを立ち上げていらっしゃいます。今後情報交換等ご利用されてはいかがでしょう?

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  • momoさんに同意します。
    ファイナルを考えて無理ができない制限された動きと、メンタルの中でも、マッチポイントを握る技術の高さに覚きさえします。今年はどの大会でも上位にくいこむフィジカルを身につけ、振る舞いもトッププレーヤーに相応しく、ほんとに17年が楽しみです。
    有言実行の圭。フィジカルが回復すれば、全米のマレー戦、バーゼルでのデルポトロ戦の時のような凄みのあるメンタルでファイナルに臨み、やってくれる。ファイナル、準決勝応援に行きます!

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  • @viva さん
    観戦を検討されているなら、フォーラムへ是非お越しください(^o^)/ 同じ疑問を私もフォーラムの方でコメントしましたので、一昨年、昨年に観戦された方、教えてくださいませ

    あ、みっちままさまもロンドンいらっしゃるんですね。みなさま、フォーラムに集合〜〜♪

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  • 今晩は。
    yuriさま、youkoさま
    マレー選手、いい休息の取り方をされていますね。ON/OFFの切り替えがとても上手な方だと思います。まあ子育てもありますし。

    私が錦織選手で気になるのは、海外インタビュアーの「日本では君は大スターだね」に対し「街も歩けない」と苦笑していたことですね。生まれ故郷、育った国であるのに街も歩けない。欧米のように、今プライベートだからとそっとしてはくれない。生まれ育った国だからこそ心からリラックスしてもらいたいです。異常なフィーバーで普通に過ごせないから、メディアの力を借りて静かな空間を確保するしかないのかなと。アジアシリーズで選手を受け入れる側が配慮しなければと思います。

    観客のマナー、実は私も何だこの雰囲気は!って、この時期いつもパリの観客に憤り、違和感を感じていました。でもこれ、極端から極端へ移った振り幅のせいだと最近気付きました。
    というのも、バーゼルの観客はおっそろしくお行儀がよかった(笑) 照明を落とした紫紺の空間がまるで深海。ロレンツィ戦も、盛り上がったのは股抜きとその後のボレー合戦ぐらいです。
    そんな森閑とした所から舞台がいきなりラテンのノリに移動したので、あまりの落差でドンチャンに感じた方が多かったのではと思っています。クレーシーズンはスペイン、イタリア、フランスとラテンのノリが続くので、違和感をあまり感じませんが。
    ただ当のご本人は素晴らしい鈍感力の持ち主、ある意味不思議ちゃんなので、ほぼ気にしていないと思われます(笑)

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  • 錦織選手、レギュラーシーズンの戦い、お疲れさまでした。
    今季、57回も勝利の喜びを味あわせてもらい、また錦鯉の皆さまと共有出来たことに感謝しています。
    今年、初戦敗退がなかったことも素晴らしいですね。錦織くんとマレーだけなのではないかしら。
    今日の敗戦は、本当に悔しい敗戦でしたがWTFに向けて、良い休息が出来たと前向きにとらえ、ロンドンでの爆発を期待します。
    ワウリンカもバーゼルの後、疲労が抜けないと言っていたし、モンフィスは肋骨の怪我、ラオも足が心配だし、ティーム(まだ確定してないけど)は疲労困憊です。
    錦織くんには、少しでもリフレッシュしてもらい、ロンドンでは躍動感溢れるプレーが見られることを願います。
    これまで2年は、フェデラーと同組だったんですよね。誰と同組になるのが、モチベ上がるのかな…。

    ドロー発表まで妄想、楽しみます(^^)

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  • 今、イズナー選手対ソック選手の試合を見ているのですが昨日のツォンガ選手との試合とは同じ会場とは思えない礼儀正しさ。
    自国の選手の応援となるとマナーをどこかへ忘れてきてしまうのでしょうか?
    米国新旧対決は今の所ベテランが試合を支配していますが、ソック選手が初ブレーク。流れが変わるかも?

