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禮
ATPツアーのテニスコートのサーフェス、ラケットとストリング、ボール、ホーク・アイなどテクニカルな話題について情報収集します。情報源は、ITF TECHNICALサイトなどです。目的は錦織選手にとって最適な環境を勝手に探る(笑)ことです。
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禮
以下、フォーラム・スレッド「目指せ全仏・第4シード以内(part2,北米編)」からの、サーフェスとボールのトッピックスの引越しです。
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関係者さま、
また備忘録にこのフォーラムを使ってすみませんが、本スレッドはどんどん流れていくので、サーフェスとボールについての調査結果をまた使うこともあるかと思いますので、ペーストしておきます。IWの高地問題について時間あればまた調べてみます。
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禮
2017/03/07 1:24am
返信 引用
自分の勉強のために、ハードのサーフェスとボールを調べてみました。ITFサイトのコートカテゴリーとボールカテゴリーを参考にすると、全豪オープン Plexipave (cat.3 medium) Wilson Australian Open Ball (Type 2)
インディアン・ウェルズ Plexipave (cat.3 medium) Penn/ATP (Type 2)
マイアミ・オープン Laykold Cushion Plus (cat.3 medium) Penn/ATP( Type 2)
トロント2016 Deco Turf (cat.3 medium) Penn ATP Tournament Select (Type 2)
モレアル2015 Deco Turf (cat.3 medium) Penn ATP Tournament Select Extra Duty (Type 2)
全米オープン2016 Deco Turf II (cat.2 medium-slow) Wilson Extra Duty (Type 2)今年のAOの Rod Laver Arenaは昔に戻ったという話があったので、Plexicushion Prestigeだったのでしょうか?IWもAOと同じくPlexipaveですね。
Pennのボールですが、2015年にフェデラーとナダルが確かに(石のように、笑)重いと批判してますね。
以上たぶんどこか間違えているかと思うのですが、調査結果です。錦織選手が得意なのは、やっぱりマイアミ、カナダ、USオープンでしょうか?
禮
2017/03/07 6:55am
返信 引用
自己レスですが、ついでにハードコートについて全部調べると(間違えてるかもしれませんが)以下のようです。全豪オープン Plexipave (cat.3 medium) Wilson Australian Open Ball (Type 2)
1.インディアン・ウェルズ Plexipave (cat.3 medium) Penn/ATP (Type 2)
2.マイアミ・オープン Laykold Cushion Plus (cat.3 medium) Penn/ATP( Type 2)
6.トロント2016 Deco Turf (cat.3 medium) Penn ATP Tournament Select (Type 2)
モレアル2015 Deco Turf (cat.3 medium) Penn ATP Tournament Select Extra Duty (Type 2)
7.シンシナティ2016 Deco Turf II (cat.3 medium) Penn ATP
全米オープン2016 Deco Turf II (cat.2 medium-slow) Wilson Extra Duty (Type 2)
東京2016 Deco Turf (cat.3 medium?) Srixon made by Dunlop (Type 2?)
8.上海2016 Deco Turf ? (cat.3 medium?) Srixon (Type 2?)
9.パリ2016 Acrylic on Wood Indoor HEAD ATP (Type 2)
10.フィナル2016 Acrylic on Wood Indoor HEAD ATP (Type 2)コートの速さは(たぶん皆さんよくご存知かもしれませんが)、ITF Court Pace Rating (CPR)というのがあります。これは温度補正がしてまります。同様な指標として Court Pace Index (CPI)というのがあって、CPI=100(1-μ)+150(0.81-e)、(μ は摩擦係数、e は反発係数)です。既出なのかもしれませんが(新参者なので知りません、スミマセン)、こちらに2015−2016年のMS&ファイナルのCPIのたいへん面白い図があります。これをみると、IW、マイアミ、ロンドンはmedium-slow、トロントとシンシナティはほとんど同じmedium、上海は高速medium-fast、クレーのモンテカルロ、マドリード、ローマおよびインドアのパリはslowです。
経験法則的に錦織選手のサーフェスの相性は知っていますが、CPR/CPIおよびボールと錦織選手の相性(勝率)について研究するのは面白いテーマ(フォーラム・トピック)かもしれません。(未完に終わるかもしれない、弱気)ディープ・ラーニング計画のインプットにも必要な情報です。
2017/03/10 0:53:16 #43727 返信
禮
バスケ好きさん、みなさま、もちろんサーフェスやボールの感触は(特に錦織)選手に依るので、我々が伺い知らないことです。しかしITFのサイトには、ボールやコートの記述的なことが書いてあり、こちらにはまとめのPDFファイルがあります。
団長が主スレッドでコメントされていた「IWの高地問題」ですが、まさかPennが1,219 m以上の高地で使われるべき Penn High Altitudeボールを使っていたとは思いません。Pennのボールについては2015年にナダルが日夜でボールの大きさが違ったり石のように重いと批判していますが、フェデラーや錦織も同じことを言っています。PennはHEADグループのせいか、ジョコビッチは批判してませんが。ミロッチは何の問題もないと言っていたようですが。昨年2016年のボールの状況の情報を探しているのですが見つかりません。しかしPennは先年のマイアミでマレーの試合に女子用のWTAボールを出してるし。。。
なにはともあれ、サーフェスとボールの技術的なデータを集めて、たとへば温度、湿度、気圧によるバウンスなどの違いを数字で調べることは可能なはずです。問題はPennのサイトやIWのサイトに行っても技術的なデータがないことなのですが。みなさまサーフェスとボールの技術的なデータの良いサイトを見つけられましたら教えてください。
2017/03/10 7:41:28 #43740 返信
ROM
難しすぎます。探してみましたが、ほぼどれも学術論文の域です。役に立つかわかりませんが、ご参考までに一例を貼っておきます。
http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.693.8199&rep=rep1&type=pdf2017/03/10 8:36:26 #43751 返信
禮
ROMさま、論文情報、たいへんありがとうございます。難しいことにチャレンジしないと進歩がないので、読んでみます。選手のフィーリングで済ますとよくわからないので、なんとか数字で議論することにチャレンジしたいと思います。2017/03/10 8:50:58 #43752 返信
ROM
ちなみに検索ワードは
tennis court surfaces ball data
です。2017/03/09 20:39:00 #43705 返信
NORICHAN
禮さま、トピ違いかもしれませんが情報まで。
「錦鯉を」のトピで昨年11月頃、選手のレジェンドコーチを調べた際、サンチェス兄妹の長兄ハビエル・サンチェス・ビカリオ氏がコート制作会社を経営していることがわかり、どこかのハードをその会社が張り替えたという記事を芋づる式に見つけ、スレッドでご紹介したことを思い出しました。
デコターフではなかったと記憶していますし、11月頃にEUの会社が張るなら、恐らくパリかロンドンではないかと。ちょうどスペイン語圏のお話なので、禮さまなら記事等を即ヒットされるのでは、と思いまして(笑) 他力本願で申し訳ありませんm(__)m2017/03/10 8:21:27 #43749 返信
NORICHAN
そうだ! グリーンセット社! 今になって思い出した(苦笑)
禮さま、有難うございますm(__)mATP関連の契約はほとんどが5年契約なので、パリは2020までグリーンセット社製で、ロンドンは3年契約で満期、2018まで同社製ですね。ファイナル開催場所、2019以降もEU内ならば同社が張るのでしょうね。
錦織選手が得意な高速ハードって、CPIは30~35のslow-mediumですね。上海は高速すぎるしパリは低速すぎる。ただパリはEU系選手、いえクレーコーターに有利なよう(笑)クレーに近づけているのかなと。IWとは気候も環境も違いますし。なので錦織選手、パリがグリーンセット社製である限り適応できるのでは?2017/03/10 5:22:48 #43733 返信
禮
NORICHANさま、情報ありがとうございました。たいへん役に立ちました。調べましたが、Javier Sánchez Vicario氏が会長のコート製作会社は「GreenSet」ですね。トーナメントリストをみると、確かに2016年はパリMS、ロンドン・ファイナル、リオ・オリンピックなどのコートを作っています。会社のサイトは英語とスペイン語です。
2015−2016のCPIは、パリ29.9(slow), ロンドン34.0(slow-medium)となってます。ATPのためのGreenSet社のサーフェスはGreenSet Proだと思いますが、カテゴリー5(fast)となっています。パリとロンドンで使われてるのは違うサーフェスなのかなあ。
とりあへず。
2017/03/10 1:00:22 #43728 返信
禮
NORICHANさま、情報ありがとうございます。いろいろ調べてるのですが、肝心な情報がなかなか見つからず苦労しています。ご教示のキーワードで調べてみます。2017/03/09 19:37:43 #43696 返信
バスケ好き
禮 さん。
また数字に表すのが難しい要素をお考えですね。感服します。
サーフェスとボールについては選手の感覚が大きなウエートをしめるのでしょうかね?
ぜひ皆さんにお話し伺いたいです。
ちなみにバスケの場合、ボールはかなりシュートタッチ、ハンドリングに影響しますので、
たぶんテニスはより大きく影響するのかな~と想像しております。
ただ、これは選手によって感じ方に差があるのかな?