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  • @ぼうず さん
    すいません、言い方が悪かったかもしれませんが、感じてることはぼうずさんとほとんど同じと思います。
    トロイツキ戦は確かに負けそうには思えなかったですが、2セット目はブレイク合戦でしたし、なんというか、スタイル的にポイントを取るのに労力がいるので上手く運べないとノレなくていつ反対側に転ぶかわからない…と感じることがあるんですよね。それでもこれだけ勝ってるということは実力とメンタルはすげぇと思うのです。

    そうなんですよ、圧倒というところはジョコマレのような強さだけではなく、ワウリンカやチリッチのようなスーパー状態があれば優勝できると思うんです。でもそれを待ってるだけじゃダメなような気がするんですよね。今後のチームにしこりに期待します。
    WTFは頑張ってほしいですが、とにかく本人が満足できる試合ができますよう。

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  • @しめじ さん
    そうですね~。
    結局、みなさんがおっしゃっているように「安定感」だけでも「爆発力」だけでもだめなんでしょう。
    そのバランスの一番いいところを見つけ出せれば無敵なんでしょうけど、なかなか。

    バーゼルのときにキレキレだったワイドへのスライスサーブが、バーゼル決勝→パリに進むにつれて減っていった気がします。あれ、ショートポイント取れていたから、もっと使えばいいのに。

    4位にいるのだから、ものすごい高次元の「安定感」なんですけどね。
    錦織くんがあまりに稀有な選手だけに、さらに期待してしまいます。

    ソックvイズナー、ソックにミスが出始めました。
    イズナーが勝ちきるかな。

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  • 団長さんが、そうおもわれるのは、ぶれない団長さんとして、当然のことだと思いますが、
    そこまで書かなくてはならないほど・・・の負けを、最近の錦織は、しているのは事実です。
    みなさんが、モヤモヤ~~とした何とも言えない思いになるのも、自然だと思います。

    いつか、団長さんも「負け方がよくないのが心配」と、グランドスラムの試合について、書かれてたのを思い出しました。その感じが、最近は多いからです・・・。
    たぶん、接戦、接戦で、実力をふんだんに出して、ものすごいおしかったけど「負けてしまった」なら、これほどモヤモヤにはならないでしょう・・・。

    でも、ここのところの2大会は、あきらかに、「疲れている」と感じました。なによりストロークのショットに、威力がありません。スイートスポットにしっかり来てないのでは?と思ったりします。
    でも、去年もこの時期は、同じような状態でした。
    そういう点では、進歩がみられない、ということも感じます。終盤までの「体力」は大きな課題でしょう。全米決勝進出の時は、その前、足の手術で長期の療養後。つまり体はすっかり休んでいたのです!
    それが、すごいポイントだった、と今も思っています。休み方も、確かに考慮するべきかも。

    この大会、シード選手も、次々倒れて行っています。今年は、夏からのハードなスケジュールに、やはり疲れがたまっているのが、実際のところではないでしょうか。

    しかし、フェデラーも、ナダルも、そういったスケジュールをこなして、輝かしい結果を残してきました。そういうハードなスケジュールをこなしてこそのランキングであり、勝利なのです。
    大会日程には、やはり考慮が必要な点もあるかもしれませんが、
    今更、ルールを変えろだのなんだのは、ATPにしてみれが、「何をおっしゃる」でしょう。

    本当に、強い選手は、ある時期、一気にブレイクして、天井まで駆け上がります。でも、意外に選手生命が、短かったりします。
    世界ランク4位とかで、実力は、確かだとは思います。
    が、今後彼が、どういうタイプの選手になっていくのだろう・・・、と思います。最近は、ピークが、結構30代の選手とかもいますが、体の小さい錦織が、これから先、何歳ぐらいまで、ピークを持ってこれるのか、ちょっと心配な思いもします・・・。

    でも、やっぱり、錦織くんは、頑張っているのは、確かだと思います!!
    ちょっとした紙一重の部分を、超えられるかどうかは、ちょっとのようで、とても大きな違いだったりすることがあります。でも、そこを超えた時、本人も思ってもない高みへ、いつの間にか上っていたりします。今は、その生みの苦しみ、的な感じ・・・?
    苦しくて、挑戦をやめてしまえば、それまで。苦しくても、挑戦し続けていくのは、錦織君自身です。

    すべては、錦織君自身が、行っていくしかないのだから、
    見ているしかできない我々は、ただただ「応援する」しか、やっぱり、やることは、ないんじゃないでしょうか?!