私はバスケの経験ですが、ボールが変わるのはかなり嫌でした。禮クレーについては、「錦鯉🐉養殖しましょうⅡ🐣」で議論されていますが、ハード&芝&クレーまとめて議論したいので、よろしければこちらでも議論をお願いします。
下団2002年に全英は遅く、全仏は速く、のコート改革が始まりました。
クレーコーターへ全英、芝コートのツアー大会への参戦を促し、高速コートが得意サーフェイス選手に春のクレーコートシーズンへの参戦、注力を促すものだったと思いますm(__)m
それからツアーへの参戦義務も厳しくなっていきまして、上位ランカーになる、ビッグタイトルを掴むためには、シーズン通しての活躍が必須となってきました。
トップ選手の参戦が増えたことで、多くのスポンサーが集まり、賞金額が一気に増えましたが、個性的な選手のビッグタイトルの獲得が少なくなってしまいました。
フェデラー選手、ナダル選手の生涯GSの達成はともかく、ジョコビッチ選手の生涯GS達成やマレー選手の全GSでの決勝進出は、両選手のプレースタイルからして、2001年以前では考えられないことだったでしょう。
もちろんですが、2001年以前の状況下でしたら、それに応じてのプレースタイルに進化していた可能性もありますm(__)m
フェデラー選手の台頭からBIG4時代にかけてのBIGタイトルのほぼ独占状態は稀な事態です。
以前の「150位以内の選手なら、一年でトップ10入りの可能性がある。」と言われた、群雄割拠の面白い時代への回帰が起きてほしいですね~m(__)mNORICHANグラスは確か、サーブ&ボレーのプレイ・スタイルだと展開が早過ぎて面白くない、ラリーが続かないという理由でしたよね。実際プレイの主流もサーブ&ボレーでしたし。
逆にクレーは、ラリーが長すぎてなかなか決着がつかず、試合時間も長くなる一方。何とか日没サスペンドも減らしたい等の理由でしたよね。
今、ジョコビッチ選手の出現で、プレイ・スタイルは打ち合いが主流ですし、錦織選手がクレーで速い展開を繰り広げ出した。流行りって廃るものでもありますから、今後の動向によってもコート改革はあるかも知れませんね。すぅーアゲ~♪
下団コートの改革、用具の発達でコートの後ろに下がっても、錦織選手のような革命者の出現がきっかで、また前へ前へと進化していきますね~
錦織選手は正しい取り組みをしていると思いますm(__)m禮NORICHAN禮さま、CPIデータ有難うございます(^_^)/
ホントですね、クレーなハード。こうなると、余計にブエノス→リオ→IWの流れは正解な気がします、ただ南米は2018中にハードに切り替わるようですので、IW使用のハードでお願いしたいなと。リオはリオ五輪会場で開催の方向。リオ五輪会場のCPI探してみます。おばっちお邪魔します。
以前、本スレでも書いたのですが、IWをGAORAで見ていたときに、そのCPIデータとともに、試合日毎のCPIが一瞬でたのですが、それによると、日毎にかなり違いが逢って、驚きました。確か25~29ぐらい・・・。それって、気象条件なのでしょうか?それとも、整備の仕方で変わるとか?
すみません、ど素人なので、ずっと気になってます。
マイアミは速いと思っていたのですが、西岡トンプソン戦を見た限りではあまり変わらないような・・・。でも、他の試合では、フラットやスライスやボレーが、決まる率がちょっと高いかな、と思えたり、実際にはどうなのでしょう?禮主スレッドに貼った錦織選手のラケットのガットについて。Luxilon Tennisでツイートされていて、確かにメイン(Wilson-Natural)、クロス(Luxilon-4G)です。テンションはそれぞれメイン46ポンド、クロス44ポンド。錦織選手、試合中にテンションの再調整をよくリクエストしますね。
禮おばっちさま、CPIデータの起源については情報収集中です。実は浮気して(?)某フォーラムに質問を投げてみました、が質問がマニアックすぎるのか返事がありません。もうちょっと待ってみます。
IWとマイアミのコートとボールは以下のとおりのはずです。
IW Plexipave (cat.3 medium) Penn/ATP (Type 2)
Miami Laykold Cushion Plus (cat.3 medium) Penn/ATP( Type 2)以前書いたように、ITFのテクニカル・ブックレットの27ページの公式が、Court Pace Rating (CPR)です。これは温度をパラメーターとして含んでいます。これらの係数の値が分かれば、自分たちで計算できるのですが。29ページの図が、摩擦係数(coefficient of friction)と反発係数(coefficient of restitution)の図です。あとボールのRelative Percentage Rebound (RPR) という値も30ページで議論されています。
こちらが観ているTVではCPIがレポートされないので出来ないのですが、もしお時間があれば、毎日の試合の気温、湿度、試合時間、CPI等を記録されておくと、今日の試合はちょっとサーフェスが早くてボールも飛ぶはずだ、とか分かって面白いかと思います。
NORICHANスレッドでの禮さまのリクエスト?にお応えして、Wilson Webのストリング・テンションの記事を貼っておきます。
http://www.tennisclassic.jp/special/wilsonwebmagazine/products/strg_1703/index.htmlおばっちさま、CPIですが大会開催中は張り替えず変わらないと思います。ただボールが…。
IWは砂漠地帯なので、変化は昼夜の温度差だけ。ところがマイアミは海辺のリゾート、そこに湿度の変化が加わり、更に多雨地域なので水分を吸収します。足元は変わらないのに、時間帯や天候によってボールの感触が変化する、私が素人目で考えても難しそうなのに、何で錦織選手はこちらの方が得意なのでしょう(笑) やはり居住して気候に慣れているからでしょうね。おばっち禮さま、NORICHANさま、お返事ありがとうございます。
ですよねぇ~、夜中にこっそり、自分が得意な速さになるようにサーフェイスに小細工している選手がいたら怖い!!!
やはり、気象条件ですよね^^
ボール、サーフェイスがほぼ同じなら、湿度が高い分摩擦係数が上がって遅くなるはず。
実際、かなり拾えてますね。
ただ、ボール自体の飛びが悪くなるので、さほど跳ねない?
あ~ん、もっと物理を勉強しておくべきでした。
でも、速度と試合時間の関係はアリですよね、意識してみます。
縺れる試合が増えだしたら雨予報! 昨日は的中でした~^^
シュワルツマン君によっしー、ダビデチームの先頭に立つ二人が勝ち上がってますし、IW並みの我慢大会になるかもしれません。
実際、昨日の青田君たち・・・は、あっちゃで^^禮浮気して(?)海外有名フォーラムにマイアミのCPIについて質問を投げたら、一つ答えが返ってきて、「CPIデータはHEシステム(何?)の裏方から出ている。計算方法が入手できるとは思わないが、バウンスとコンタクト後のスピードロスから計算されているに違いない。Tennis Abstractは彼らのモデルでいい仕事をしたが、エースの数でCPIが計算されているわけではない。マイアミのCPIを知りたかったら、(Tennis TV または Tennis Channel での)リリースを待たないといけない。CPIは2016年のパリ以来のM1000/WTFで公開されているが、それが続くことを期待したい。」とのことです。
Tennis Abstractサイトのエースの数によるサーフェスの評価というのは、小生も気が付いてましたがこちらだと思います。
禮ちなみにそのスレッドというのはこちらです。答えが返ってきて、スレッドの順番が上がったので、他の人も気がついてもう少し答えが返ってこないかと期待しています。
禮マイアミのCourt Pace Index (CPI)が、Tennis TVのツイッターに出たので記録のために貼っておきます。2014年以降だんだん速くなっていて、今年はCPI=33.8 (昨年は33.1、いずれもmedium-slow)。ちなみにIWは今年がCPI=27.3 (slow)、 昨年はCPI=30.0 (medium-slow)。マイアミ、IWほどではないけど結構遅く感じてたのでちょっと意外です。
NORICHAN禮さま!
行動力がスゴおます♪ やはりマイアミはミディアム・レアならぬスロウですよね。印象的には私も昨年より遅いかなと感じていました。
ただそれは錦織選手の対戦相手が、回復途中でビッグ・サーブをそんなに繰り出せないアンダーソン選手だったり、クレコなベルダスコ選手だったりだからかも、と。
でもこれで、最も得意なさじ加減だとわかりました。逆に錦織選手、言い訳はできないよ~♪禮マイアミの今年のコート別のCPIデータが出ていたので、記録のために貼っておきます。Stadium 33.5, Grandstand 28.5, Court 1 30.3, Court 2 34.5なのだそうです。AOのときみたいに、コートによってだいぶ違うんですね。Stadiumの値が上の値と少し違っていて、0.3下がってますが、やっぱり毎日測定してるのかなあ?
禮クレーコートについては「錦鯉🐉養殖しましょうⅡ🐣」でコメントされていますが、RGの「Terre battue」について記事が配信されています。
ことの始まりは、1880年にカンヌのRenshaw兄弟が、芝コートの熱を和らげるために、クレーパウダーを撒いたのが最初なのだとか。それ以来、技術は進歩したがコンセプトは同じで、RGの場合、コートは厚さ80cmで5層から成り、
1.レンガを砕いた赤土 : 1−2 mm
2.石灰岩を砕いた砂 : 6−7 cm
3.火山岩または石炭の残基 : 7−8 cm
4.砂利 : 30 cm 以上
5.ドレーン(大きめの細れ石)Philippe-Charrierに撒かれる赤土は1.5トン、8人が責任者でRG開催中は100人が働いているとあります。ビデオとかもあるのでどーぞ。バルセロナ、マドリッド、ローマと比較しないといけないですね。
禮今週米国のCharlestonで行なわれている、WTA ボルボ・オープンは、グリーン・クレー(rubicoとも呼ばれる)でブランド名はHar-Truで、レンガを砕いたレッド・クレー(小生にはオレンジ色に見えますが)ではなく、玄武岩を砕いたグリーン・クレー(小生には限りなく灰色に近い緑色に見えます)です。ヨーロッパではみかけず、アメリカ東部と南部に大いコートみたいですね。グリーン・クレーのほうが、レッド・クレーよりも少し速いようです。
禮Har-Truのサイトの情報によると、チャールストンのグリーン・コートのサーフェス(first-dry,
雨が降っても早く乾く)は、バージニア州ブルーリッジ山脈(Blue Ridge Mountains、昔ジョン・デンバーが歌ったTake Me Home, Country Roadsの冒頭に出てくる!)産の先カンブリア時代(5億4,200万年前以前!)の変玄武岩を砕いたものなのだそうです。サーフェス温度は、ハード・コートよりも10−15℉低いとありますね。禮おばっちさま、ご返事するのを忘れてましたが、このサイトのサイト内検索で「テニスの物理」で検索すると、団長さまが書かれた過去記事が見つかります。こういった記事は勉強になるし、テニスを観戦する楽しみが増えるので、是非また取り上げたいですよね。できれば自分たちで勉強・研究して。
NORICHAN禮さま、テニスと無関係ですが。
私は「Blue Ridge Mountains」と聞くとオリビア・ニュートン・ジョンです(笑) これってJ・デンバーのカバーだったんですね(^_^)/禮NORICHANさまとは、好きな歌の年代が10年以内で一致するようですね(笑)。まだ少年だった頃聞いたジョン・デンバーやオリビア・ニュートン=ジョンの透き通るような歌声、よかったです。小生はその後プログレッシブ&ハードロックとクラッシックに走ったので聞かなくなりましたが(笑)。アメリカと言えば、ホアキン・フェニックス主演の映画「Walk the Line」の印象深い冒頭(刑務所慰問のライブ)で出てくる、ジョニー・キャッシュのカントリーソング「I Walk the Line」とかもいいですよね。嗚呼、古き良きアメリカはいったいどこに、ですね。またテニスに関係ない話でスミマセン。
禮ホーク・アイが時々話題になるので、以前書いた記事を以下に再掲しておきます。