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  • 錦織選手、お疲れ様でした。
    いよいよファイナルですね。今からワクワクドキドキです。

    何名かの方も書いておられますが(そして勿論反対意見もあると承知の上で)
    私も自国選手が戦っている時のフランスの観客はかなりマナーが悪いと感じます。
    最低でも選手の集中を妨げる行為はするべきではありませんね。
    それも自国選手の時には静かで、対戦相手のサーブの時だけ集中を妨げる行為をするというのは、タイムバイオレーション(?)のルールがある以上大きな妨害行為だと思います。
    スペインやイタリアも同じラテン系ですが、少なくとも見ていてマナーの悪さで腹立たしい思いをした記憶は殆どありません。フランスの時だけですね、そういう事があるのは。(あくまで主観ですが)

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  • @ROM様

    フォーラムですね。時々、覗いてみます。
    テニスは最近は主に観戦のみで、ここに来てからはサークルを出たり入ったりしています。
    テニスの事はここのブログの皆様が詳しく教えてくださるので、とても参考になり知らなかったことも解り助かります。
    何よりも圭君の負けた試合の後は、結構な喪失感ですので、このブログの皆様の言葉には慰められます。団長様に感謝してます。

    全くの余談ですが、ファイナルまでの圭ロスに、
    先週の日曜日にJS50まつり(日本とシンガポールの交流50周年を祝う)というイベントがオーチャード高島屋の前Ngee Ann City広場であり、午後から行って来ました。忍者V侍対決や、くまモンも来ていて、street Xや、インドネシアのバンドが日本のロックバンドを真似て作ったグループの歌やダンスのパフォーマンスもあり、また夕方からは阿波踊りを見れました。阿波踊り大好きです!
    圭君の故郷の島根県や鳥取県のブースもありました。
    くまモンは震災復興キャンペーンで来ていて、子供たちとハイタッチなどして大いに場を盛り上げていました。こちらは、ただ今、ラーメンの大ブーム、日本の食品のブースの前は人だかり。皆んな興味深々でスマホ片手に写していました。この国は多種多様な民族が暮らしているので、お互いの文化や慣習の違いをすんなりと受け入れている、世界の中でも珍しく民族間のいがみ合いのない国です。アジア諸国の色んなカルチャー交流が盛んであり、29日はインドのDeepavali祭で、インド街ではライトアップ、オーチャードの通りも早くも沢山クリスマスのライトアップがされていてとても華やかです。年にクリスマスと合わせて二度も三度もライトアップが楽しめます(イスラム教街ライトアップ、時期的に終わりましたが、)中国の旧正月のお祭りとチャイナタウンのライトアップなど、極彩色のきらびやかな光と人の数、イベントも盛り沢山です。

    ROMさん、ヘイズ未だに夜になると酷いです。突然の雷雨も凄い!雷と光、ドラム缶の水をひっくり返した様な叫喚音、凄い!の一言です。
    テニスに全然関係ないですが、旅に興味のある方もいるかと思い書きました。
    長々と長文で失礼しました。

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  • まじか・・・チリッチがジョコに勝った!!
    ジョコの調子がいまいちだったのか、それともチリッチが覚醒状態なのか?
    いずれにしても、これでマレーは決勝進出で世界ランク1位獲得です(優勝なら余裕ですが、準優勝でもたぶんわずか5ポイント差でかわすはずです)。どうなるのか・・・。

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  • Cilic強い!でBerdychとTsongaとO2に向けてサイコーに盛り上がるねえ。

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  • チリッチやばい!錦織が負けたのも納得の快進撃!
    上海でサーシャに負けた以来8連勝ですか、唯一勝てそうだったのはミーシャくらいで(ズベレフ兄弟てやっぱすごい)、他は付け入る隙がないとは。
    錦織の4位は無理でしたが、マレーの1位はマジでありそう。
    あとチリッチ、決勝進出でモンフィス抜いて6位でロンドン入りか、錦織と同じ5-6群になるとRRで当たらず済むから結果オーライかも。てかそんな状況になるなんて全く想像出来なかった、、、

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  • ひえー、ストレートで勝ったなんて。

    ジョコビッチの調子が悪かったのですか?
    それとも、スーパーチリッチだったのですか?
    この人に爆発力&安定感が備わったら怖いものなし。

    マレーの1位を期待しないわけではないけど、この際、ベルディヒも頑張って。

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  • @FUMA さん

    チリッチの調子もよかったけど、いつものジョコビッチであれば勝てる相手でした。ジョコはいつもはピンチになるとぐっとギアを上げてサービスの破壊力も増すのに、今日はそういうそぶりは全くなし。チリッチにセカンドを叩きまくられてました。

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     テニスを愛する理系人間。よく理屈っぽいと言われる。  プレースタイルはサーブアンドボレー、というよりサーブ。ストロークは弱い。  2008年2月15日に本ブログを開設。その数日後に錦織圭はあのデルレイビーチ優勝を成し遂げる。  錦織圭の存在を知ったのは2004年。その後2006年全仏ジュニアベスト8で再注目。2007年のプロデビュー(AIGオープン)で錦織の試合を初観戦。その後の活躍を確信し、今に至る。