ホーク・アイに関する役に立つ記事がありましたら、このスレッドで教えてください。ホーク・アイの解説記事
【サマータイムにご注意】2017インディアンウェルズ2回戦 vs. エバンス プレビュー
禮
2017/03/13 12:39am
返信 引用
フォーラム「テニスコート🏟ラケット🏓とボール🎾」で議論すればよいのですが、昨日のワウリンカの試合でもあった”ラッキー・マッチポイント”微妙なホークアイ判定。そもそもホークアイの精度は3.6 mm(精度5mm以下という条件を満たして導入されたはず、最近では向上してるかも)で、これはテニスボール(67mm)の直径の5%で、3.6mmというのはボールの綿毛に相当とされています。しかし、ボールは、着地、スライド、バウンスと辿るので(なので映像で出てくる灰色のボール跡は楕円形)、誤差3.6 mmがボールの進行方向と手前とで同じなのか、それをどこまで補正しているのか疑問が残ります。いずれにせよ、このワウリンカのケースのような、ベースラインやサイドライン幅(センターサービスラインだと2 inches (5 cm))の1mm程度以下(つまり精度3.6mm以下)を議論することは全く意味がなくて、ただ単にサイコロを振って確立1/2でインかアウトを議論してるようなもの、だと思うのですが。まあ白黒つけないと試合が進まないので、「スミマセン分かりません」で再プレーはないと思いますが(笑)。試合に関係ない話ですみませんが、試合観戦の参考まで。フェデラーは導入に反対だったはずです。NORICHAN禮さま、ホークアイ関連記事とりまとめ掲載有難うございます(^_^)/
懐疑的であれ何であれ、クレーに導入するか否かは最大の関心事の一つなので、今一度じっくり復讐させて頂きます。
ただ最後の最後は、莫大な設置費用の工面状況に左右されるのではないか、と思っています(苦笑)
ローマが噂通りミラノに移転するのであれば、ミラノの会場を最初からホークアイ対応にできるというテはありますね。U21のミラノは100%室内ハード(多分)ですから同一会場は有り得ないですし。NORICHAN失礼致しました!
正:じっくり復習
誤:じっくり復讐
怖い怖い(>_<) 禮さまにリベンジなんて全く考えてませんです、ハイm(__)m禮いや〜、そんなにイジメたかな〜と反省しかけてました(笑)。
すぅーふくしゅう → 変換で、最初に「復讐」が出てきたことにガクブル(@_@)復讐って単語を使った履歴あり!?(笑)
NORICHANふ、復讐を? ぜんっぜん身に覚えがないんですぅー(>_<)
バスケ好き禮 さん。
わざわざ、まとめていただきありがとうございます。
現在は2.6mmまで精度があがっているみたいですが、どちらにしても丁半ですよね。
でもそれでもクレーでの導入、してもいいかなと思っています。
クレーではあとがつくので選手が一番わかっていると思っています。
(相手コートの場合は問題ですが)
すくなくとも今回のような件はなくなるかと。
クレーではセッティングの問題があるようですが。禮錦織選手は昨年まで最速200km/hの1stサービスを打っていたと思うのですが、気のせいか最近スピードが落ちてるような気がしていました。サービス速度の記録は、GSのIBM SlamTrackしか残っていないかと思うのですが、昨年からのGSの記録を調べてみました。USOとWBはマイルをkm換算しないといけない(ボタンが動かない!)し、RGは記録が残ってないし、2年前の記録もないようですが、以下2016年WB、USO、2017年AO各試合のまとめです。テーブルにならないので見えにくくてすみません。リタイアした2016年WBのチリッチ戦のデータは平均の計算から除いてあります。
Avr. 1st Avr. 2nd Total Fast 1st Fast 2nd Total
2017 AO R1 A. Kuznetsov 172 138 159 193 160 193
R2 J. Chardy 168 136 158 192 154 192
R3 L. Lacko 173 138 160 195 159 195
R4 R. Federer 170 135 158 191 152 191
2016 USO R1 B. Becker 175 137 159 196 154 196
R2 K. Khachanov 175 143 162 198 161 198
R3 N. Mahut 172 140 155 195 163 195
R4 I. Karlovic 171 143 159 195 163 195
QF A. Murray 179 142 164 200 154 200
SF S. Wawrinka 172 138 159 196 156 196
2016 WB R1 S. Groth 171 143 162 195 161 195
R2 J. Benneteau 180 150 167 196 163 196
R3 An. Kuznetsov 172 143 164 192 163 192
R16 M. Cilic 154 135 151 166 138 166 2nd set retired このデータ除く
Avr. 173 140 160 195 159 195各GSでコートもボールも他のコンディションも違うので一概に比べられないかと思いますが、
1)1st平均速度173km/h、2nd平均速度140km/h。全体平均160km/h。
速度はほぼ変わらないが、2017年に入って1stも2ndも数km/hほど遅くなっているか。
2)1st最速195km/h、 2nd最速159km/h。
1stの最速が2017年に入って数km/hほど遅くなっているか。結局最近サービスの速度が大きく落ちたということはないようですが、以前に比べて2ndをシバかれるのは減っていると思うし、サービスは向上していると思います。
禮主スレッドに書いたマドリード観戦のコメントの備忘録です。
CPI ボール
バルセロナ ? DUNLOP FORT CLAY COURT
マドリード 22.5(SLOW) DUNLOP FORT CLAY COURT
ローマ 24.0(SLOW) DUNLOP FORT CLAY COURT
ローラン・ギャロス ? BABOLAT FRENCH OPEN※ Court Pace Index (CPI) 、CPI=100(1-μ)+150(0.81-e)、(μ は摩擦係数、e は反発係数)
※ CPIは2017年3月のTENNIS TVの情報に依る。2017年のクレーコートのアップデートないのかな。
※ マドリードは高地(海抜667m)なのでボールは飛びます。禮すみません、CPIのリンクが切れてましたが、このフォーラムの下のコメントにあるように2017年3月のTENNIS TVの情報はこちらです。
禮グラウンドストロークの平均速度はどこかにデータがあるかと思いますが、たとへばNYTの記事があります。記事の日付からすると2016年のAOのデータかと思いますが、記事のテーブルによるとフォアハンドの平均速度が最も速かったのは、ベルディヒとキーズ(女子選手!)で78.9m/h(127km/h)、最速はナダル111.4m/h(179km/h)。錦織選手は平均速度で堂々の6位でした。
今日の2017年のマドリードの決勝で、スタッツにグラウンドストロークの平均速度(フォア+バック??)が出ていたのですが、ナダル114km/h、ティーム126km/hとのことでした。ハードとクレーは同じように比べられないと思いますが、ティームの平均速度はAOの最速記録とほぼ同じです。
禮NYTの記事ですが、よく読むとAO2012-2016のホークアイを使った測定で、錦織選手のストロークのスピードは、フォアハンドが123km/hで男子選手で5位、バックハンドは115km/hでなんと男子選手で1位でした(でも上に女子選手が二人!)。
2017年ローマのR2まで観ることができた試合のグラウンドストロークの速度をモニターしていたのですが、まとめると以下のとおりです。
ローマ
フォニーニ 121km/h R2 2セット
ディミトロフ 120km/h R1 3セット
ティーム 120km/h R2 2セット
デルポトロ 119km/h R2 2セット
クエバス 119km/h R2 2セット
ラオニッチ 118km/h R2 2セット
錦織 117km/h R2 2セット
ワウリンカ 117km/h R2 3セット
エドムンド 116km/h R2 2セット
デルポトロ 115km/h R1 3セット
マレー 114km/h R2 2セット
ペール 114km/h R2 3セット
フェレール 112km/h R2 2セット
ストルフ 112km/h R2 2セット
クエリー 109km/h R2 2セット
ハース 97km/h R2 2セット参考値として先週の
マドリード
ナダル 114km/h F 2セット
ティーム 126km/h F 2セットもっとモニターする必要がありますが、同じクレーで同じDUNLOPボールですが、標高が高くボールが飛ぶと言われるマドリードに比べて低地でボールが重いと言われるローマ、ティームだけ比べると平均速度で6km/h落ちています。
禮ローマのグラウンドストロークの平均速度ですが、観ることができた試合のまとめは以下です(なので完璧なリストでないです)。なお長いリストを避ける為同一選手は最速だけ書いています。
2017年ローマ 平均グラウンドストローク速度
A.ズヴェレフ 124km/h F 2セット
ティーム 124km/h QF 2セット
ナダル 122km/h R3 2セット
ソック 122km/h R3 2セット
フォニーニ 121km/h R2 2セット
ディミトロフ 120km/h R1 3セット
デルポトロ 119km/h R2 2セット
クエリー 119km/h R3 3セット
クエバス 119km/h R2 2セット
ジョコビッチ 118km/h R3 2セット
ラオニッチ 118km/h R2 2セット
錦織 117km/h R2 2セット
ワウリンカ 117km/h R2 3セット
エドムンド 116km/h R2 2セット
マレー 114km/h R2 2セット
ペール 114km/h R2 3セット
フェレール 112km/h R2 2セット
アグート 112km/h R3 2セット
ストルフ 112km/h R2 2セット
イズナー 108km/h SF 3セット
ハース 97km/h R2 2セット参考
2017年マドリード 平均グラウンドストローク速度ナダル 114km/h F 2セット
ティーム 126km/h F 2セット%ーーー
なので最速ストロークは、見たとおりA.ズヴェレフとティームでした。サンプルがないので確信は持てませんが、ティーム&ナダルを見る限り、高地のマドリードとは意外に差がないのでしょうか。ローマでは二人とも最速160km/hのウイナーを打っています。
A.ズヴェレフvsジョコビッチ戦のストロークに関するCraig O’Shannessy氏による優れた記事がATPのBrain Gameに書かれています。サービスやFHのストロークが強調されるけれども、ジョコの良さを消したBHのショットが鍵だったという考察です。A.ズヴェレフのバックハンドはびっくりするほどシンプルで、バックスイングの早い段階でラケットヘッドを手首よりも上の位置に持って行き、それから素早くラケットを回転させて非常なパワーを生み出すクリーンな円運動のボールコンタクトへ持って行くいくと。あと決勝でのA.ズヴェレフの平均グラウンドストローク速度は、FH125km/h、BH123km/hと差がなかった。トップ10プレーヤーでは、普通約13km/hの差があるそうです。先に紹介したNYTの記事では、AOの平均速度では錦織選手は、FH124km/h(最速164km/h)、BH115km/h(最速148km/h)で差は8.5km/hで小さいほうだと思います。
以下、主スレッドに書いたサービス&リターンのスタッツのコメントを貼り付けておきます
%ーーー
ズヴェレフ選手ですが、プレスコンフェランスで昨年オフに第2サービスを練習したと言っていたので数字を調べてみました。ズヴェレフのサービスは良いイメージがありましたが、ローマの5試合(トリオツキ、フォニーニ、ラオニッチ、イズナー、ジョコビッチ)のサービス&リターンを昨年(全コート)の平均と、全選手のベストと比較すると、以下になります。
ローマ(昨年平均) ベスト選手 オールコート クレー
第1サービス率 69%(61%) 70%(イズナー) 74%(ベルダスコ)
第1サービスポイント率 81%(72%) 83%(カルロビッチ) 82%(カルロビッチ)
第2サービスポイント率 64%(52%) 59%(ナダル) 63%(キリオス)
第1サービスリターンポイント率 30%(30%) 35%(ナダル) 45%(デルポトロ)
第2サービスリターンポイント率 59%(51%) 58%(ジョコビッチ) 62%(デルポトロ)なので5試合のサンプリングですが、サービスポイント率は昨年平均(全コート)に比べて10%位向上(確かに第2サービスが良くなっている)、ほぼ全ての数字でサービスもリターン(ビッグサーバー相手に)も全選手のベストに近かったことが分かります。これに加えてストロークも安定していたと思います。ティームはナダルの次のクレー王というイメージがありますが、ズヴェレフは全コートで強そうですね。数字が多くて失礼しました。
禮RG前哨戦のジュネーヴとリヨンのボールは、RGと同じBabolat Roland Garrosです。リヨンの赤土はRGと同じSupersol製のようです。
NORICHAN今頃になって申し訳ありませんm(__)m クレーCPIデータ有難うございます(^_^)/
MSが公開している以上、GSのRGも公開しているはずと思って必死のパッチで探したのですが、今日現在までRGは全然見つかりません(>_<) もしや例の赤土ブレンド比率、それがバレるのかな?
それとボール、ATPツアーもCHもFUも含め、スペイン国内はみなDUNLOPで統一されているのかな? スペインのテニス連盟とDUNLOPの蜜月関係の香りが、そこはかとなく漂います(笑)
と色々ギモン、というか興味が湧いてきますね~。禮RGのCPIというかGSのCPIデータなかなか見つかりませんね。ちなみに以前紹介したかと思いますが、TennisAbstractにはSurface speedのカテゴリーがあって、エースの数やラリーの回数で評価しています。RGがGSで最も遅いのは確かだと思いますが、エースの数で評価してもそうです。リヨンのATP250のベルディヒvsシモンの試合観ましたが、コートはジュネーヴに比べてかなり遅く見えました。リヨンの土とボールはRGと同じはずなので、RGも同様に遅いかと思います。なのでイズナー、カルロビッチ大先生やアンダーソンみたいなビッグサーバー有利というわけではないかと思います。
禮グラスコートシーズン開幕です。主なトーナメントのボールとサーフェスを調べると以下のようです。
ハレ Dunlop Slazenger 100% Ryegrass
ロンドン Dunlop Slazenger Ryegrass
ウインブルドン Dunlop Slazenger 100% Perennial Ryegrassペレニアル・ライグラス(細麦)はスローで高く跳ねるようです。ウインブルドンの芝は、2017年は3−4月の天候が不順で生育が悪いようです。ハレのメイン・コートも日当たりが悪く、他のコートに比べて生育不良という話もあるようです。
禮主スレッドのコメントですが、記録のためにこちらコピーしておきます。
グラスについては、WBのサイトに書いてあって、
1)今日のプレーと芝の保持のためには1995年以来高さ8mmにカットするのが最適。毎日カットする。
2)2001年以来100%ペレニアル・ライグラス(それ以前は70%ライ+30%Creeping Red Fescue(オオウシノケグサ ))。毎年9トンの種を使う。
3)ボールは寒い日には重く遅いが、暖かく乾燥した日には軽く速い。ボールのスペックは1995年以来大きく変わっていない。
4)ボールの跳ねは主に土によって決まり、芝ではない。
5)芝の磨耗具合、サーフェスのハードさ、ボールの反跳は毎日計測される。
6)コートの建設は15ヶ月かかり、種まきは前年の4月。
(コートの構造や整備についてはアルジャジーラの記事も参照)グラスは100%Perennial Ryegrass Seedのはずで、種類を変えたとの記事はすぐには見つかりませんでした。2008年頃にWBで何か変わったかはいろいろ噂があったようですが、確かな情報はすぐに見つかりませんでした。が、(他のGSに合わせるため?)WBが2001年以降次第に遅くなってボールが反跳するようになったのは確かだと思います。
テニス・アブストラクトにある記事「The Grass is Slowing」の男子決勝戦のラリー数平均値の図を見ると、WBではペレニアル・ライグラス100%になった2001(2002)年以降、それ以前の平均2ストローク(!)から他のGSより少し少ない3−4ストロークまで上がってきています。明らかにグラス変更の影響かと思われます。テニス・アブストラクトには補正したエースの数によるサーフェス・スピードの評価もありますが、2016年のデータで、AO12.3%、RG7.6%、WB11.8%、USO8.9%であり、WBは速いと言われるがAOほどではないです(WBのエース率は東京の11.5%とほぼ同じ、Halle12.2%、クイーンズ14.3%)。
禮春から半年経って、またハードコートシーズンがやってきましたが、主な北米大会のサーフェスとボールは以下です。ワシントンのコートとボールですが、サーフェスはSportMaster(Acrylic/Polyurethane)、ボールはPennみたいです。ただし、SportMasterにはすべてのカテゴリー1(Slow)から5(Fast)まであるので、ワシントンがどれか分かりません。カテゴリー3(Medium)くらいか?ボールはUSOだけWilsonで、他はPennです。MS1000のCPIデータはありますが、ワシントンとUSOは不明です。
インディアン・ウェルズ Plexipave (cat.3 medium) Penn/ATP (Type 2)
マイアミ・オープン Laykold Cushion Plus (cat.3 medium) Penn/ATP( Type 2)
ワシントン SportMaster Sport Surface Penn ATP XD Tournament Select
トロント2016 Deco Turf (cat.3 medium) Penn ATP Tournament Select (Type 2)
モレアル2017 Deco Turf (cat.3 medium) Penn ATP Tournament Select Extra Duty (Type 2)
シンシナティ Deco Turf II (cat.2 medium-slow) Penn ATP Extra Duty
全米オープン2016 Deco Turf II (cat.2 medium-slow) Wilson Extra Duty (Type 2)禮MCまでの2016/2017CPIデータです(どこで見つけたか忘れてしまいました、スミマセン)。
禮主ブログでNORICHANさまに教えていただいたCPIデータのまとめです。
ツイッターの下に他の人がリンクしたTV画面コピーだと(ソース不明)、以下になりますね。この前ご紹介したTennis Abstractのエース率によるサーフェス評価と10%以内で合っていることが分かります。
TV画面CPI Tennis Abstract (2016 data)
ワシントン 41 1.24 Medium-fast
スタジアム 41.4 Medium-fast
グランドスタンド1 46.7 Fast
グランドスタンド2 36.8 Medium
AO 42 1.25 Medium-fast
WB 37 1.06 Medium
USO 32.5 0.91 Medium-slowなので、データが本当だとしたら、ワシントンは無茶苦茶速かった(ソックの言い分もわかる)、特にグランドスタンド1のFastって見たことなく、超高速の上海44.1をはるかに上回わってます。ワシントンのスタジアムコートはAOと同じくらい。この前議論していたウインブルドンは実はだいぶ遅くなっている、というのは本当のようです。USOはかなり遅いです。錦織選手のストライゾーンは、マイアミ、カナダ、シンシナティ)のCPI=35前後だと思います。
フォーラム「テニスコート🏟ラケット🏓とボール🎾」にコメントしましたが、今年のモンテカルロまでのMSのCPIデータがあります(自称NYT寄稿のフリーランスお兄さんが示しているのは古いデータです)。ITFのテクニカルガイドにあるCPR(Court Pace Rating)はコートの摩擦とバウンスを考慮した値ですが、Tennis TVで出てくるCPI(Court Pace Index)はコートスピードだけを反映したものと理解しています。でも、実際にはCPRとCPIは近くて、ITFのCPRの値によるサーフェスの定義(ITFテクニカルブックレット、p34参照)は、次のようになっており、CPIの区分と同じようです。
Slow (0-29)
Medium-slow (30-34)
Medium (35-39)
Medium-fast (40-44)
Fast (45+)NORICHAN禮さま、CPIデータ詳細有難うございます(^_^)/
スレッドでのローゼンバーグ氏の呟きから、きっと紐解いて頂けると超期待していました(笑)
って何ですか、グランド・スタンドの46.7って! 私も見たことがないです! こりゃスケートリンクですね(>_<) そもそも上海にしてもAOにしても、グラスより滑るハードって…。
う~ん、とにかくワシントンはやっぱり自国ビッグ・サーバー、即ちイズナー選手を優勝させようとしたとしか思えません。そのために張り替えたのに、ニューポート、アトランタの2週連続優勝で彼は疲弊でパス、大会側は目論見が見事外れた、というところでしょうか。錦織選手のストライク・ゾーンは、仰る通り35前後ですね。今年のマイアミは33ちょい超えで、彼にとってはちょっと遅め?と感じたかもです。なのでカナダ&シンシ、とっても楽しみです♪
禮今年(2017年)のAOのCPIですが、記録に記しておくと、TV画面コピーによると、
CPI
メインコート ROD LAVER 41.7 Medium-fast
1番コート MARGARET COURT 38.9 Medium
2番コート HISENSE 36.3 Medium
でメインコートはフェデラー仕様で、それまで遅いコートで試合をしていた錦織選手が、フェデラー戦では非常に速いコートとなり苦労した、という話がありました。ATPの棒グラフはメインコートの値で、メインコートとそれ以外のコートでCPIが違うことが多いので注意が必要ですね。禮主ブログでコメントしましたが、今年2017年のCincyのCPI(Court Pace Index)のデータです。
試合の印象どおりセンターコート、かなり遅いみたいです。
2016 CPI=35.1 (Medium)
2017 CPI=33.1 (Medium slow), DAY4 CPI=29.5 (Slow)DAYの数え方が分かりませんが、数え方がATPサイトのDAILY SCHEDULEと同じだとしたら、DAY4は杉田選手が1Rでメインコートでソックと対戦して勝った日です。
NORICHAN禮さま、CPIデータ有難うございます。
スレッドでコメント読ませて頂いてビックリ! 何ですか?ハードで29.5って(笑) クレー並みと仰っていましたが、並みではなくそのものでは(苦笑)杉田選手、バルセロナでも覚醒気味でしたのでクレーも得意範疇かなと思っていたのですが、さすがに今日は疲労度MAXだったのかも知れませんね~。
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